マツエクで目が大きく見えるデザイン最新の人気画像3選
みなさんもご存知の通り、マツエクには何パターンかの「基本デザイン」があります。
お客様の目元やまつげの特徴はそれぞれ異なり、同じデザインでマツエクを装着しても仕上がりの雰囲気が大きく異なってしまうことも。
お客様のイメージしている理想とギャップを生まないために、基本デザインに囚われすぎてしまうのはNG。
では、提案の幅を広げるためにどうすればよいのでしょうか。今回は、提案に役立つマツエクで目が大きく見えるデザインを3選、画像とともに紹介します。
マツエクで目が大きく見えるデザイン人気画像3選
マツエクで目が大きく見えるデザインの知識を、アイデザイナーとして持っておきたいものです。
初心者の方からマツエク上級者の方が納得できるデザインをお客様に提案できる、人気のマツエクデザイン画像を紹介します。
- ナチュラルデザイン
- ドーリー&フェミニンなデザイン
- 縦にも横にも目が大きく見えるデザイン
初心者にはナチュラルな施術を提案し、慣れている方には少し大胆に目を大きく見せるデザインを提案しましょう。
ナチュラルデザイン
引用元 ホットペッパービューティ
初心者の方におすすめなのがナチュラルデザインです。
自分のまつげを増やした印象で、自然に仕上がるため、初めてエクステをする方も満足のいくデザインです。
メイクをしていないときでも不自然さがなく、初心者の方におすすめできるデザインとなります。
ドーリー・フェミニンなデザイン
引用元 ホットペッパービューティ
マツエクに慣れている方には、まつげの長さを少し出して、黒目を強調します。
ナチュラルに飽きた方や、少し大胆なデザインに挑戦してみたい方におすすめです。
黒目が強調されて、目を大きく見せる効果が期待できる点に魅力があります。
縦にも横にも目が大きく見えるデザイン
引用元 ホットペッパービューティ
マツエク上級者におすすめなのは、縦にも横にも目が大きく見えるデザインです。
まつげがぐんと伸びて見えて、目尻に向けてカール感も強くなります。
正面から見たときにはまつげの存在感が感じられ、目尻までしっかりカールがかかるのが魅力的です。
マツエクデザインの基本を解説
人気のマツエクデザインを抑えるのはもちろん、基本の理解も重要です。マツエクの基本となるデザインは、サロンによって多少設定が異なりますが、Beautéでは以下の5つのパターンを基本と考えます。
- ナチュラル
- キュート
- セクシー
- キュート&セクシー
- たれ目デザイン
ナチュラル
画像元:トランプアイラッシュアカデミー
ナチュラルデザインは、自まつげより少し長さのあるエクステを、目頭から目尻まですべて同じ長さで均等に装着していくのが特徴です。
特定の場所を強調しないため、自まつげが少しボリュームアップしたかのような仕上がりとなります。
・マツエクを初めて体験される人
キュート
画像元:トランプアイラッシュアカデミー
キュートデザインは、まつげの中央である黒目の上部分に、目頭や目尻より長さのあるエクステを装着するデザインです。
目の縦幅を強調させられるため、黒目が大きく見え、丸みを帯びた目元を演出できます。
・目元をぱっちりさせたい人
キュート&セクシー
画像元:トランプアイラッシュアカデミー
キュート&セクシーは、まつげの中央から目尻にかけてエクステの長さを出していくデザインです。
黒目の上部分から長さを出すため、目の横幅だけでなく、縦幅も強調できます。
・目の距離が近くて悩まれている人
セクシー
画像元:トランプアイラッシュアカデミー
セクシーデザインは、黒目の外側から目尻にかけてエクステの長さを出していくデザインです。
長さを出し始める位置がポイントとなり、外側から長さを出して、横幅をさらに強調。目尻にポイントを持ってくるため、アイライン効果も期待できます。
・普段アイラインを長めに引く人
たれ目
画像元:トランプアイラッシュアカデミー
たれ目デザインとは、黒目の終わり部分から目尻にかけてカールを落として装着するデザインです。
目頭から黒目の外側はCカールを、目尻にかけてはJカールのエクステを装着します。
目尻のカールを緩めれば、たれ目のような柔らかい雰囲気の目元に見せられるでしょう。
・やさしい雰囲気に近づけたい人
Beautéの過去記事でも、基本デザインについて解説しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
40代に人気の目が大きく見えるマツエクデザイン
40代になると、まぶたが重くなりたれがちになる方も多いです。
まぶたが腫れぼったく見えることに悩む方も多いため、マツエクデザインでは目が大きく見えるデザインを提案しましょう。
- ナチュラルデザイン
- フラットラッシュ
落ち着いた雰囲気を出すために、あまり派手になりすぎないデザインを提案します。
さらに、エクステの素材選びにもこだわり、エクステの重みでまぶたが下がらない工夫も必要です。
ナチュラルデザイン
引用元 PLUS EYE
ナチュラルデザインに向いている素材の1つはプレミアムセーブルで、軽くて自然な仕上がりになるエクステです。
年齢とともに落ち気味となるまぶたに負担が少ない点が特徴的で、40代の方に好まれます。
バランスよく装着して、自然な仕上がりをお好みのお客様におすすめです。
フラットラッシュ
引用元 cocon
40代の方におすすめのエクステの素材は、プレミアムセーブルとともに人気のフラットラッシュです。
フラットラッシュは根元が平らで毛先が2つに分かれているため、まつげのボリュームをキープしながら自まつげへの負担が減らせます。
従来のエクステのおよそ半分の軽さで作られており、まぶたが落ちると悩む方におすすめです
派手さを好まない方には、ナチュラルデザインをフラットラッシュで施術すると喜ばれることは間違いないでしょう。
マツエクで目が大きく見えるデザインに使える応用テクニック
お客様の顔立ちは一人ひとり特徴が異なり、オーダー通りにエクステを装着しても実際のイメージと異なることがあります。
「かわいくなりたい」や「セクシーになりたい」など、希望されているイメージが同じだからといって、すべてのお客様に同じ基本デザインで対応できるわけでありません
満足していただける仕上がりにするためには、お客様の目元の特徴や顔立ちも考慮した上で、バランスよく見えるデザインの提案が求められます。
以下の記事でも以前ご紹介しましたが
お客様の持つなりたいイメージと、提案するバランスが美しく見えるデザインをすり合わせ、お客様に納得いただけるデザインを提案しなければなりません。
「お客様の要望を明確にするカウンセリング」2つのポイントとは
「お客様の要望」の部分を明確化するために、しっかりカウンセリングを行います。
お客様のなりたいイメージを聞き出せなければ、実際の仕上がりとイメージに差が生じる結果となることも。
カウンセリングでは、以下のポイントを聞き出しましょう。
- なぜそのデザインを希望するのか
- どのようなコンプレックスがあるのか
お客様がデザインを希望する理由や、どのようなコンプレックスがあるのかを詳しく聞き出し、お客様の優先順位を聞き出します。
カウンセリングをする際に、
↓なぜ?
目が寄っているのがコンプレックス
↓結果
セクシーの中でも黒目の上から長さを出したデザインを提案
といった流れで行うと希望が聞き出しやすくなります。
「目の間隔を離して見せたい>目尻が長いデザインがいい」という優先順位の場合は、セクシーデザインの中でもキュート系に寄せていくなど、具体的なデザインを提案することが重要です。
「顔立ちが美しく見えるバランス」を明確にする2つのポイント
次に、「顔立ちが美しく見えるバランス」の部分を明確にし、美しく見えるバランスを導き出すためには、
- 目の黄金比率
- 顔の形
の2つの項目を考慮します。
目の黄金比率
一般的に黄金比率とは最も美しく見えるとされるスケールを数値化したもので、人の顔や目にも存在するといわれています。例えば、
顔・目のバランス |
黄金比 |
顔全体と目のバランス |
顔の横幅=目幅の5倍 |
両目の位置 |
目頭から目尻までの幅=両目の間隔 |
目の縦横バランス |
縦:横=1:5 |
上記の表のように、美しく見える比率が顔や目にも詳細に設定されています。
「顔の形」
人間の顔の骨格は大きく分けると「丸顔」「面長」「ベース」「逆三角形」と4つのタイプに分類されますが、それぞれにマツエクの似合うデザインがあります。
- 目の縦幅が足りない=黒目上部分に長さのあるエクステを装着
- 丸顔で童顔=目尻に長さを出してセクシーさをプラス
と、お客様の顔立ちに似合うデザインを導き出せるでしょう。
同じ基本デザインでもポイントの置き方によってこんなにも違う!
上記の写真は、上下どちらも同じ人の目を撮影したものです。
目尻にかけてエクステの長さを出した「セクシーデザイン」で施術していますが、長さを出し始めている部分が異なっています。
上の写真では黒目の端部分から長さのあるJカールのエクステを装着。
一方、下の写真では目尻の部分のみに長さを出しています。
どちらもセクシーな印象には変わりありませんが、上の写真の方が目の縦幅が少し強調されぱっちりとした印象に、下の写真では横幅が強調され、よりセクシーな印象です。
同じセクシーデザインでも、「どこにポイントを置くのか」で、印象が変わります。
そのため、基本デザインを活かして、発展したデザインをどれだけ提案できるのかが重要です。
まとめ
お客様の満足度を高めるために、技術力を磨くことはもちろん大切です。しかし、似合わせデザインを導き出すためには、お客様の要望と提案するデザインをすり合わせるスキルが求められます。
丁寧なカウンセリングや、デザインの提案を意識し、アイデザイナーとしてステップアップしていきましょう。
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