【2022年総まとめ】ワンホンマツエクにLEDエクステなど…注目トピックを解説!
長引くマスク生活の中、顔の印象を左右する目元への関心は高まるばかり。トレンド情報をいち早くキャッチしたお客様がサロンに求めるレベルも高くなっているのではないでしょうか。アイラッシュ業界自体も新技術や新商品の開発スピードが速く、毎年のようにトレンドが変わっています。そこで今回は、2022年特に注目を浴びたトピックをご紹介!お客様に選ばれるサロンになるためにも、今年のトレンドをおさらいしておきましょう。
【トピック1】カラーエクステ
2022年は、モカブラウンやアッシュグレージュ、ブルーブラックなど、ダークカラーが数多く登場しました。ニュアンスのある暗めのトーンはカラエクにも取り入れやすく、さまざまなカラーデザインをご提案したアイラッシュ施術者も多かったのではないでしょうか。
出典:PANTONE®
そして、紫がかったブルー系の「Very Peri(ベリーペリ)」も人気を集めました。アメリカの「PANTONE(パントン)」が発表したパントン・カラー・オブ・ザ・イヤーのVery Periは、温かみのあるブルーなのでファッションやメイクにも取り入れやすい色。「NUMERO(ヌメロ)」のウルトラバイオレットや「Miss eye d’or(ミスアイドール)」の3Dレイヤー アッシュパープルなど、Very Periに似たカラーも注目を集めました。
また、「一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)」が発表した蛍光色系のコーラルオレンジ「Jolly Coral(ジョリーコーラル)」も2022年のトレンドカラー。鮮やかなオレンジ色が映えるカラエクデザインが人気を集めました。また、「Lash Colors(ラッシュカラーズ)」のブラッドオレンジや「monstar(モンスター)」のシアテラコッタなど、エクステ自体が明るめのオレンジ系のものも複数ラインナップされています。
そして、2022年のトレンドとしては、ビビットカラーも外せません。たとえば、グリーンやイエローなど、くすみ系の色と対照的な華やかな色合いが注目されました。多色使いや、目尻だけカラエクにしたポイント使いのデザインも人気継続中です。
【トピック2】ワンホンマツエク
出典:@mint_sayakaさん
2022年大注目のデザインのひとつ、ワンホンマツエク。中国のインフルエンサーを指す「網紅(ワンホン)」という言葉を、SNSで目にした人も多いのではないでしょうか。ワンホンマツエクは、アメリカで流行していた「Kimk(キムケー)スタイル」をアジア向けにアレンジしたもの。等間隔で束感のあるツノを作るデザインで、パッチリとした目元に仕上がるのが特徴です。
2022年5月に東京で開催された「ビューティーワールドジャパン(以下、BWJ)」のデモンストレーションステージでも最新トレンドとして紹介され、続橋裕香さんによる「アイラッシュワールドカップグランプリ受賞者と紐解く!今話題の『ワンホンエクステ』まるわかりワンポイントレッスン」が開催されました。
最新トレンドを扱うBWJのプログラムに入っていることからも、2022年に注目度が高いトピックであることが分かりますね。
ワンホンマツエクはボリュームラッシュを組み合わせて作るのが一般的ですが、ワンホンマツエクの人気の高まりとともに商材にも変化が!本場中国では、ワンホンマツエクに使用できる毛先がY型に分かれたエクステも登場しました。
現在は日本でも、「Yラッシュメイクボリューム」などのY型エクステを手に入れることができます。ワンホンマツエクのメニュー導入を検討しているなら、一度試してみるのも良いかもしれません。なおY型ラッシュは、「EYELASH GARAGE(アイラッシュガレージ)」や「BEAUTY GARAGE(ビューティガレージ)」などで販売されていますよ。
【トピック3】フラットラッシュ
出典:@sante.tadaさん
以前から人気のフラットラッシュは、2022年も注目トピックのひとつです。フラットラッシュの根元が平たい形状はシングルラッシュに比べて自まつげとの接着面を広く取れるため、モチの良さがアップ。さらにソフトな着け心地で自まつげへの負担を軽減できるので、ますます人気が高まっています。
以前からの人気に加え、新商材が発売されてバリエーションが増えたことも、人気に拍車がかかった要因でしょう。
出典:EYELASH GARAGE ※画像は「スーパーフラットラッシュ」のロゼカカオ
美容商材ブランド「BL Lashes(ビーエル・ラッシュ)」からも、「スーパーフラットラッシュ」と「#(シャープ)フラットラッシュ」が発売に。両方ともくぼみがある特殊な形状をしています。くぼみにグルーが溜まるため自まつげにしっかり接着でき、高い持続力を発揮します。
スーパーフラットラッシュは、とにかく薄くて軽いのが特徴。一方、#フラットラッシュは厚みがあり、毛先までくっきりとしたまつげに仕上がります。ボリュームを出したいお客様には、#フラットラッシュがおすすめです。
【トピック4】LEDエクステ®
2020年に「ome(オーエムイー)エンタープライズ」が研究開発してリリースした新技術、LEDエクステ®。専用グルーと専用LEDライトを使って硬化する施術法は、次世代マツエクとの呼び声が高い画期的な技術です。LEDエクステ®の魅力は、何と言っても圧倒的なモチの良さ。その持続力は一般的なエクステに比べて約1.5~2倍と言われています。
さらに、LEDライトを照射してから完全硬化までわずか2秒という速さで、ホルムアルデヒドの放散を軽減する効果があることも客層を広げた要因でしょう。
これまでアレルギー体質でマツエクができなかったお客様にもおすすめしやすいのは、嬉しいポイントですね。従来のマツエクと違い、施術後すぐに水に濡れてもOKな点や、オイルクレンジングが使える点も他のメニューとの差別化を図れます。
2022年5月のBWJのデモンストレーションステージでは、3日間で4回もLEDエクステ®に関するプログラムがありました。アイラッシュ業界全体からの注目度の高さがうかがえますね。
LEDエクステ®を導入しているサロンは、2022年8月末時点で全国1,184店。短時間の講習で即メニュー化できるので、自サロンへの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【トピック5】ボリュームラッシュ
出典:@pioa_eyeさん
複数のエクステを扇状の束にして装着するボリュームラッシュ。目元にボリュームを持たせたい、少ないまつげでも本数を多く見せたい、といったお客様に人気のメニューです。ボリュームラッシュは、2022年のトレンドとなったワンホンマツエクや、韓国系のボリュームのあるデザインには欠かせないアイテム。2022年も引き続き、根強い人気を誇っています。
ボリュームラッシュは、複数のエクステを束にしたファン作りや、装着の際の角度にかなりの技術を要するメニュー。お客様のニーズが高いメニューですが、苦手意識があるアイラッシュ施術者も多いようです。
しかし、商材もどんどん進化を遂げています。ファンがあらかじめ作られた状態の「プリメイド」の登場により、導入を決めたサロンも多いのではないでしょうか。
出典:EYELASH GARAGE ※画像は「GLAM W ラッシュ」
「BL Lashes(ビーエル・ラッシュ)」の「GLAM」シリーズは、太さ0.07mmの極細毛を束ねたプリメイドラッシュ。3本束の「GLAM W ラッシュ」と5本束の「GLAM 5D ラッシュ」の2種類があり、仕上がりのボリュームに合わせて選べます。
商材選びによっては、技術面でハードルが高かったボリュームラッシュのメニュー化も実現しそうですね。
まとめ
今回は、2022年のトレンドをピックアップして紹介しました。トレンドをいち早く取り入れていることも、お客様から選ばれるサロンになる要素のひとつ。この記事に挙げたトピックの中で導入していないものがあるなら、今からメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。トレンドはどんどん変わるので、いつでも情報をキャッチできるようアンテナを張っておきたいですね。
※本記事の内容や価格はすべて2022年10月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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