【パリエクとは?】ラッシュリフトだけでは物足りない方に!パリエクのメリットやデメリット、持ちや注意点を解説
通年で人気のメニューといえば、自まつげを根元から立ち上げるパリジェンヌラッシュリフト。
しかし最近では、パリジェンヌラッシュリフトとマツエクを同時に行う、通称「パリエク」の人気も高まっています。
パリエクは、「ラッシュリフトだけでは物足りない…。」「ラッシュリフトにもう少し華やかさがほしい!」と感じているお客様へ、ぜひ提案してほしいメニュー。
そこで今回は、パリエクのメリットやデザインの際の注意点、おすすめのパリエクデザイン集をご紹介します。
そもそもパリエクとは?
出典:@___hinaeyeさん
パリエクとは、パリジェンヌラッシュリフトとマツエクを同時に行う施術です。
パリジェンヌラッシュリフトは、次世代まつげパーマと称され、自まつげを根元からグッと80度立ち上げるのが特徴。
自まつげの長さをそのまま活かせる上に、自まつげへの負担も少ないなどのメリットもあり、ナチュラル派からの人気を集めています。
従来のラッシュリフトの場合はまつげが傷みやすいため、マツエクとの併用は難しいもの。
しかしパリジェンヌラッシュリフトはまつげが傷みにくく、マツエクとの併用も可能なのが特徴です。
パリジェンヌラッシュリフトについての詳細や、パリエクのやり方についての解説は、以下の過去記事をチェック!
パリエクの6つのメリット
パリエクのメリットは主に6つです。
- まつげのボリュームUP
- マスカラをする必要がなくなる
- 自まつげへの負担軽減
- マツエクと自まつげがなじむ
- 理想のデザインが叶う
- 自まつげの生え癖を矯正できる
では、それぞれのメリットについて詳しく解説していきましょう。
パリエクのメリット①:まつげのボリュームUP
パリエクは、通常のラッシュリフトと比べ、エクステを足すためボリュームUPが叶います。
「ラッシュリフトのみではボリューム感が足りない」と感じる方に対して、理想のボリュームを提案できますよ。
エクステの本数によってボリューム感は変わるので、お客様のなりたいイメージに合わせて本数を考えましょう。
パリエクのメリット②:マスカラをする必要がなくなる
ラッシュリフトのみのお客様は、日頃のメイクにマスカラを使用するケースが多いもの。
しかし、マスカラをするとクレンジングが必須になるため、メイク落としの際の摩擦から、どうしてもまつげに負担がかかってしまいます。
しかしパリエクなら、マツエクのおかげでボリューム感があるため、マスカラを使わずに済むのが嬉しいポイント。
クレンジングの際のまつげへの負担軽減や、メイクの時短にも繋がります。
パリエクのメリット③:自まつげへの負担軽減
パリジェンヌラッシュリフトのおかげで自まつげが上がるので、短いエクステでも長さがあるように見えるのは、パリエクならでは。
マツエクは長いほど重量があり、自まつげに負担をかけてしまうものです。
しかしパリエクは短いエクステでもしっかりとした長さが叶うため、マツエクの軽量化に繋がり、自まつげの負担も軽減できますよ。
パリエクのメリット④:エクステと自まつげがなじむ
パリエクはパリジェンヌラッシュリフトでまつげを上げてからエクステをつけるため、エクステともなじみやすくなります。
仕上がりは、横から見たときも統一感のあるカールで自然なまつげに。
「マツエクをつけてもすぐに下がってきてしまう」という悩みをお持ちのお客様にもぴったりです。
パリエクのメリット⑤:理想のデザインが叶う
自まつげが短い・少ないお客様の場合、ラッシュリフトのみでは理想のデザインを叶えることが難しいもの。
しかしパリエクをすることにより、より緻密な似合わせ提案もできるようになります。
今まで逆さまつげや下がりまつげでエクステのみをしても華やかに見えなかった方でも、ぱっちりとした仕上がりが可能なのは嬉しいですね。
パリエクのメリット⑥:自まつげの生え癖を矯正できる
マツエクのみの場合は、もともとの自まつげの生え方や癖を変えられませんが、パリジェンヌラッシュリフトを合わせることで逆さまつげや下がりまつげ、生え癖を矯正できます。
今まで自まつげの生え方でマツエクを諦めていた方にもおすすめですよ。
ラッシュリフトの詳しい解説は、以下の過去記事もチェックしてみてくださいね。
パリエクの2つのデメリット
メリットの多いパリエクですが、もちろんデメリットもあります。
デメリットは主に2つです。
- マツエクのみに比べて持ちが悪い
- コストと時間がかかる
メリットとデメリットをしっかり理解して、お客様に適切な提案ができると、リピートにも繋がりますよ。
では、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきましょう。
パリエクのデメリット①:マツエクのみに比べて持ちが悪い
通常のエクステは3~4週間持続しますが、パリエクの持ちは2~3週間ほど。
パリエクが取れやすい原因として、残留したラッシュリフト剤によりマツエクの吸着力が弱くなってしまうことがあげられます。
また、ラッシュリフト剤に含まれる成分が、グルーの硬化を速めてしまい、マツエクの吸着に影響するのも原因の1つです。
パリエクの持ちを良くする方法は、カールが緩く長さの短いエクステを選定すること。
少しでも自まつげへの負担を減らせると、取れにくくなりますよ。
パリエクのデメリット②:コストと時間がかかる
ラッシュリフト・マツエクどちらかのみの場合に比べて、パリエクはコストも時間もかかります。
パリエクは基本的に、パリジェンヌラッシュリフトを施術してから3~1週間ほど期間を空けて、後日マツエクをする流れ。
当日施術ができる技術を習得すれば、お客様が2回に分けて来店する必要がなくなり、他店との差がつきますよ。
また、エクステの本数によって値段も変わるため、お客様の予算となりたいイメージを吟味してデザインを提案しましょう。
パリエクを施術する際の注意点
パリジェンヌラッシュリフトの施術後は、自まつげが立ち上がっている状態なのでエクステの選定は慎重に行いましょう。
今まで通りにエクステを選定してしまうと、自まつげが上がっている分、やりすぎ感が出やすくなります。
そのため、通常よりも少し短めのエクステを選定したり、カールの強さも弱くしたり、といった調整が必要です。
例えば、通常はCカール11~13mmをつけている方には、Jカール9~11mmを選定して調節すると◎。
マツエクのカール選定についての詳しい解説は、以下の過去記事をチェックしてみてくださいね。
パリエクとマツエクどっちがいいの?
パリエクとマツエクのどちらをするか迷うお客様も多いもの。
それぞれどんな人におすすめすれば良いのか、まとめて紹介します。
パリエクはこんな人におすすめ!
パリエクは以下のような人に、とくにおすすめです。
- 自まつげが下がり気味・逆さまつげの方
- 一重まぶたの方
- エクステが白目にかかってしまう方
パリエクはパリジェンヌラッシュリフトで自まつげの癖を矯正してからエクステをつけるため、下がりまつげや逆さまつげでマツエクを諦めていた人にぴったり。
また、一重まぶたやマツエクをつけても白目にかかってしまう方でも、パリジェンヌラッシュリフトのおかげでまぶたが引き上げられるためぱっちりとした目元を演出できますよ。
マツエクはこんな人におすすめ!
以下のような人には、パリエクよりもマツエクがおすすめです。
- 持ちを重視している方
- コスパを重視している方
パリエクはマツエクのみに比べ、どうしても持ちが悪くなってしまうため、持ちを重視する人にはマツエクが◎。
またマツエクのみに比べコストもかかってしまうため、コスパを重視している人にはマツエクを提案することをおすすめします。
パリエクのおすすめデザイン5選
ここからは、パリエクのおすすめデザインを5つご紹介します。
- Jカール80本でつくる目尻長めのナチュラルデザイン
- カーキブラウン×黒0.1mmをMIX!120本でよりナチュラルに
- 上140本×下パリジェンヌで人気のタレ目風デザイン
- ブラウンカラーで抜け感のある束感デザイン
- 上140本×下40本で仕上げたワンホンデザイン
今回紹介するものを参考に、さまざまなデザインに挑戦してみてくださいね。
パリエクデザイン①:Jカール80本でつくる目尻長めのナチュラルデザイン
出典:@mana_eye_さん
こちらはJカール8~10mmを80本使用し、目尻を長めに仕上げたパリエクの実例です。
パリジェンヌラッシュリフトのみに比べ、パリエクでエクステを80本装着したことで、ナチュラルで程よいボリューム感がでていますね。
目尻を長めにしていることで、目の横幅も強調されたデザインです。
パリエクデザイン②カーキブラウン×黒0.1mmをMIX!120本でよりナチュラルに
出典:@akiko_designerさん
こちらは、カーキブラウンのカラーエクステにブラックの0.1mmをMIXして、120本で仕上げたパリエクデザイン。
よりナチュラルに仕上げたいとのことで、こちらのデザインになったそう。
自然なボリューム感と透け感がかわいいですね。
ブラックのみで仕上げず、カーキブラウンのカラエクを使用することで抜け感をプラス。
さらにブラックエクステも通常より細めをチョイスすることで軽やかな仕上がりになっています。
パリエクデザイン③上140本×下パリジェンヌで人気のタレ目風デザイン
出典:@akiko_designerさん
こちらは、上にパリエク、下にパリジェンヌラッシュリフトを施した実例です。
エクステは140本で、デザインは人気のタレ目風。
こちらのお客様は、下まつげもしっかりとある方だったため、上下エクステをしているかのようなボリューム感に仕上がっています。
タレ目風デザインのため、目尻はパリジェンヌラッシュリフトで上げすぎていないのがポイントです。
パリエクデザイン④ブラウンカラーで抜け感のある束感デザイン
出典:@_s11ylaさん
こちらは、Cカールのダークブラウンを100本使用したパリエクの実例です。
ブラックではなくダークブラウンを使用することで、抜け感も抜群ですね。
長さは目頭から9-10-11-10mmと、目の中央部分を強調し丸目でキュートな印象に。
束感を出すことによって、まつげの印象も際立っています。
パリエクデザイン⑤上140本×下40本で仕上げたワンホンデザイン
出典:@sheer__kikoさん
こちらは、上にパリエク140本・下にマツエク40本を施したデザイン。
パリジェンヌラッシュリフトで上がった自まつげが、トレンドのワンホンデザインにぴったりです。
下にもエクステをすることで、目の縦幅が強調され、面長解消や中顔面短縮効果にも繋がりますよ。
パリエクとは何かをしっかり理解し、理想のデザインを叶えて
さまざまなメリットがあることから、注目が高まっているパリエク。
パリエクは、自まつげを立ち上げた上からエクステをつけるため、逆さまつげや下がりまつげの方にも適しています。
また、ラッシュリフトのみでは物足りないと感じていた方も、パリエクならお好みのボリューム感をプラスできるのでおすすめですよ。
お客様のお悩み解決や、理想のデザインを叶えられるパリエク。
ぜひパリエクを習得し、メリットとデメリットを理解したうえで、お客様への提案の幅を広げていきましょう。