【画像解説あり】強いカールの仕上がりにばらつきが…まっすぐつけるコツは?

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マツエクのカールには、JカールやCカール、CCカールなどさまざまな種類がありますが、「強いカールになると仕上がりにばらつきが出る」とお悩みのアイリストもいるでしょう。きれいに仕上げるために練習や経験を重ねることはもちろん大切です。しかし、まっすぐつけるためのコツを知っておかないと効率良くスキルアップできないこともあります。今回は、強いカールでもばらつくことなくきれいに仕上げるためのコツを、画像解説と合わせて学んでいきましょう。

エクステをまっすぐつけるには?コツをおさらい!

お客様の理想を叶える大切な要素にエクステの向きがあります。毛先がばらついていたり、サイドに流れるような装着方法になっていたりすると、仕上がりのきれいさが半減するだけでなくカールまで出にくくなってしまうことも。まずはマツエクの基本であるエクステの正しい向きを理解し、まっすぐつけられるスキルを身につけていきましょう。

エクステの正しい向き=まぶたと垂直

正しく装着されたマツエクは、まぶたと垂直になっています。垂直とはまぶたに対してまっすぐ上を向いている状態で、正面から見たときにすべてのカールが上を向いていることになります。施術時はモチの観点から根元の合わせや接着面の確保に目が行きがちですが、そちらに意識が行きすぎると向きがずれてばらついた仕上がりになることもあるでしょう。
エクステをまっすぐつけることは一見簡単なようですが、まぶたが丸みを帯びているのがネック。エクステを正しい向きで装着していくには、まぶたのカーブをふまえたうえでまっすぐ装着するスキルが求められます。

エクステをまっすぐつけるコツ

エクステをまっすぐつけるには練習をこなす必要がありますが、効率良く進めるには定期的な練習法の見直しが必須です。おすすめは紙を使う練習法。手順をご紹介します。

1.紙にまつげの絵を描く

丸みのあるまぶた、まっすぐなまつげを描くのがポイント。

2.エクステを装着

まつげに沿ってエクステを装着していきます。

3.装着後に仕上がりをチェック

すべてのまつげにエクステを装着したら、真上から仕上がりをチェックします。

こちらがエクステをまっすぐつけられた場合のOK例。真上から見たときに自まつげとエクステが一体化している状態を目指すことがポイントです。

こちらはNG例。×印の箇所のようにエクステの向きがずれていると、OK例のようなきれいな放射状になりません。数か所ずれるだけでも全体の仕上がりが明らかに変わってくるので、練習を重ねてエクステの正しい向きをマスターしましょう。

お客様の自まつげにクセがある場合は…

お客様によっては自まつげにクセがあり、練習のように上手くいかないこともあるでしょう。そんなときはエクステの装着方法を工夫します。クセのある自まつげに適した装着方法は絡め付けです。

こちらの画像では、黒色が自まつげ、紫色がエクステを示しています。画像左が横付け、右が絡め付けの場合。2つを比べると接着面の大きさに違いがあります。クセのある自まつげにエクステを装着するとき、接着面をじゅうぶんに確保できないとモチが悪くなってしまうことも。絡め付けなら接着面をより大きく取れ、角度を矯正する効果も狙えます。
お客様によって、自まつげにどの程度クセがあるかが異なります。このような工夫も交えながらエクステをまっすぐつけるスキルを磨いていきましょう。

強いカールを使うときに気をつけることとは

DカールやCCカールなど、強いカールのエクステを使うときには少し注意が必要です。

<注意点>

  • 根元を合わせにくい
  • 接着面が短くなる
  • JカールやCカールに比べて倒れやすくなる


もちろん使うグルーの量やグルーの硬化速度も影響してきますが、これらの注意点をしっかりと意識できていないと、仕上がりの美しさやモチが半減してしまいます。改善するためには、ツイザーを離すタイミングをいつもより遅らせ、エクステと自まつげの密着度を高める方法が有効です。
強いカールのエクステを使うときに少しでも向きが倒れると、JカールやCカールの同じ場合と比べてばらつきが目立ってしまいます。繰り返し練習をこなすのはもちろん、注意点を意識しながら「どう工夫すればきれいに仕上がるか?」と有効な方法を探ってみましょう。

画像で解説!練習例を見てみよう

続いて、画像を見ながらエクステをまっすぐつけた状態を解説していきます。

強いカールのエクステでも、正しい向きで装着できていればカールが見えず、エクステ自体もまっすぐに見えます。

ツイザーの先端部分を見てみましょう。紙に書いたまつげに対し、エクステの毛先のカールがずれて見えます。このような場合はまっすぐ装着できていないことになるので、カールが見えるかどうかに注目しながら練習を進めていきましょう。

<CCカールの練習例①>

こちらはCCカールのエクステを使い、まっすぐ装着できた場合の練習例です。真上から見たとき、全体的にカールがないように見え、放射状にきれいに広がっています。

<CCカールの練習例②>

正面から見たときも、このようにまっすぐカールが見える状態になっています。

<Lカールの練習例①>

<Lカールの練習例②>

CCカールよりさらにカールの強いLカールでも、まっすぐ装着できていればこのような見え方になります。まずは真上から、続いて正面からチェックし、きれいな仕上がりを目指しましょう。

練習では上手くできるのに施術時はばらついてしまう…その原因は?

練習では安定してまっすぐつけられるようになっても、実際の施術では難しいと感じる場合もあるでしょう。そんなときは以下のような原因が考えられます。

  • “まっすぐつける”ことへの理解が足りていない
  • 施術シーンでは気持ちに余裕が持てない
  • エクステの向きの確認不足
  • クセのある自まつげに装着するのが苦手


まっすぐつける=まぶたに対して垂直につけるのが正しい認識。施術シーンでいつの間にか自まつげの生えている向きに対してまっすぐ装着してしまうと、仕上がりにばらつきが出てしまいます。その他、経験不足で気持ちに余裕が持てなかったり、向きの確認が足りていなかったりすることが原因になることもあるので、練習+施術経験で改善を図りましょう

まとめ

経験の浅いアイリストほど“エクステをまっすぐつける”という感覚をつかみにくいものですが、コツをふまえて練習を重ねればスキルアップを狙えます。普段の施術でエクステをまっすぐつけられているかどうか分からない場合も、「思ったようなきれいな仕上がりにならない」と少しでも感じるようならエクステの向きに原因があるのかもしれません。普段の施術を振り返りながら練習を重ねて、エクステの向きの把握を確実に行えるスキルを身につけていきましょう。201213Ehn

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