『15年で20%小さくなる!?』加齢による目の縮小、マツエクに効果は期待できる?
加齢に伴い目が小さくなる、という話を聞いたことはありますか?とある化粧品会社の調査では、15年間で約20%も目が小さくなるというデータも出ているそうです。お客様の中にも、若いころと比べて目力が衰えてきた、と気にしている方がいるかもしれません。そこでおすすめとなるのがマツエクです。今回は目が小さくなるメカニズムや防ぐ方法と、お客様の加齢による目の悩みをマツエクによって解決するヒントを解説していきます。
加齢とともに目が小さくなるって本当?
目が小さくなるというのはどういうことなのか、詳しくお話していきます。
どうなると目が小さく見えるの?
はじめに、目が小さくなる、といっても、人間の眼球の大きさは青年期から老年期にかけてほとんど変わりません。変化が見られるのは見えている眼球の面積です。目の周りの筋肉が衰える、脂肪が厚くなる、といった要因でまぶたが垂れ下がると、見える瞳の面積が減少します。こういった現象が起こると、目が小さくなったように見え、目力が衰えたように感じたり、目元の変化を感じたりするようになります。
加齢によってどんな現象が起こるの?
次は具体的に、加齢がどのように目が小さくなるメカニズムに関係するかを説明します。
・加齢により筋力が減少する
人間の筋力は加齢に伴い減少していきます。まぶたの筋力も例外なく減少し、まぶたを支える力が減少すると重力に負けてまぶたは垂れ下がってきます。若いころと比較して目が小さくなっていく…。これは仕方のないことです。とある化粧品会社の調査では、15年間で20%ほど目が小さくなるというデータも出ています。
・生活習慣の蓄積で目元の皮膚に負担が生じる
目元への変化の現れ方は人それぞれです。加齢と共に、目に負担がかかる生活をしている人は、さらにまぶたへの影響が大きくなります。適切なケアをしていれば、それだけまぶたの垂れ下がりを遅らせることができます。生活習慣によるまぶたの垂れ下がりの具体的な原因と予防法については次の項目で詳しく説明していきます。
原因と予防法とは?
目が小さくなる、という現象がどのようなメカニズムか理解したところで、なぜまぶたは垂れ下がりやすいのか、その細かな原因と予防法を考えていきましょう。
原因1:目元の皮膚は薄くてデリケート!乾燥しやすい
目の周りの皮膚は、約0.1mm。他の皮膚と比較して薄い点が特徴です。そのため、他の部位では気にならない小さな刺激でも負担となりやすくなっています。例えば、目をゴシゴシとこするだけでも負担に。
また、汗腺や皮脂腺がないため乾燥しやすいという特徴もあります。目元にシワができやすいのはこのためでもあります。
予防法1:目元のスキンケアを丁寧に行う
デリケートな目元の負担を減らすヒントは、日々のスキンケアにあります。
- メイクはゴシゴシこすって落とさない
- 保湿性の高いアイクリームやオイルでケアする
アイメイクを落とす際、シートクレンジングやコットンを使用して強い力でふき取ったり、しっかり落とすためにクレンジングオイルで目元をゴシゴシこすったりしていたら要注意です。ふき取る場合は目元にシートやコットンを当てて時間を置き、十分にクレンジング料をメイクになじませてから優しくふき取りを。洗い流す場合はクレンジングの使用量はケチらず十分使用し、優しく落とすことを心掛けると良いですよ。できればオイルクレンジングではなくクリームクレンジングやジェルクレンジングを意識して使用しましょう。
乾燥しやすい目元は丁寧に保湿し、目元専用のアイクリームやオイルをポンポンと優しく目元に置く間隔でケアします。塗りこむようにこすると負担になってしまうので、軽いタッチがポイントです。
原因2:スマートフォンやパソコンの使用による目の疲れや乾燥
現代社会で必須のスマートフォンやパソコン。これらを長時間見ていると、無意識のうちにまばたきの回数が減少するそうです。まばたきの回数が減少すると、まぶたの筋力の低下につながります。目元の血流の低下からコリにつながり、さらに目元が小さくなってしまうともいわれています。まばたきの減少は瞳の乾燥にもつながり、ドライアイの原因ともいわれていますね。画面を長時間見続けることによるブルーライトの影響も軽視できません。
予防法2:目を定期的に休ませる
目元の筋肉を健康に保つために、スマートフォンやパソコン使用時には定期的に休憩を入れましょう。休憩を入れる目安は1時間使用したら5分間休ませる、といった頻度です。
目元にホットタオルや温かい手を当てる、遠くを見るよう心掛ける、といった方法が良いですよ。目元のマッサージや眼球をぐるぐる回す目の体操も有効です。
原因3:体重増加や加齢で皮膚が下がる
体形の変化はまぶたにも表れます。例えば、急激な体重増加で脂肪が増えてしまった場合、まぶたにも脂肪がつき重くなってしまうことがあるのです。また、加齢による皮膚のコラーゲンの減少で目元がハリを失い、まぶたや目の周りがたるむ、ということもあるそうです。
予防法3:目の周りの筋肉をほぐして急激な筋肉の衰えを防ぐ
目の周りの筋肉を意識的に動かすよう心掛けましょう。ゆっくりと大きくまばたきをする、目元の筋肉をほぐす、などで筋肉を動かすことができます。目元のハリを保つために、おでこやこめかみ、ヘッドマッサージをすることもおすすめです。
体のゆがみを改善し、全身のバランスを保つよう心掛けることもむくみ対策として大切です。
実はマツエクが効果的!
加齢とともに次第に小さくなってしまう目。原因を把握し、ケアをして、目元が変化するスピードを遅らせることができても、変化を完全に止めるのは難しいことです。そこで、目が小さくなってきた、と気にされているお客様の救世主となるものが、マツエクです。
マツエクは手軽に目元を大きく演出でき、ぱっちりとした印象を作りやすいので、目元の加齢による変化を気にするお客様にピッタリです。
ではどんなマツエクを提案したら良いでしょうか…?
まぶたの負担になる重いエクステや、本数が多すぎるエクステはNGといえるでしょう。
重視するポイントは
- 衰えつつあるまぶたの筋力の負担にならない、軽いエクステを使用すること。
- 劇的な変化を求めない大人女子でも抵抗がない自然な仕上がりになること。
こんな特徴があるエクステです。
目力を手軽に引き出せるマツエクの中でもおすすめは
加齢に伴う目力の衰えを気にするお客様が来店されたら、ぜひ提案したいのがフラットラッシュとアイラインエクステです。
・フラットラッシュ
フラットラッシュは名前の通り1本1本が平たい形状のエクステです。そのため、同じ本数を施術してもシングルラッシュと比較して横に広がった、アイラインが強調された仕上がりになります。さらに、他のエクステと比較して体積が少なく、軽い点が特徴で、目元の負担になりにくいメリットがあります。少ない本数で華やかに見えるのでおすすめです。
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・アイラインエクステ
アイラインエクステはまつげの層を分けて装着する、高い技術のマツエクです。まずはアイラインに沿って短いエクステを装着し、目の補正をして目力を強調します。次にお客様の好みのデザインでマツエクを装着していきます。目元の補正ができる点で、小さくなっていく目元の悩みを解決することができます。
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まとめ
加齢により目が小さくなる原因や仕組みはご理解いただけたでしょうか。まぶたの変化は20代から始まるともいわれており、気にしている女性は少なくありません。お客様の悩みを解決するための提案力はアイリストとして求められるスキルのひとつ。ひとりひとりの個性や悩みに寄りそった提案、施術をしていきたいですね。今回紹介したアイラインエクステは高い技術力を必要とする施術です。お客様のために技術のワンランクアップを目指すのも素敵ですね。200326Ems
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