更新日：2022年2月17日公開日：2022年2月17日

冬は特にドライアイが気になる！対策とおすすめ目薬をご紹介

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空気が乾燥する冬は「お肌だけでなく目元の乾燥も気になる…」という人が多いようです。今回は目元の不快感を引き起こすドライアイに注目して、原因や対策、マツエクとの関係について考えていきます。ドライアイはオフィスワーカーを対象としたある調査で半数以上が症状を感じている、という結果が出ているほど身近なもの。ドライアイで悩むお客様を施術する際に気をつけたいポイントや、おすすめの目薬などもご紹介していきます。

ドライアイは乾燥するだけじゃない！マツエクにも影響が

まずはドライアイの症状や原因、マツエクとの関係を解説していきましょう。

ドライアイの症状

ドライアイと聞くと、その名の通り「目が乾燥する」というイメージがありますが、人によって感じる症状はさまざま。目がゴロゴロする、目が疲れる、なんとなく目が開けづらい…といった症状もドライアイが引き起こす不快感の一例です。「いつもより見えづらいかも…」といったケースも、背景にドライアイが隠れていることがあるのだとか。

ドライアイの原因

ドライアイは涙の分泌量や涙の質が低下することで、目が乾燥して起こります。その原因としては、加齢や病気もありますが、環境要因が大きなウェイトを占めているそうです。

＜ドライアイの悪化要因3つ＞

エアコン
スマートフォンやパソコン
コンタクトレンズ

ドライアイの原因として、まず冷房や暖房といった空調機器の影響による目元の乾燥が挙げられます。思い当たる人も多いでしょう。スマートフォンやパソコンを見つめることで無意識にまばたきの回数が減少し、目が乾燥してしまうこともあります。長時間コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズが涙の膜に影響を及ぼし目が乾燥してしまうケースもあるそうです。

交感神経が働いているときは涙の分泌量が抑制されるため、ストレスを抱えている人はドライアイの症状を感じやすい、といった傾向も。また、女性の方が男性よりもドライアイになりやすい、というデータもあるそうです。

ドライアイとマツエクの関係とは

お客様がドライアイで悩んでいる場合、無視できないのがマツエクへの影響です。ドライアイのお客様がマツエクをするとどのようなリスクがあるのか、ドライアイとマツエクの関係を解説していきましょう。

＜ドライアイとマツエクの関係＞

グルーに含まれる揮発成分が目元に刺激を与えてしまうことがある
施術の際にグルーが劣化することがある
マツエクが長持ちしないことがある
ドライアイが進行する可能性もゼロではない

お客様がドライアイの場合、瞳を保護する涙の分泌量が十分でないため、グルーの揮発成分による刺激を感じやすくなる可能性があります。また、その刺激により涙があふれると、湿気がグルー成分に影響を及ぼしグルーの劣化を招いてしまうことも…。影響は施術時のみにとどまらず、施術後にもあります。ドライアイによる目の不快感で目元をこする回数が増えてしまった場合、マツエクが長持ちしにくい、といったデメリットを感じることもあるでしょう。マツエクデザインによってはまぶたが閉じづらくなり、知らず知らずのうちに瞳が乾燥してドライアイを進行させてしまうケースがあることも、認識しておきたいポイントです。

ドライアイのお客様に安心してマツエク施術を受けていただくコツ

ドライアイのお客様に施術をする場合は、以下の4つに気を配りましょう。

＜ドライアイのお客様へ施術する際の確認ポイント＞

施術前にコンタクトレンズを外していただく
あらかじめ点眼薬をさしていただいてから施術する
エクステをまつげの根元からやや離して装着する
低刺激のグルーを使用する

施術中の目の乾燥を少しでも和らげるため、コンタクトレンズをしているお客様の場合は、施術前に外していただきましょう。また、ドライアイ用の目薬を持参していただき、施術前に点眼してもらうのもおすすめです。施術のコツとしては、グルーによる刺激や装着後の違和感軽減のため、エクステをまつげの根元からやや離して装着します。低刺激のグルーを使用するとより安心でしょう。

ドライアイの対策法を知ってお客様の症状緩和の手助けを

ドライアイで悩むお客様がご来店の際、対策法をお伝えできたら喜んでいただけるかもしれません。ここからはドライアイの対策方法を確認していきましょう。

ドライアイ用の点眼薬を使用する

ドライアイは上手くコントロールしてつき合っていくことが大切だそうです。点眼薬は有効な対策方法のひとつ。瞳に潤いを与えてくれるような目薬や、ドライアイ用の目薬は身近なドラッグストアで購入できます。さまざまな点眼薬が登場しているので症状や重症度によって使い分けることが有効です。

不快感が長引くときは眼科を受診

不快感がなかなか改善しない、自分に合った治療を受けたい、といった場合は眼科を受診して医師に相談することが大切。きちんと検査し、自身の症状に合わせた最適な治療や、薬の処方を受けることで症状の緩和やドライアイによるストレスの軽減が期待できます。ドライアイの裏に病気が隠れているケースもあるので、少しでも気になることがあれば、積極的に病院を受診する。それが改善への近道でしょう。

ドライアイの予防策もチェック！

ドライアイは普段の生活習慣に気をつけることで予防できるケースもあるようです。ポイントは前項でお伝えした環境要因への対策をとること。3つ予防策をご紹介していきましょう！

＜ドライアイの予防策3つ＞

エアコンの風に直接当たらない
スマートフォンやパソコンの画面は目線下に
コンタクトレンズは使用方法を守る

まず、エアコンの風に当たると肌も目も乾燥してしまうので、直接風をあびないよう気をつけること。エアコンを使う際はセットで加湿器も使用する、という対策も良いですね。スマートフォンやパソコンを使用する際は、目を見開く必要がないよう、画面が目線下にくるよう調節を。意識してまばたきをする、休憩をとることも大切です。コンタクトレンズを使用している場合は、正しい使用方法で装着できているか確認しましょう。乾燥する季節は眼鏡に切り替えるのも良いかもしれません。

『LION（ライオン）』の「スマイルピットドライアイ」は、角膜保護成分と2種類のアミノ酸成分が目の乾燥をケア。スッキリとしたさし心地が好みの人におすすめのドライアイ用目薬で、清涼感が長続きするのが特徴です。ハードコンタクトレンズをつけていても使えます。

商品詳細はこちら

まとめ

ドライアイは、目が乾燥する、ゴロゴロする、なんとなく見えづらい…といった不快感を引き起こします。マツエクへの影響も無視できず、グルーの劣化やモチにかかわる他、症状の悪化を招いてしまうことも…。ドライアイのお客様にはそうなる前にきちんとケアをしてコンディションを整え、安心して施術を受けていただきたいですね。今回ご紹介した対策や目薬の情報が日々の接客シーンで役立ちますように。211227Esm

※本記事の内容や価格はすべて、2021年12月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。