眉毛にも使える脱毛ワックスの特徴をタイプ別に紹介!おすすめアイテムも掲載
近年、マツエクだけでなく眉毛など目元のトータルな提案ができるメニューを取り扱うサロンが増えてきていますよね。眉毛を整えるメニューには眉毛カットや眉毛マスカラなどさまざまありますが、今回は「ワックス脱毛」にスポットを当てたいと思います。今後アイブロウメニューを取り入れたいと思っている方や眉毛の脱毛ワックスについて詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。おすすめの眉毛にも使える脱毛ワックスも紹介しています!
眉毛の脱毛ワックス、それぞれの種類や特徴とは?
眉毛や顔といったデリケートな部分用のものに限らず、脱毛ワックスにはソフトタイプとハードタイプがあります。ソフトタイプはワックスを塗布した上に専用の粘着シートを貼って剥がしますが、ハードタイプはシートが不要です。
ソフトタイプの中には、あらかじめシートにワックスがついている状態で販売されているものもあります。
各タイプのメリット・デメリット
ソフトタイプ
メリット:薄く塗布できるため経済的。広範囲に塗布できるため時間短縮になる。
デメリット:専用シートを用意しなければならないなど、ハードタイプに比べて用意する商材が多い。粘着シートで肌が引っ張られるため肌の負担が大きい。シートを剥がした後、残っている毛をピンセットで抜く必要がある。
ソフトタイプ<シート一体型>
メリット:用意するものが少ない(シートのみでOK)。手軽に使える。
デメリット:気温が高いところに置いておくとワックスが溶けて使用不可になってしまう。
ハードタイプ
メリット:短い毛や細い毛でも一気に脱毛が可能。角質ケア成分などが含まれているものは、肌への負担も軽減可能。
デメリット:ワックスが乾くのを待つ時間が必要。ワックスが乾くまで肌に乗せておかなければならないため、ワックスが適温でないとやけどする可能性がある。
眉毛の脱毛ワックスの使用手順は?
ここでは使用手順について見ていきましょう。ソフトタイプ・ハードタイプともに、基本的な使い方は同じです。
まず、脱毛に入る前に眉毛の形を決めておきます。お客様のご希望、顔の形(骨格)、眉毛の黄金比などを取りつつ、眉毛を残す部分にラインを引いていきます。
眉毛の黄金比は、以下のように位置取りすると良いでしょう。あくまで一例として参考にしてください。
・眉尻…目尻と小鼻の延長線上
・眉山…眉頭から約2/3、白目の終わりの真上
事前に専用ウォーマーを使用し、脱毛ワックスが適温で使えるよう温めておきましょう。適温とは40~50度前後、持ち上げたときにもったりと落ちる感じや、蜂蜜のような粘度が目安です。脱毛ワックスが溶けるのに少し時間がかかります。ウォーマーによって温まる時間が異なります。ウォーマーの温度設定に合わせて、スパチュラでかき混ぜつつ温めを行ってください。
また、ワックスを塗る部分が汚れていたり濡れていたりすると、ワックス本来の性能が発揮できません。清浄や消毒は必ず行うようにしてください。
その後、ワックスは以下のように使用します。
② 皮膚を引っ張りつつ、毛の流れに逆らって一気に剥がす
※ソフトタイプ…シートを貼り、剥がす
※ハードタイプ…ワックスが固まったのを確認してから剥がす
シート一体型の脱毛ワックスは使い方が少々異なります。眉毛の形は決めますが、ウォーマーで温めなくてもOK。以下のように使用しましょう。
② シートを剥がして脱毛したい部分に貼り、手で押さえる
③ 毛の流れと反対方向に、シートを一気に剥がす
なお、ワックス脱毛は剥がすときに多少なりとも痛みを伴い、赤みや腫れがおきることもあります。初めて施術を受けられるお客様に対して事前に説明することはもちろん、施術した部分のアフターケアも必ず行いましょう。
眉毛にも使える脱毛ワックスの選び方
脱毛ワックスは商品によって特徴が異なります。特にこれから導入する場合、「どんなところを重視したらいいの?」と悩むアイリストも多いでしょう。初めて脱毛ワックスを導入する際のポイントを紹介します。
肌にやさしい成分が使われているかどうか
脱毛ワックスは、肌に直接付着させて使用するもの。特に目元はデリケートな部分であり、強い刺激を与えることで肌トラブルを引き起こしてしまう恐れもあるため、肌にやさしい成分の脱毛ワックスを選ぶと良いでしょう。
例えば、ココナッツオイルなど自然由来の素材が使われているものや、松ヤニ不使用のものなどがおすすめです。
バリエーションが豊富かどうか
脱毛ワックスには、香りや容量などのバリエーションが豊富なものが多いです。ハードタイプとソフトタイプの両方で展開されている商材であればお客様の肌質によって使い分けることができますし、香りのラインナップが多いシリーズならお客様に好みの香りを選んでもらうことも可能です。自サロンで使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
また、上記以外にも「コスパが本当に適当かどうか(価格に対して使用量が適量かどうか)」「サロンに置いておいても違和感のないパッケージデザインか」なども注意してみると良いでしょう。
「このワックスってどうなんだろう?」と思ったときは、他店で活躍している知り合いのアイリストや自サロンに出入りしている業者に聞いてみるのも良いかもしれません。
眉毛にも使えるおすすめの脱毛ワックスを紹介
それでは、眉毛にも使える脱毛ワックスのおすすめアイテムを紹介します!
【WINK】ES WAXシートとセットで使用したいおすすめアイテム
シート一体型のソフトタイプの脱毛ワックスです。施術(脱毛)部分に合わせてシートをカット、手のひらで挟んで温めてから使います。シートの用意のみでOKなので手軽に使えることや、やけどする心配がないことがメリット。
ソフトタイプで低刺激なため、敏感肌のお客様などに使用すると良いでしょう。
なお、脱毛後は専用リムーバーオイル「ESリムーバーオイル」の使用が推奨されています。ワックス使用後のベタベタ感を取り除くためにも、一緒に導入することをおすすめします。
【PREANFA】ライトワックス(ソフトタイプ)とセットで使用したいおすすめアイテム
ソフトタイプの脱毛ワックスです。ウォーマーで温めたワックスを塗布し、シートを貼りつけて剥がします。ココナッツオイル、ベジタブルオイルなどの自然由来の素材を配合しているため、肌にやさしいワックスです。「細い産毛も取れやすい」とアイリストの口コミも。
ワックスを混ぜる際は、スパチュラを使いましょう。太さにはバリエーションがありますが、使いやすいものを選べばOK!
ワックスと一緒に、専用のワックスウォーマーも準備しておきましょう。こちらの商品は温度調整ができるタイプのため、使うワックスによって最適温度に設定することができます。
【RICA】ブラジリアンワックス AVB(アボカドバター)セットで使用したいおすすめアイテム
ハードタイプの脱毛ワックスです。厳選した原材料を使用し、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンEを含むアボカドオイルを配合。松ヤニ・着色料不使用で肌にやさしいワックスです。800g入りと大容量タイプでコスパが良い点がうれしいですね。
RICAではこれ以外にも、炭を配合したワックスなどさまざまなタイプの脱毛ワックスをラインナップしています。香りや含まれる成分の違いによってワックスを変えることも可能です。
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なお、RICAからも「ワックスウォーマー」が販売されています。ワックス缶のサイズは当然商品によって異なり、場合によっては他社の脱毛ワックス缶が入らないことも…。心配な方は、脱毛ワックスと同じブランドのウォーマーを使用するようにすれば安心です。
まとめ
マスク生活で目元メイクの重要視される今、眉毛メニューに対するニーズも高まっています。そのため、アイブロウメニューの導入はサロンの今後を支える大きな手立てとなる可能性があります。今回ご紹介した脱毛ワックスに関する知識やアイテムを参考に、アイブロウメニュー導入を検討してみてはいかがでしょうか。210827Eiy
※本記事の内容や価格はすべて、2021年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。