【ナチュラル編】カラーエクステのセオリーをマスター!ブラウン以外で黒と馴染みやすい色は?
おしゃれな目元を演出できるカラーエクステ。しかし、カラーエクステを希望するお客様の中には「目立ちすぎるのはちょっと…」という方もいるでしょう。今回は、そんなお客様へ提案する黒と馴染みやすいカラーエクステの色がテーマ。どんな色のカラーエクステを選べば、お客様の要望を叶えつつさりげなく目元を演出できるのでしょうか。それでは早速、検証してみましょう。
目元から浮かないカラーエクステとは?
「目元をさりげなく演出できるカラーエクステを装着したい」と希望されるお客様に対しては、日本人の目元に馴染みやすいブラウン系を提案することが多いでしょう。しかし、ブラウン系のカラーエクステは、バリエーションが豊富です。メーカーによってカラーの呼び方は異なりますが、大きく分けてもカーキブラウン、オレンジブラウン、ダークブラウン、チェリーブラウン、ライトブラウン、ココアブラウンの6種類はあります。例えば、こちらの写真のカラーエクステは、チェリーブラウンとカーキブラウンを使用したデザイン。目元に馴染んでナチュラルに見えますね。
画像元:@kaho_0529さん
目立ちすぎるのを抑えるためには、お客様に馴染みやすい色のカラーエクステを選ぶのがポイント。しかし、馴染みやすい色というのは、一人ひとり異なります。そこで重要なのが、お客様の目元に馴染みやすい色の見つけ方。その方法をポイント解説しましょう。
パーソナルカラー
パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌、唇、瞳などの色と調和するカラーのことです。色味、トーン、彩度の3つで判断し細かく分類します。例えば、色味は本来の肌色をチェックしやすい腕の内側の血管で判断。血管が青みがかって見えたらブルーベース、緑がかって見えたらイエローベースというように分類します。パーソナルカラーのカラーエクステを目元に取り入れると、顔の血色がよく見えたり白目がキレイに見えたりする効果も期待できるでしょう。お客様のパーソナルカラーを見極めることができたら、どのブラウンがそのお客様の目元をよりナチュラルに見せてくれるか判断できるかもしれませんね。パーソナルカラー診断から選ぶカラーエクステについては、過去のBeautéでも紹介しています。
ヘアカラーとの相性
髪の毛は目元から少し離れた位置にあるため、一見関係ないように感じるかもしれませんが、ヘアカラーとカラーエクステのトーンや色を合わせた方がよりナチュラルに見えます。アッシュ系のヘアカラーをしているお客様にはカーキブラウン、赤みが強いヘアカラーをしているお客様にはチェリーブラウンなど、色味を合わせることでトータルバランスが良くなるでしょう。単色だけでなく、複数のブラウン系カラーエクステを組み合わせるのもおすすめ。細かいところまで色味を調整すると、統一感がアップします。
普段のメイク
ピンク系のアイシャドウを普段使っているお客様の目元に、反対色であるグリーン系のカラーエクステを装着すれば目元が少し浮いて見えますよね。このように、お客様の普段のメイクに合わせて、カラーエクステの色を調節するのも大切です。普段どんな色のアイシャドウを使っているのか、カラコンは使用するかなどをヒアリングして、その色味に近いブラウンを選んではいかがでしょうか。
日本人の目元に馴染みやすい、ブラウン系のカラーエクステの選び方を解説しました。次は、ブラウン系のカラーエクステ以外にどんな色が黒と馴染みやすいのか解説していきます。
ブラウン系以外に黒と馴染むカラーとは?
先ほど、黒に馴染みやすいカラーエクステとしてブラウン系をご紹介しましたが、その他にも黒のまつげに馴染みやすい色はあります。それは、ブルー系、グリーン系、パープル系。トーンが明るすぎると目立ってしまうので、できるだけ暗めのものを選ぶようにしましょう。
それぞれのカラーエクステが持つ特徴
ブルー系
上品な印象があるブルー系のカラーエクステ。目元に透明感をプラスする効果が期待できます。パーソナルカラーがプルーベースの方は、ブルー系のカラーエクステが馴染みやすいです。
グリーン系
グリーン系のカラーエクステは、ナチュラルな印象。パーソナルカラーが落ち着きのあるイエローベース方はアースカラーがよく似合うので、グリーン系のカラーエクステがおすすめです。
パープル系
パープル系のカラーエクステは、女性らしいセクシーな印象があります。透明感もあるため、ブルー系と同じくパーソナルカラーがプルーベースの方に馴染みやすいです。
カラーエクステは、どの位置にどのぐらいの量を混ぜるかによっても見え方が変わります。
カラーエクステを装着する位置
カラーエクステを希望するお客様の中には、目尻にのみカラーエクステを装着したいと言われる方もいますよね。目尻にのみカラーエクステを装着した場合、その部分が強調されて見えます。黒に馴染みやすいカラーエクステを使用すれば、さりげなくオシャレを楽しむことができるでしょう。一方、全体にカラーエクステをMIXした場合、どの角度から見てもカラーエクステが見えて素敵です。黒に馴染みやすいカラーエクステを全体にMIXすると、パッと見ただけではわかりにくいためナチュラルに見えます。
カラーエクステを混ぜる量
自まつげの本数や馴染みやすいカラーは、みな同じではありません。そのため、カラーエクステを混ぜる割合や本数は、お客様の自まつげの本数やカラーエクステの色などによって変わります。どのぐらいの割合でカラーエクステを混ぜるかは、実際にお客様の目元をチェックしてから決めるといいでしょう。施術前のカウンセリングにて自まつげの本数や密度を確認し、どの程度ならカラーエクステを混ぜても違和感なく仕上がるのか判断するといいですね。選ぶカラーエクステの色にもよりますが、さりげなくカラーを楽しむなら黒3:カラー2ぐらい、多く入れても半分までにすると自まつげと馴染んでナチュラルに見えるでしょう。
トーンが明るすぎないブルー系、グリーン系、パープル系は、黒と馴染みやすいとご紹介しましたが、本当に目元がナチュラルに見えるのか気になりますよね。百聞は一見に如かず。次の見出しでは、実際に写真を見ながらデザイン例をご紹介しましょう。
黒と馴染みやすい色のデザイン例
ブラウン系以外のカラーエクステを取り入れたデザインをそれぞれ見てみましょう。
目尻にグリーンを入れて深みのある目元を演出
出典元:@ninaeyelashさん
まずご紹介するのは、グリーンのカラーエクステを装着したデザイン。カラーエクステを目尻に入れると目立ちやすいですが、馴染みやすいグリーンを選んでいるのでさりげなく見えます。こちらの写真のように、明るめのグリーンを数本入れると色に深みが。透明感もプラスされ、かっこいい印象に仕上がります。
パープルMIXで大人っぽくセクシーに
出典元:@kaho_0529さん
大人っぽい目元を演出してくれるパープルのカラーエクステ。そんなパープルのカラーエクステを全体にMIXして、セクシーな目元を演出しています。一見カラーエクステを使用していないようにも見えますが、光に当たるとうっすら色味が。こちらの写真のように、カラーエクステを全体に混ぜると色味が主張しにくいので、さりげないオシャレが楽しめます。
ブルーMIXで目元に透明感をプラス
出典元:@eyeplus.designさん
こちらの写真は、ブルーのカラーエクステをMIXしたデザイン。明るめの眉とマッチして、涼しげな目元を演出していますね。ブルーのカラーエクステは、黒に馴染みやすいカラーエクステの中でも個性的でやや強めのデザインです。しかし、トーンが明るすぎないブルーを全体に満遍なくMIXすれば、日本人の目元にも馴染むでしょう。ブルーのカラーエクステ、「個性的には見られたいけど、目元から浮いた感じにはしたくない!」というお客様に提案してみてはいかがでしょうか。
まとめ
黒と馴染みやすいカラーエクステの色についてご紹介しました。カラーエクステは、黒では出せない雰囲気を演出してくれます。しかし、カラーエクステを希望されるお客様は、目元を強調させたい人ばかりではなく、カラーをさりげなく入れたいというお客様もいます。そんなお客様のご要望にも応えられるよう、カラーエクステの色の選び方をマスターしたいですね。181225Efk
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