「気になる男性目線!」男性から見て、「マツエク」と「つけまつげ」、「マスカラ」どれが一番いいの?

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お客様の中には、「自分のためだけに可愛くなりたい」という人もいれば、「男性ウケがいい可愛さを手に入れたい」という人もいて、さまざまですよね。そして、好きな男性の前で、ファッションやメイクに気合が入るのは自然な乙女心。しかし、男性目線のことも考えないと、せっかくの努力が裏目に出ることもあります。女性のキレイを応援するマツエク施術者としても、お客様の目元が男性にどう映るのかは気になるところでしょう。今回は、男性意見を交えながら、マツエク・つけま・マスカラのどれが一番いいかを調査してみました。

男性ウケするメイクの鉄則とは

男性は女性のメイクに何を求めているのでしょうか?

出典元:株式会社ヒューマ 

上記は、化粧品の臨床試験を行っている企業によるアンケートの結果をグラフ化したものです。男性1,678名と女性6,120名を対象に、「メイクに1番求めるもの」について調査が行われました。

なんと、45.3%の男性が女性のメイクに「清潔感」を求めているとのこと。調査項目の上位3つは男女とも同じ結果となりましたが、男性は女性ほど華美なメイクを望んでいないことが分かります。

では、男性が好むメイクの濃さはどの程度なのか、女性にとっては気になるところですよね。

出典元:株式会社ヒューマ

上記は、同じアンケートで男性1,678名に「好きなメイクの濃さ」について聞いた結果です。

圧倒的に多かった意見は、「薄い」メイクが1番好きとのこと。全体の実に82.6%に上りました。この結果を踏まえると、厚化粧や素肌に近すぎるメイクは男性に不評のようです。

アンケートでは、メイクの濃さ以外にも「メイクがその女性に似合っていない」ことも気になるという男性意見がありました。濃すぎや手抜き感のあるメイクを避け、自分に合ったメイクを見つけることも大事なのかもしれません。

つまり、清潔感のあるナチュラルな薄化粧が、男性ウケするメイクの鉄則と言えるようです。そんなメイクを実現するにはどんな方法が適しているのでしょうか?

「マツエク」と「つけまつげ」「マスカラ」…見た目の印象の違いとは?

男性の好みを意識したメイクをするとき、顔の中でもまつげは特に加減が難しいパーツ。強調しすぎるとやりすぎ感が出てしまい、控えすぎると寂しい印象になってしまいます。まつげのメイク方法はいくつか種類がありますが、男性はどのように見ているのでしょうか?

出典元:ウーマンエキサイト

上記は、インターネット情報サービスを手掛ける企業によるwebアンケートの結果をグラフ化したものです。20代~30代の独身男性150名を対象に、「マツエク・つけまつげ・マスカラで1番ナチュラルメイクなもの」が調査されました。

なんと、もっとも多かったのは「マツエク」という結果に!これは、マツエク施術者としてもうれしい評価ですよね。

マツエクを選んだ男性で多かったのは、「本物のまつげと区別がつかない」という意見。毎日塗るマスカラや、ノリで貼るつけまつげに比べて、マツエクには男性が好きな清潔感が感じられることもポイントとなるようです。

「どう見られたい?」も加味したデザイン提案を

サロンでのカウンセリングでは、お客様がなりたい目元のイメージをしっかりと引出し、そのイメージに近づけることが一番重要。その際、「異性からの見え方も気になる」というお客様であれば、施術後にお客様が男性から褒められるイメージを持つことも大事かもしれません。

たとえば、カウンセリング時に「どのように見られたいですか?」と伺ってみてはいかがでしょうか?「女性から見ておしゃれな感じに見られたい」という場合はカラーエクステやボリューミィなデザインもいいでしょう。しかし一方で、もし、「自然な感じと思われたい」とのご要望があれば、お客様の理想と男性目線をすり合わせるようなデザインもご提案できそうです。

ただ、一口にナチュラルメイクと言っても、ナチュラルの定義には個人差があるかもしれません。お客様の恋人やご主人の好きな芸能人を質問して、ネットや雑誌などで目元を確認するといいでしょう。

<ナチュラルに見せるデザイン>

「自まつげを増毛した感じにしたい」「自まつげが元々長いと思われたい」など、目元をどのようにナチュラルに見せたいかはお客様ごとに違って複雑でしょう。しかし、基本的なポイントを押さえれば難しくはありません。ただし、今回のポイントは「ただ本数を少なくする」などの方法ではなく、「ナチュラルでありながら、しっかりと似合わせ、美しく見える」こと。それぞれの項目を把握しておきましょう。

 

【毛質】

ナチュラルさを出したいお客様向けには、一般的には「セーブル」などの自まつげに近い毛質が選ばれているようです。ただし、同じ名前のマツエクでもメーカー差があるよう。サロンで取り扱っている中で一番柔らかくしなやかな毛質で、ハリやコシがないものをご提案しましょう。

 

【カール】

カールにもいくつか種類がありますよね。

一般的に、素顔でも違和感がないのは「Jカール」などのカールが弱いものです。気を付けたいのは、まぶたとまつげの相性。たとえば、厚めの一重まぶたの方は、まぶたに埋もれない、より強いカールが合います。一重まぶたにJカールを装着してしまうと、かなりナチュラルな印象に。冒頭のグラフでもあったように、「薄すぎるメイク」も敬遠されるためです。お客様の場合はどのデザインにすると理想に近いか、しっかりご説明したいですね。

【長さ】

ここが重要!自然に見えるマツエクの長さは、自まつげ+2mmまでと言われています。日本人女性の自まつげの長さは、平均で5~7mmほど。したがって、よりナチュラルに仕上げたい場合は、7~9mm程度が理想の長さとなります。マツエクを付ける際はより長く見えるものを選択しがちなお客様が多いため、この情報を知っておくと、仕上がりイメージのご説明方法にも納得感が増します。

また、「長さ」に関わるデザインとして、ナチュラルでも「キュート」に見せたいなら中央だけ、「セクシー」に見せたいなら目尻だけをそれぞれ他より1mm長くするご提案もあるでしょう。この際、全体をすべて長く見せたり、極端に長さの段階をつけたりするデザインになると、だんだんナチュラルから遠ざかってしまう可能性が。長さがほしいお客様には、次の項目の太さと本数で調整し全体のバランスをご提案する必要があります。

 

【太さと本数】

ナチュラルに見せるためには、「太いものを少なく」よりは「細いものを多く」が鉄則。最近は、0.0〇mmという超極細毛もあり、より自然な仕上がりを叶えてくれます。

3Dボリュームラッシュなどの新しい技術は、ナチュラルに見せたい人には特に提案しやすいメニューです。日本人の平均的な自まつげの太さは0.12mmですが、これより細い方もいるでしょう。基本的に「0.1mm」「0.12mm」をおすすめし、場合によっては超極細毛も使用するといいかもしれません。

また、自然に見える本数は80~100本と言われますが、こちらも自まつげの本数に合わせた個人差があります。目幅が広いまたは狭い方は、バランスを見ながら調節しましょう。

まとめ

いかがでしょうか?今回のテーマである、『男性ウケする目元の鉄則』は、「清潔感」と「薄化粧」がポイントの『ナチュラルな「マツエク」』でした。目元のメイクについては、つけまつげやマスカラより、マツエクの方がナチュラルと感じる男性が多いよう。かといってマツエクも、長さやカールなどのデザインの選択を誤ると、華やかな印象になりすぎてしまったり、薄すぎたりという結果になり、お客様の期待に応えられないことも。「ナチュラル」とは、実はかなり奥深く、人によっての受け取り方にも幅がある難しいデザインであると言えます。
今回の記事で、異性からの見え方を押さえつつ、「ナチュラルで美しい目元」の提案方法や説得力ある説明方法をマスターできると、マツエク施術者としても提案力に深みが出るかもしれませんね。

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