苦手を克服!「絡め付け」をマスターするためにトライしたい練習方法

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マツエクは、自まつげに沿ってまっすぐつけるのが理想ですよね。しかし、お客様によっては自まつげにクセがあって、まっすぐつけるのが難しいというケースも出てきます。
そんなときに使えるのが、「絡め付け」という施術方法。特殊な装着になるため、マスターするためには技術を磨く必要があります。そこで今回は、絡め付けの技術を習得するために実践したい練習方法をご紹介。クセまつげの施術に苦手意識を抱かないためにも、ぜひ今日から絡め付けの練習に取り組んでみてください。

絡め付けとは?

Beautéでは、過去に何度か絡め付けについての解説を行ってきました。まずは、「絡め付け」についてのおさらいから始めていきましょう。

マツエクの付け方は大きく分けて4種類ある

マツエクの施術を進めていく中で、生えグセのある自まつげに出会う機会も少なくありません。マツエクのモチを良くするためには、自まつげの生え方に合わせて装着方法も変えることが大切です。

さまざまな生えグセに対応するためには、大きく分けて4種類あると言われているマツエクの装着方法を身に付けておかなければいけません。4種類の装着方法について、以下にまとめました。

  • 上付け…自まつげの上にマツエクを付ける方法
  • 下付け…自まつげの下にマツエクを付ける方法
  • 横付け…自まつげの横にマツエクを沿わせて付ける方法
  • 絡め付け…自まつげとマツエクをクロスさせるようにして付ける方法

クセのある自まつげに対しては、絡め付けで施術していくのが基本となります。ではなぜ、クセのあるまつげは絡め付けで施術すべきなのでしょうか。

絡め付けは接着面が多く取れる

絡め付けは、上付け・下付け・横付けをすべてひっくるめたような施術方法。クセのある自まつげに対して、上・下・横のいずれかで付けてしまうと、まっすぐ伸びているまつげとは違ってどうしても接着面が少なくなってしまいます。

上の写真は、絡め付けの実例です。自まつげの下側から上に向けてくぐらせるようにして施術することで、接着面が多くなりモチがアップします。
絡め付けをするとマツエクが自まつげのクセに流されないので、まっすぐ生えそろったまつげを作り出すことができるのです。

上の写真は、クセのあるまつげに対してのOK例とNG例。一目見て分かるかと思いますが、上段がOK例、下段がNG例です。
横付けするとマツエクも自まつげのクセと一緒に流れてしまうのに対して、絡め付けをした上段のエクステはクセに流されることなくピンと上を向いています。マツエクの付け方を工夫するだけで、クセのあるまつげの見え方をこれだけ修正することができるのです。
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絡め付けの基本!

絡め付けの基本をしっかりと理解しておくことは、クセのあるまつげへの苦手意識克服のために大切。正解を知るコツや、自分が本当に絡め付けの基本を理解できているのかの確認方法をご紹介します。

絡め付け、どこに沿わせるか理解できていますか?

絡め付けでつまずく人に多いのが「自まつげのどこにマツエクを沿わせる」のかが理解できていないケース。絡め付けにトライするものの、なかなかうまくいかないというアイリストは、実はマツエクを沿わせる位置が分かっていないことが多いのです。

  • どこに沿わせるのか
  • どういう向きになっているのが正解か
  • どこにつけるのか


上記3点をしっかり理解していないと、絡め付けをマスターすることはできません。自分が絡め付けを理解できているかどうか確認するには、絡め付けする様子を絵に描いてみると良いでしょう

上の写真は、絡め付けの様子を絵に描いたもの。黒い線が自まつげ、赤い線がマツエクを表しています。絡め付けについてきちんと理解できている場合は、クセのあるまつげの毛先が向いている方の根元から、反対側にマツエクの毛先が向くように線を書き込めるはずです。
絡め付けが理解できていない場合、自まつげの線とマツエクの線がクロスしないようなイラストが仕上がることも。先輩や上司など、正解を確認してもらえる人がいる場合は、一度イラストを描いて見せてみると良いでしょう。

イラスト→つけまつげ→マネキンの順で練習してみよう

ここからは、有効な練習方法をご紹介します。絡め付けの理解度を深めるためには、イラストを用いて頭に落とし込んでいく方法がおすすめ。具体的な方法をご紹介します。

イラストの上にマツエクを置いて向きを確認

絡め付けをマスターするには、どこに沿わせるとマツエクがどんな向きになるのかを理解しておくことが大切です。

上の写真のように、まっすぐ生えたまつげのイラストを描き、その上にマツエクを沿わせて向きを確認していきましょう。紙に描いたイラストの上にマツエクを置くと、正しい向きが理解できます。


マツエクの向きが揃っていないと、上から見たときにマツエクの毛先がまっすぐなものとそうでないものとになり、それぞれの方向がバラバラに。赤い×がついているところは、上から見たときにもカールが分かる状態になっています。これでは、全て方向が揃っているとは言えないため、付け方を考えなければいけません。

上の写真は、赤いマツエクを使って練習したもの。Cカールのマツエクを用いて練習しているのですが、方向がきれいに揃っているため上から見るとまっすぐに見えます。イラストにマツエクを付けてみて、上から見たときに全体が毛先までまっすぐに見えれば成功です。
全て同じ方向に揃えられるようになったら、つけまつげを使って練習を。つけまつげもマスターしたらマネキンで練習をと、徐々にステップアップしてみてください。
つけまつげもマネキンのまつげも、クセ毛っぽく毛の向きを変えた状態で練習してみると、上達スピードがアップするのでおすすめです。
絡め付けは根元が出ていないこと、カドが出ていないことが施術のポイントとなります。ただ、場合によってはカールが下がりすぎてしまうことも。強めのカールを希望されるお客様など、カールを強調させたいデザインのときには注意が必要です。

まとめ

お客様のまつげの悩みを解消してあげられるのは、他でもないアイリストだけ。上付け・下付け・横付けだけでなく、絡め付けのスキルをマスターしておくことは、お客様に寄り添った提案・施術をするためにも重要です。
絡め付けに自信がないという人は、ぜひ今回ご紹介した練習法を試してスキルアップを目指してください。201204Eue

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