【EWC結果発表】リアル開催されたアイラッシュワールドカップ東京2022
毎年注目を集めているEWC(アイラッシュワールドカップ)ですが、第4回となる今年のEWC東京2022は、4月25日に白金迎賓館アートグレイスクラブにて決勝大会がリアル開催されました。EWC東京2022では、シングルラッシュ部門・ボリュームラッシュ部門・アイゾーンムービー部門、それぞれの受賞者が決定!そこで、今回のEWC東京2022の最終結果の発表と各部門の受賞理由など、詳しくご紹介します。
EWC東京2022とはどんな大会?
2018年よりスタートした、EWCことアイラッシュワールドカップは、日本で最高峰と言われるアイラッシュコンテスト。前回大会は、新型コロナウイルス感染症の流行により1年延期となって、オンラインでの開催となりました。そして、今回で第4回目を迎えたEWC東京2022は、当初決勝大会の開催を予定していた2月28日(月)から延期にはなったものの、ついに4月25日(月)に念願のリアル開催が実現!
今大会では、以下の3部門で審査が行われました。
◆シングルラッシュ部門
◆ボリュームラッシュ部門
◆アイゾーンムービー部門
シングルラッシュ・ボリュームラッシュ部門では、上位10位までに選ばれたファイナリストでGRAND FINALSで競いました。また、今大会で初登場となったアイゾーンムービー部門では、上位3名の入賞者が発表されています。
デザインの美しさを競うのがシングルラッシュ部門です。1本1本を正確に装着し、モデルの目元に合わせたデザインになっているのかが審査ポイント。一方、複数本のエクステをFAN(束)にして装着するのがボリュームラッシュ部門です。FANやデザインの美しさに加え、全体のバランスなども審査ポイントになります。
また、エクステ・ラッシュリフト・ブロウラミネーション・WAX・メイクなどを駆使して、アイゾーンを立体的に仕上げるのが、アイゾーンムービー部門。施術前・施術後のアイゾーン動画を撮影し、合計2本の動画で審査が行われました。
4月25日にリアル開催された決勝戦の結果は?
ここからは、グランプリ受賞者と各部門の優勝者を紹介していきます。
<グランプリ>を受賞したのは佐々木凡子(なみこ)さん
シングルラッシュ・ボリュームラッシュどちらの部門でも高評価を得た、佐々木凡子さんがグランプリを受賞されました。まずは作品の目元写真・モデル写真と共に、受賞のポイントを見ていきましょう。
シングルラッシュ2shot
シングルラッシュ目開
シングルラッシュ目閉
シングルラッシュモデル
ボリュームラッシュ2shot
ボリュームラッシュ目閉
ボリュームラッシュ目閉
ボリュームラッシュモデル
【審査員からの総評】
シングル/ボリュームどちらも平均点以上の高得点で、大変安定した技術を披露されていました。モデルさんにあったデザインをしっかりカウンセリングでプレゼンできていて、仕上がりもトップライン、毛のバランスが美しく、シングルでは審査員の方々が「ボリュームラッシュのように綺麗」とコメントされていました。
【審査員からの総評まとめ】
<シングルラッシュ部門 優勝>:南方奈千葉さん
比較的年齢の高いモデルさんで、毛質や毛量が難しかったと思いますが毛の向き、グルー量が的確でとても美しい仕上がりでした。減点方式で他の方がグルー量で点数を減らしていたところ、南方さんはマイナス2点という僅かな失点で他項目全て満点という快挙。
細かなところまで配慮された仕上がりでした。
その他は、以下の方がトップ2・3に入賞されました。
<シングルラッシュ部門 2位>:星野真奈美さん
<シングルラッシュ部門 3位>:竹内みどりさん
<ボリュームラッシュ部門 優勝>:五十嵐希さん
ファンがとにかく美しい。とてもバランスの良いファンを装着されていました。
目の大きさと毛量、長さのバランスがきちんと取れていて、モデルさんの小粒な目元を見事に華やかに仕上げていました。
その他は、以下の方がトップ2・3に入賞されました。
<ボリュームラッシュ部門 2位>:芝久美子さん
<ボリュームラッシュ部門 3位>:佐々木凡子さん
<アイゾーンムービー部門 優勝>:岡田愛梨さん
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アイブロウとラッシュリフトの似合わせが抜群で、BGMと動画で美しい世界観を表現しています。撮影の仕方、光りの入れ方、まつげの立ち上げ方、アイブロウの毛流れ、全体のバランス、どれも洗練されていて拘りを感じる作品でした。お客様が見てイメージがしやすく「こうなりたい!」と憧れ、このようにやってみたいと思うような素敵な動画です。
その他は、以下の方がトップ2・3に入賞されました。
<アイゾーンムービー部門 2位>:森田岬希さん
<アイゾーンムービー部門 3位>:上田美穂さん
今回、グランプリと各部門の優勝者の他に、スポンサー賞も6名に贈られていました。
<バルク賞>:富施香織さん
<アイラッシュガレージ賞>:伊藤あかねさん
<株式会社 ミスアイドール賞>:奥かおりさん
<株式会社 A-PLUS賞>:竹内みどりさん
<株式会社 トリコインダストーリーズ賞>:佐々木凡子さん
<株式会社 プリアンファ賞>:寺島菫さん
EWC東京2022全体総評|サロン需要に合わせた大会になった!
最後に、EWC大会主催者の全体総評をまとめてご紹介します。
【全体総評のまとめ】
今回のアイラッシュワールドカップは、フォトコンテストでの予選を行い、ファイナリストを選出して、その後会場でのリアル決勝戦という二段階のものでした。
全国各地からご応募いただき300名から勝ち上がった30人(リアル決勝はシングル10名/ボリューム10名)が会場に集まりました。
モデルさんは大会側が用意した方で、当日競技15分前に初顔合わせ。
これは「全員が事前練習など行えない条件」というものですが、日々のサロンワークで新規のお客様と同じこと。どんなお客様であっても冷静に判断し美しさを引き出し、創り上げることができる技術力を試すものでした。
競技者のみなさんが慌てず、しっかりとしたカウンセリングから施術まで対応されていて、
さすがはファイナリストと感動いたしました。
今回アイゾーンムービーを競技項目に入れたのは、近年急速にサロン需要が高まっているアイブロウとラッシュリフトの部門を作りたかったからです。
こちらは技術ではなく動画で似合わせの美しさを表現してもらいました。
まだまだ似合わせが苦手なサロン様も多い中で、トップ10の作品はとてもバランスの取れた作品でした。今後新たな目元美容が出るたびにアイラッシュワールドカップではその時のサロン需要に合わせたコンテストを行って参りたいと考えています。
まとめ
今年は、リアル開催が叶ったEWC東京2022。新たにアイゾーンムービー部門が追加され、さらにサロン需要を反映した大会になっていました。普段はサロンワークがメインで、他のアイラッシュ施術者の技術を見る機会は少ないかと思いますが、EWCでは予選を勝ち抜いたトップ技術を間近で見ることができます。参加された競技者は、自身のスキルアップのチャンスでもあると同時に、学びの場としても有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。今後も開催されるEWCを目標に、日々技術の向上を目指していきましょう。220421Eym