日々のマツエク施術の効率やスピードを上げる!集中力UPトレーニングのススメ

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細かい作業を長時間続けなければいけないのが、アイリストという職業。お客様の大切な目元に触れるので、集中力が求められる仕事でもあります。しかし、長い時間集中力を維持するのは、簡単なことではありません。常に最高のパフォーマンスをするためにも、集中力を上げるようなトレーニングを重ねて、全てのお客様に丁寧な施術ができるよう心がけましょう。

あてはまっていたら要注意!集中力がない人に共通すること

集中力があるかないかは、人とくらべてもなかなか明確になりにくいもの。そこで今回は、集中力がない人に共通するポイントをまとめてみました。当てはまるものが多ければ、集中力アップのトレーニングを重ねて、パフォーマンス向上を目指しましょう。

施術のテンポがどんどん落ちてくる

お客様の施術を行なっている間に、テンポがどんどん落ちてしまうという経験はありませんか?アイリストとして技術レベルを上げるためには、施術のテンポを保つことも、重要なポイントとなります。施術を始めた当初はいいテンポでマツエクをつけることができていても、後半にさしかかってくるとつけるスピードが落ちてしまうという人も、少なくありません。このような悩みには、実は“集中力”が大きく関係しているのです。集中できている間はテンポよく施術できていても、後半のリズムが悪くなってしまうと、トータルの施術時間も伸びてしまうことに。なかなか施術のトータル時間を短縮することができないという人は、自分の集中力に着目してみるのもひとつの方法です。

研修やセミナーの内容が頭に入ってこない

研修やセミナーは、新しい知識を身につけるために欠かせない場。しかし集中力がない人の場合、研修やセミナーの後半になると話の内容が頭に入らず、顔つきがぼんやりしてしまう傾向にあります。講師に対して“聞いていますよ”という表情を作ることが精いっぱいになってしまい、肝心の中身は頭に残っていないということも、珍しいことではありません。人間が集中できるのは、せいぜい40分~50分ほど。その時間内であっても研修やセミナーの内容を頭に入れられないということであれば、集中力アップを試みてみましょう。

普段から落ち着きがない

集中力がない人たちには、“落ち着きがない”という行動が共通しているケースもあります。落ち着きがないということは、目の前のできごとに集中できていないということの現れ。お客様のカウンセリング時にしっかりと話を聞く態勢になれていなかったり、施術中にツイザーなどをよく落としてしまったりする人は、要注意。お客様にもご迷惑をおかけしてしまうので、心当たりのある人はぜひ集中力アップトレーニングに取りくんでみてください。

施術に使用する道具がきちんとまとめられていない

集中力がない人には、身の回りをきれいに保つことができていないという共通点もあります。施術に使用するワゴンの中は、いつもきれいに保てているでしょうか。実は自分の働く場所が整理整頓できていないと、集中力が落ちてしまうという傾向にあることがわかっています。集中力がないからワゴンの中身などが片付かないのではなく、身の回りを仕事がしやすいように片づけていないから、集中力が維持できないのです。いつも施術に必要な道具が片づけられていないという人は、一度念入りに片付けを行なってから、仕事と向き合ってみてください。

アイリスト向け集中力チェックリスト

□毎日目的や目標を持ってお客様の前に立っている

□2つ以上の仕事を難なくこなすことができる

□要求の多いお客様にも落ち着いて対応することができる

□長時間の施術も苦にならず一定のスピードでこなすことができる

□3年先の自分を想像することができる

□長編小説(10巻以上)を読むことができる

チェックリストでチェックの数が多ければ多いほど、集中力があるということ。チェックの数が半分に満たなかったかたは、次の章でしっかりとトレーニング法を学んでみてください。

集中力UPにおすすめのトレーニング方法

集中力は、トレーニングを重ねることで向上させることができるものです。自分にあったトレーニング法を探して、集中力アップにつなげてみてください。

自分の集中力が持続する時間を把握する

施術の途中で集中力が落ちてしまうというタイプの人は、まず自分の集中力が持続する時間が何分くらいあるのか、把握することからスタートしてみましょう。パフォーマンスが維持できる時間がわかれば、次はその時間内で施術を終わらせることができるよう、時間短縮をはかります。集中力が持続している時間内で施術を終わらせることができれば、施術の内容も満足のいくものになりますし、トータルの施術時間を短縮することもできます。自分だけではわからないという場合は、先輩アイリストなどにお願いをして、施術のスピードがダウンしてしまう時間帯を見ておいてもらうなどしましょう。

淡々とこなすのではなく「より良く」の気持ちを持つ

アイリストとしての仕事を淡々とこなしてしまうと、目の前の作業に興味が薄れてしまって、集中力が低下する原因となってしまいます。ポイントとなるのは、いかに目の前の作業に興味を持てているかどうかということ。どれだけ集中力があっても、興味のないことを続けるのは難しいものです。反対に、目の前で起きていることに興味を持ってさえいれば、自分が持っている以上の集中力が発揮できる場合もあります。集中力がもたないと悩む人の中には、目の前の作業をただこなすだけになっている人も少なくありません。「より良く」の気持ちを持って施術を行なえば、お客様への施術に興味がわいてくるだけでなく、お客様に寄り添った対応もしやすくなります。

アロマオイルの力を借りる

お客様がリラックスできるようにと、施術ルームでアロマディフューザーを使っているサロンも少なくありません。純粋なアロマオイルの香りというのは、脳の深い部分へ直接的に働きかけるため、香りによっては集中力アップの効果が期待できるケースも。集中力アップにおすすめなのは、レモンオレンジといった柑橘系の香りや、バジルベルガモットなどの少しスパイシーな香り。ただし、お客様にこれらの香りが伝わると目がさえてしまう場合もあるので、施術前にハンカチへ垂らして個別に香りをかいでから、施術を行なうようにしましょう。

ストレッチをして心拍数を上げる

集中力アップには、軽く汗をかくくらいの運動も効果的。とはいえ、アイリストはお客様の前に立つ仕事なので、ランニングなどを取り入れることは現実的ではありません。そこでおすすめしたいのが、休憩室やトイレなどでもできるストレッチ。軽く運動をして心拍数を上げることで、体と脳への血流量がアップします。その影響で脳が活性化するため、集中力もアップ。特に下半身を動かすと血液が体全体に送り出されやすくなるので、スクワットや下半身を伸ばすようなストレッチをしてから、お客様の前に立つようにしてみてください。

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生活リズムを整えるのは基本中の基本

集中力をアップ・維持するためには、体のコンディションを整えておくことが、第一の条件となります。生活リズムが乱れていると、集中力を維持するためのエネルギーが足りない状態を引き起こしてしまいます。寝不足を引き起こしていれば、仕事中にうとうとしてしまったりボーっとしてしまったり。また、食事を抜いてしまうと脳の栄養素が不足してしまって、もともと持ち合わせている集中力を発揮することも出来なくなってしまいます。集中力を維持・アップするためには、資本となる体をしっかりと整えておかなければいけません。集中力に自信がないという人は、まず今の生活リズムを見直してみてください。

サロンで出来ること

サロンとして、従業員がしっかり集中できているかどうかは、重要なチェック項目です。集中力が低下しやすいスタッフがいる場合は、サロン全体で集中力アップにつながるような工夫をこらしてみるのも、ひとつの方法です。

照明の明るさを工夫する

アイリストの集中力を維持するためには、照明の明るさに工夫をこらすのもひとつの方法です。明るい照明を使うことで集中力がアップするような印象がありますが、実は逆効果。照明が明るすぎると、余計なものにまで目が行ってしまい、逆に集中力が低下してしまう可能性があるのです。また、明るすぎる照明は、お客様のリラックス状態を妨げることにもつながってしまいます。お客様のリラックス状態を邪魔せず、かつ集中力をアップさせるためには、ナチュラル色の照明を利用して手元をしっかりと照らすのがおすすめ。ナチュラル色の照明は、太陽光に近い色合いのため、脳を活性化する作用が期待できると言われています。また、手元だけをしっかりと照らすことで、余計な情報を遮断することができるため、目の前の作業に集中することにも直結。一石二鳥の効果が期待できるので、ぜひサロンでも照明を工夫してみてください。

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休憩室にコーヒーを置く

コーヒーといえば、眠気を覚ますようなイメージのある飲み物。コーヒーに含まれる成分“カフェイン”が、脳内からアドレナリンなどの分泌を促進し、脳が活性化することで、眠気が覚めると言われています。ブラックコーヒーがいいという印象がありますが、実はコーヒーに糖分をプラスするのが、一番いい飲み方だという説も。コーヒーに砂糖やミルクなどの糖分をプラスすることで、脳の栄養となるぶどう糖も一緒に摂取することができます。集中力をアップさせるためには、脳へもしっかりと栄養を送らなければいけません。アイリストたちの集中力アップをお手伝いするためにも、休憩室にコーヒー+お砂糖やミルクを置いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

アイリスト業は、お客様に合わせて会話の内容や施術のやり方などを変えなければいけないため、常に集中した状態を求められる職業です。自分に集中力がなくて悩んでいるアイリストも、意外と多いもの。常に前向きに仕事を続けるためにも、自分にあった集中力アップ法を取り入れて、ワンランク上の施術ができるよう心がけてみてください。181107Eue

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