下まつげにおすすめのマツエクとは?人気のセーブルやデザイン例もチェック
下まつげのマツエクは、長さや太さ、量などもお客様によって自まつげに個人差があるため、上まつげと比較するとやや難易度が高いと言われています。そのため、お客様の希望通りに仕上げるには、しっかりとお客様の自まつげの特徴を把握して、最適なエクステを選定することが大切です。そこで今回は、下まつげにおすすめのエクステの種類を紹介します。柔らかさに特化したセーブルラッシュなどのおすすめのエクステ商材や、下まつげのマツエクのデザイン実例を見ていきましょう。
下まつげにおすすめのマツエクとは?
下まつげのマツエクを希望するお客様は、「違和感のない仕上がりにして欲しい」「下まつげにボリュームは欲しいけど、派手にならないようにしたい」と言われる方が多いのが現状。そのため、下まつげのデザインで大切にしたいのは“ナチュラル感”です。
下まつげは、まばたきなどで肌に触れる可能性があるため、特に柔らかく違和感のないエクステが良いでしょう。種類で言えば、セーブルラッシュのような柔らかさに特化しているエクステなら違和感が少なく、自然に仕上がるためおすすめです。
新人アイラッシュ施術者の中には、「下まつげ専用のエクステ商材ってあるの?」と思っている人も少なくないはず。実際には、“下まつげ専用のエクステ”は数がとても少なく、上まつげに使用するエクステの中から、下まつげに合う5mm~7mm程度の短い長さのものを使用している場合が多いです。
最も需要が高いのは6mmですが、お客様の下まつげに合うエクステの長さがない場合は、施術者自身がエクステをカットして対応するケースもあります。
下まつげにおすすめのエクステ商材をチェック
ここからは、実際に販売されている商材の中から、下まつげに適したエクステを紹介します。
【松風】先細抗菌やわらかシルクセーブル
上質で柔らかいのが特徴のセーブルラッシュは、エクステの種類の中では特に柔らかく、着け心地も良いため下まつげのエクステにおすすめです。「松風」の「先細抗菌やわらかシルクセーブル」は、根元に近い部分から先端に向けて徐々に細くなる形状のため、より自然で軽く、柔らかいまつげに仕上がります。
さまざまなカールや長さが販売されていますが、下まつげにはJカール×6mmがおすすめ。下まつげは上まつげよりも短くて細いため、Jカールを選ぶことで接着面を確保しやすくなり、モチも良くなります。元々下まつげは下向きに生えていますが、上向きに生えている方の場合は、Cカールを選んでバランスを取りましょう。太さは、最も細い0.1 mmなら自まつげに近い太さのため、ナチュラルにボリュームをアップすることができます。自まつげが太めの方は、0.15 mmを選んでも良いでしょう。
先細抗菌やわらかシルクセーブルは抗菌衛生タイプで、目や粘膜のトラブル要因と言われている雑菌の繁殖を抑える毛質になっているため、安全性の高さも魅力です。また、特許取得済みの特殊人工毛で、黄色ブドウ球菌や大腸菌の増殖を抑制する機能も持ち合わせています。
【Angelic】プレミアムセーブルシングル
「Angelic(アンジェリック)」の「プレミアムセーブルシングル」も、下まつげにぴったりの柔らかなセーブルラッシュです。こちらは、中央の部分から先端にかけて徐々に細くなっており、よりナチュラルで柔らかい仕上がりになります。
こちらも、さまざまな太さ・長さ・カールが販売されていますが、下まつげにはJカール×太さ0.1mm×長さ6mmがおすすめです。毛のばらつきなども抑えて作られているため、装着後の見た目も美しいです。
【WINK】ミンクラッシュ 下まつげ
セーブルの次に柔らかいミンクラッシュは、しなやかなのが特徴で、自まつげに近いナチュラルな仕上がりになるため下まつげにおすすめです。
「WINK(ウィンク)」の「ミンクラッシュ 下まつげ」は、自まつげに馴染みやすい上に、施術後もカール感が持続するのが魅力。こちらの商材は、名前に“下まつげ”とあるように、下まつげにおすすめの5mm~7mmの短いエクステがMIXになっており、使いやすさも抜群です。
カールは、下まつげのカール感に近いJカールがおすすめ。太さは、0.15mmを紹介していますが、下まつげを主張したい方におすすめです。ナチュラルに仕上げたい方には、同じミンクラッシュの0.1 mmや0.12mmを使用してもいいでしょう。
【Flap eyelashes】FFMatte 4色ブラウン
最近では、マスク生活が長くなったことにより、アイメイクに重きを置く人が増え、カラーアイメイクがトレンドになっています。そのため、「下まつげにもカラーエクステを取り入れたい!」と考えるお客様も増えているようです。
そこでおすすめなのが、「Flap eyelashes(フラップアイラッシュ)」の「FFMatte 4色ブラウン[下まつげMIX]」です。こちらは、4種類ものブラウンカラーがセットになっており、下まつげに最適な5mm~7mmの長さがMIXされています。4色の中から選べるため、上下でカラーを変えて仕上げてもおしゃれですよ。
【TRUMP COSMETIQUE PARIS】下まつげエクステ導入スターターキット
「TRUMP COSMETIQUE PARIS(トランプ コスメティック パリ)」の「下まつげエクステ導入スターターキット」は、下まつげエクステに必要な商材が全てセットになっているほか、下まつげエクステについて学べるレクチャー動画付きなのも特徴です。
レクチャー動画では、下まつげのエクステの座学・テープワーク・装着・オフについてそれぞれ分かりやすく解説してあります。「下まつげの講習に行きたくてもコロナ禍で行けない…」「下まつげエクステの施術が苦手…」と言ったアイラッシュ施術者にもおすすめです。
下まつげのマツエクのデザイン紹介
下まつげのマツエクは、長さ・カール・太さを統一したデザインにするのが基本。ここからは、インスタから見つけた下まつげのマツエクのおすすめデザイン実例を紹介します。早速、見ていきましょう。
Jカール×長さ6mm×太さ0.1mmは自然な仕上がり
出典:@eyeplus.designさん
最初に紹介するのは、Jカールを使用したこちらのデザイン。長さは6mmで、太さは0.1mmのエクステを下まつげに40本装着した実例です。上まつげは、ブラックのCCカールを使用していて目元を強調しがちですが、下まつげに細めのエクステをプラスしたことで上まつげが悪目立ちすることなく、自然なバランスに仕上がっています。
出典:@eyeplus.designさん
こちらも、Jカールで長さは6mmと太さは0.1mmのエクステを下まつげに装着した実例です。上まつげは、カーキブラウンとダークブラウンのカラエクをMIXしていて、先程のブラックの上まつげと比較するとナチュラルな印象。下まつげは細めを選んだことで、カラーエクステの柔らかな雰囲気とマッチしています。
出典:@eyeplus.designさん
同じく、Jカール×長さ6mm×太さ0.1mmで仕上げた実例です。こちらの場合は、上まつげをオールカーキブラウンで仕上げています。柔らかさは残しつつ、抜け感のある仕上がりになっていておしゃれです。
Jカール×長さ6~7mm×太さ0.15mmは目元ぱっちり
出典:@eyeplus.designさん
こちらもJカールを使用したデザインですが、長さは6~7mmで太さは0.15mmのエクステを下まつげに片目は15本装着した実例です。先程の0.1mmのエクステと比較すると少し太めのエクステを使用しており、目元がぱっちりした印象ですね。
Jカール×長さ7mm×太さ0.1mmは目力アップ
出典:@eyeplus.designさん
ここまで紹介してきた実例と同じく、Jカールを使用していますが、こちらの場合は長さ7mmで太さは0.1mmをチョイスしています。Jカールなので自まつげとの馴染みも良く、下まつげにしては長めのエクステを選んだことで、目力もアップしていますね。
Cカール×長さ6mm×太さ0.1mmは女性らしい印象
出典:@eyeplus.designさん
こちらは、Cカールのエクステを下まつげに使用した実例です。長さは6mmで、太さは0.1mmで仕上げています。Cカールは、ここまで紹介したJカールと比較すると、ビューラーで自まつげを上げたようなカール感があるため、女性らしい印象です。
Cカール×長さ7mm×太さ0.1~0.15mmのMIXで瞳が魅力的に
出典:@eyeplus.designさん
こちらもCカールのエクステを下まつげに使用した実例。長さは7mmで太さが0.1mmと0.15mmをMIXして仕上げています。長さがオール7mmで、ここまで紹介した実例の中では長めのタイプを使用しており、瞳が大きく見えますね。
上下オールブラウンのカラエクはトレンド感抜群
出典:@emimimuuuさん
@emimimuuuさんの実例は、上下とも全てブラウンのカラーエクステで仕上げています。ヘアカラーの明るさともマッチした、トレンド感のある目元が演出されています。
まとめ
マスク生活が定着したことによって、目元を華やかに演出したいお客様も増えており、下まつげのマツエクの需要も高まっている昨今。下まつげのマツエクは難易度が高いと言われていますが、下まつげに最適な柔らかな毛質のエクステを選べば自然に馴染む美しい仕上がりを目指せます。ぜひ今回の記事を参考に、下まつげのマツエクの提案力をアップさせ、お客様の満足度も高めていきましょう。210928Eym
※本記事の内容や価格はすべて、2021年9月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。