アイリストの相棒!「ツイザー」のお手入れ・メンテナンス方法とは
施術のクオリティを大きく左右するとも言われているツイザーは、アイリストにとって相棒となる大切な存在。コスパのよい安価なツイザーを定期的に買い替えるアイリストが多いかもしれませんが、こだわりのツイザーを使用しているアイリストもいるでしょう。そのような場合、メンテナンスをしながらでも長く使い続けたいと考えるかもしれませんね。そこで今回はこだわりのツイザーを長く使用するためのメンテナンスに焦点をあててご紹介します。
ツイザーのお手入れ方法
まず、ツイザーを長く使用するためには、メンテナンスの前に日々のケアを怠らないことが重要です。ケアを怠ると、施術のパフォーマンスに支障をきたす状態に陥ってしまうこともあるでしょう。
例えば、
◆刃先が折れてしまった
◆刃先にズレが生じて毛を掴めなくなった
などといったケース。
自分の普段のケアがしっかりできているのか、ここでいま一度確認しておきましょう。ツイザーのお手入れの方法でポイントとなるのは、大きく3つ。
◆落とさないようにする
◆保管は必ずステアライザーを使用する
◆付着したグルーは都度拭き取る
細かいエクステをしっかりキャッチできるように作られているツイザーの先端は、とても繊細です。たとえ高級なツイザーであっても床に落としてしまうと、その衝撃によって刃先は折れ曲がってしまいます。なかには硬いものに当たった程度で曲がってしまうケースもあるほど。そのため、持ち運ぶ際はキャップを付けて先端を保護する、また施術もコットンを敷いたステアライザーに戻すようにするといった点は徹底するようにしましょう。
ツイザーにグルーが付着した場合、すみやかにエタノールで除去することも大切なポイント。後回しにしてそのまま放置してしまうと、グルーが硬化してしまい、結果的に除去に時間を要してしまいます。
また爪で除去しようとしたり、力を入れて擦り取ろうとしたりすると、先端がダメージを受けてしまうことも。施術中はつい技術面に気を取られがちですが、ツイザーなどの施術道具の取り扱いにもしっかり意識を向けたいところです。
過去記事でもツイザーのお手入れについて詳しく取り上げています。こちらもチェックしてみてください。
ツイザーを長く使い続けたいという場合、まずはこうした日々のケアが欠かせません。しかし、丹念なケアを行っているなかでも、ツイザーが曲がったり折れたりすることもあるかもしれません。サロンで支給されているものであったり、安価なツイザーであれば、新たなものに気軽にチェンジすることもできるかもしれませんが、高級なものやこだわりのツイザーであればそうはいきませんよね。このような場合にはメンテナンスを行うことを検討してみるのもひとつの方法です。
メンテナンスサービスを行っているメーカーによって対応できる範囲は異なりますが、上記のようなケースであれば対応してくれることが多いようです。では、実際にメンテナンスを行うにはどれぐらいの期間や料金がかかるのかといった気になる部分について、次で詳しくご紹介しましょう。
メンテナンスについて
メンテナンスを行うにあたり気になるのは、金額の相場や要する期間のほか、具体的にどのようなメーカーやお店がメンテナンスサービスを行っているのかという点。
ここでツイザーのメンテナンスを行っている3つのメーカーを挙げて、サービス内容を確認してみましょう。
Ladycoco(レディココ)
ツイザーやグルーをはじめ、消毒用ジェルや化粧品まで、マツエク商材を幅広く扱っている大手メーカー。自社で販売しているツイザーは、メンテナンスサービスを行っています。
費用 |
1,500~2,500円程度(状態によって異なる) ・刃先の微妙なズレ:1,200~1,800円 ・刃先の折れや曲がり:2,000円前後 |
メンテナンスに出す方法 |
郵送(送料は自費負担) |
修理期間 |
ツイザー到着後2週間~3週間が目安 (混み具合によって遅延の可能性あり) |
公式HP |
※ツイザーにストーンなどをつけてデコレーションしている場合、修理できない場合や追加料金が発生する場合もあります。
rubis(ルビス)
rubisはスイス発のツイザー専業メーカー。商品は全て職人によるハンドメイドで、最高水準のツイザーを提供しています。また、名入れサービスなども行っており、世界に一つだけのマイツイザーを作れるのも魅力。海外メーカーですが、メンテナンスや修理については、日本国内で行われているため安心して利用することができるでしょう。
費用 |
通常1,082円~2,160円(税込)+返送料540円(税込) ※商品到着後、見積もりの連絡あり |
メンテナスに出す方法 |
郵送(送料は自費負担) |
修理期間 |
約2週間~ |
公式HP |
松風
松風はプロ用のマツエク商材において、7年連続売上1位を記録しているトップメーカー。日本だけでなく、アメリカやイギリスといった海外からも注文が入るほど。取り扱うツイザーの種類も豊富で、そのラインナップは30種以上。松風オリジナルの国産ツイザーのみ修理サービスの対応を行っています。
費用 |
2,400円(税込・送料込) |
メンテナスに出す方法 |
郵送(送料は自費負担) |
修理期間 |
約1カ月程度 |
公式HP |
大手3社が行っているメンテナンスサービスを見てみると、メンテナンスは郵送でやり取りを行うのが一般的なようです。メンテナンスに必要となる期間はどちらも2週間以上。その間はスペアのツイザーで施術しなければならないという点には注意しておきましょう。
金額もメンテナンス内容によって設定は異なりますが、1,000~2,000円前後と比較的利用しやすい価格設定と言えます。
代表的なメーカーを取り上げましたが、ご自身の使用しているツイザーのメーカーが、メンテナンスサービスを行っているかもしれません。電話やメールで問い合わせしてみることをおすすめします。
こだわりのツイザー3選
「このツイザーでなければよいパフォーマンスができない!」そう思わせるようなこだわりのツイザーとは一体どのようなものなのでしょうか。ここで3つのツイザーをご紹介します。
rubis:rubis 装着用ツイーザー(ストレートタイプ)
出典:rubis
上記で紹介したrubis社の装着用ツイザー。高い技術力を持つ職人が一つひとつ丁寧に手作りしていて、全工程を最高水準で徹底的に行っています。
刃先の合わせがズレのないよう、精密に調整されているため、0.07㎜や0.05㎜のエクステを折れずにシートから取ることができ、自まつげに装着するまでしっかりホールド。初めて使用した人は、そのホールド力とやわらかなタッチに感動を覚えるほどです。
職人が織りなす確かな品質で、作業効率を大きくアップさせられるかもしれません。
Ladycoco :ジュエリーツイザー
出典:Ladycoco
こちらはLadycocoのツイザーです。プロのデコリストがツイザーの全面にスワロフスキーを贅沢にデザイン。キラキラとした華やかな輝きがモチベーションをアップさせ、毎日の仕事をより楽しく演出してくれそうです。
また、グリップしやすいフォルムで滑りにくいため、長時間の施術でも疲れ知らず。極細なエクステもしっかりキャッチし、施術スピードアップに役立てられるでしょう。
松風:チタン製 日本製スペシャリスト用ツィーザー
出典:松風
松風のこのツイザーは、素材にチタンを使用しています。硬くてさびにくいという特質を持ちながら軽量であり、施術中に指先にかかるストレスを軽減。長時間の施術によって起こりうる疲労によるミスやトラブルを回避することができるでしょう。
また操作性に優れているのも魅力のひとつ。先端が細く長いため、視野にツイザーが入り込まずまつげをかき分けることが可能です。
まとめ
ツイザーは定期的に買い替えるというのが主流ではありますが、今回はメンテナンスをすることで長く使用することができるといった点に焦点をあててご紹介しました。お客様に最高のパフォーマンスをお届けするために、ツイザー選びはとても重要です。重量・フォルム・細さ・素材とこだわって選んだものであれば、日々のケアや定期的なメンテナンスを行い、できるだけ長く大切に使用し続けたいところですよね。自分に合った最高の1本を味方につけて、高いクオリティの施術ができるスペシャリストを目指していきましょう。181116Em
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