【ハーフ顔は、作れる♪】ハーフメイクに合わせたマツエクデザインのコツ、デザインをチェック
ハーフ顔に憧れてメイクを研究しているお客様には、マツエクデザインの提案にちょっとした工夫が必要です。ハーフメイクに合わせたマツエクデザインを選べば、メイクだけでは実現できないお客様の理想のハーフ顔に近づけるかもしれません。今回はメイク+マツエクで作るハーフ顔をテーマに、メイクのコツやお客様への提案におすすめのマツエク、デザインについて考えていきましょう。
ハーフメイクのコツとは?
ハーフメイクの基本としてまず知っておきたいのが、顔のパーツを際立たせること。外国人の顔の特徴といえば、目鼻立ちがはっきりしている、彫りが深いなど、立体感につながる要素が挙げられます。ハーフメイクにおいては、立体感を意識して顔のパーツそれぞれを際立たせることを意識しましょう。
ここでは、ベースメイクやアイメイクなど、メイクのステップ別のポイントとコツをチェックしていきます。
【ベースメイク編】最初の仕込み!ツヤ肌に仕上げよう
ベースメイクからハーフメイクの仕込みをはじめます。ハーフ顔に仕上げるポイントは、立体感と透明感。マット肌に仕上げると、この2つの要素を実現しにくいことから、ベースメイクはツヤ肌仕上げで進めていきましょう。
ベースメイクに使う基本のアイテムは、ツヤ肌になれる下地とファンデーション。下地はツヤ感を、ファンデーションはカバー力も重視しながら選びます。ファンデーションはリキッドタイプやクッションファンデなど、軽めのテクスチャーのものがおすすめです。
下地を顔全体にまんべんなくなじませたら、ファンデーションをのせていきましょう。ファンデーションを厚塗りすると透明感が半減し、ナチュラルさに欠けてしまいます。なるべく自然に見えるよう、薄くのせていくのがコツ。薄づきでも気になる部分をきちんとカバーするために、ファンデーションのカバー力が重要になります。
ベースメイクでより立体的に仕上げるプラスワンアイテムとして、ハイライトやシェーディングを使う方法があります。あご先や頬など顔の高い位置にはハイライトを、鼻の影やフェイスラインの影など低いところにはシェーディングを。陰影をはっきりさせることでベースメイクに立体感が生まれます。
下地とファンデーションのみで立体感&透明感のあるベースメイクを完成させるのもアリですが、プラスワンアイテムを使うと立体感をさらにアップさせられます。仕上がりを見て物足りないようであれば、試してみるのもひとつの方法です。
【眉メイク編】自然なアーチを描く
ハーフ顔に見える眉メイクのポイントは、ナチュラルに見えること。くっきり眉や細すぎる眉だとナチュラルさが半減するので、少し太めで自然なアーチを描くことを意識しましょう。
眉メイクに使うのは、アイブロウパウダーと眉マスカラ。アイブロウペンシルを使うと濃くなりすぎることがあるので、ふんわり描けるパウダーがおすすめです。
描くときのポイントは、ラインをはっきりさせない、眉頭を薄めに仕上げること。毛のない部分を埋めながらパウダーで少しずつ眉の形を整えていきます。濃くなりすぎた場合は、スクリューブラシでラインをぼかしましょう。眉山から眉尻のラインがぼやける場合は、芯のやわらかいペンシルで描き足すと◎
仕上げに眉マスカラを使うと、眉にグラデーションが生まれてより自然な仕上がりに。髪の色とのバランスを見て、不自然に見えない色味のものを選びましょう。
【アイメイク編】目元に奥行きが生まれるように
目元はアイシャドウとアイラインでハーフ顔に仕上げます。
まずアイシャドウは、数色使ってグラデーションを作りましょう。1色で仕上げるよりも目元を立体的に見せることができます。単色タイプだと色の組み合わせに迷うこともあるので、相性のいい色が組み合わさったパレットタイプを使うのがおすすめです。
まぶたに色をのせるときは、淡色から順に塗り重ね、濃色になるほど塗る範囲をせまくしていきます。まぶたを閉じたとき、開けたときそれぞれの状態を確認しながら、ていねいなグラデーションを作るのがコツです。一重や二重幅がせまい場合は、下まぶたの目頭側から3分の2くらいの範囲にハイライトカラーをのせると、より立体的に仕上がります。
アイラインは目元の印象を強める大切なアイテムです。ハーフ顔に仕上げるなら、くっきりと長さのあるアイラインを描きましょう。
アイラインの長さは、目尻から5ミリはみ出るくらいが目安。くっきりとしたラインを描くにはリキッドタイプがおすすめですが、ペンシルやジェルタイプと比べて描きにくくこともあるでしょう。そんなときは、一気に描こうとせず少しずつラインを足していくこと、持ちやすさや筆のコシなど自分にとって使いやすいと感じるものを選ぶこと、この2つに注目すると描きやすくなります。
【リップメイク編】ぷっくりとした色っぽい唇に
リップメイクは、ぷっくりとした色っぽさがカギ。輪郭をはっきりさせるとパーツを強調できるので、まずはリップライナーやリップクレヨンを使って輪郭をふちどりましょう。次に好みの色のリップで仕上げますが、ツヤの有無は好みで選んでOK。ハーフメイクにおいてはリップの厚みがポイントになるので、グロスでツヤっぽくする、マットでふんわりさせるなど仕上がりの好みで選んでください。
ハーフっぽいマツエク選びのポイントは?
続いてマツエク選びのポイントを見ていきましょう。
カラーはブラウン系に
マツエクのカラーは、ブラックよりもブラウンがおすすめです。ブラウンのマツエクはなじみやすく、顔うつりが明るくなるところが魅力。ナチュラルに目元の印象を強めたいときにぴったりなカラーです。ブラウン系のマツエクの中には、オレンジブラウンやアッシュブラウン、カーキブラウンなど種類がいろいろあります。好みで選ぶのはもちろん、数色を組み合わせるのもおすすめです。
しっかりメイク派ならボリュームラッシュ
しっかりメイクが好みの場合はボリュームラッシュに挑戦してみましょう。1本の自まつ毛に複数の毛を扇状に装着するマツエクなら、ハーフメイクに映えるぱっちりアイに。ただしナチュラルメイク派だとボリュームの大きさが気になることもあるので、お客様の普段のメイクに合わせた提案が必要になります。
カールは強め
カールについては強めがおすすめです。ハーフ顔は目と眉毛の距離の近さがポイント。カールが強いほど眉毛との距離が縮まり、よりハーフらしい目元に仕上がります。
<マツエクのカールの種類>
- Jカール
- Cカール
- CCカール
- Dカール
この中でいえば、Cカール以上のものがおすすめ。ただしカールの強さはお客様の好みによる部分でもあるので、「あまり強いカールは苦手」という場合は部分的にJカールを使うなど、複数のカールを組み合わせて提案してみましょう。
ハーフ顔になりたい人向け!おすすめデザイン紹介
出典:@eyeplus.designさん
CカールとJカールを組み合わせてたれ目に仕上げたマツエクデザイン。中央のカールが強めになっているので眉毛との距離が近く見え、ぱっちり感も出ます。
出典:@eyeplus.designさん
カーキブラウンとダークブラウンをミックスしたマツエクデザイン。目元の印象をやわらかくしつつ、カール強めのCCカールでぱっちり感も◎
出典:@eyeplus.designさん
長さのあるCCカールでぱっちり感を強調したマツエクデザイン。上まぶたのボリューム感に合わせて、下まぶたのボリュームも調節するとバランス良くまとまります。
出典:@eyeplus.designさん
オールカーキブラウン×Cカールのマツエクデザイン。ブラウン系のアイシャドウと相性◎「目と眉毛の距離をもう少し近づけたい」そんなときは、カールを強めずこちらのように長めのCカールを使うのもおすすめです。
まとめ
ハーフ顔を目指すなら、メイクとマツエク両方のポイントを意識することが大切です。メイクだけ、マツエクだけでは物足りない仕上がりに…2つのポイントを網羅して理想のハーフ顔を実現させましょう。マツエクの提案はアイリストの腕の見せどころですが、メイクの提案と合わせて行えばお客様の満足度をさらにアップさせられるかもしれませんよ。200705Ehn
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