【2024年最新】ラッシュリフトのロッドにはどんな種類がある?人気商材もチェック!
ここ数年、アイラッシュメニューのひとつとして、マツエクに勝るとも劣らないブームとなっているラッシュリフト。
ニーズの高まりとともに、ロッドにもさまざまな新商品が登場しています。
そこで今回はラッシュリフトロッドの種類について改めて確認していきましょう。
また、最新の人気商材もピックアップしてご紹介します。
ラッシュリフトについて基礎知識を身につけたい方、どんなロッドを導入すべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。
ラッシュリフトロッドの種類の違い
数年前の“まつげパーマ”ブームのときと比べると、今のラッシュリフトロッドはかなりバリエーション豊かになりました。
まずは、ラッシュリフトロッドの種類について整理しておきましょう。
ラッシュリフトロッドの種類は違いによってさまざまな分け方ができます。
①素材
②サイズ
③カール
それぞれ、どのような種類があるのか簡単にまとめてみました。
①素材の違い
ラッシュリフトロッドには、主にシリコン製とゴム(ラテックス)製があります。
現在の主流はシリコン製で、ゴム製ロッドを置いているサロンはあまりありません。
シリコン製ロッドを使うメリットは、やわらかくしなり、まぶたに沿わせやすいところでしょう。
ラテックスアレルギーのリスクもないので、肌が弱い方にも安心してご提案できます。
一方、ゴム製はグルーがつきやすくまつげは貼りつけやすいものの、シリコン製と比べると硬いものが多いです。
そのため、お客様のまぶたに沿わせにくい場合もあります。
ただ、ゴム製は安価なものが多いため、ゴム製の扱いに慣れているベテラン施術者からは変わらず支持されているようです。
②サイズの違い
ロッドのサイズは、基本的にロッドの幅と円周の太さ。
メーカーによって異なりますが、「SS・S・M」のアルファベット表記が一般的です。サイズが大きくなるにつれてロッドが太くなるため、カールもゆるやかに。一方、サイズが小さいロッドだと強いカールになります。
なお、サイズが大きくなると太さと比例して幅も広くなりますが、シリコン製のものは目の幅に合わせて簡単にハサミで調節可能。
この点もシリコン製を使うメリットといえそうです。
③カールの違い
最も種類が多く、デザインにもその違いが大きく影響するのがカールです。
メーカーによってラインナップや呼称は違いますが、大まかに分けると以下のようなものがあります。
Iカール (ストレート) |
根元からぐっと立ち上げるタイプ。パリジェンヌラッシュリフトのように80度近い急角度がつくものもある。 |
Cカール |
前から見てもしっかりまつげが見える、丸みのあるカールが特徴のタイプ。女性らしいキュート系デザインにおすすめ。 |
Uカール |
IカールとCカールの中間。毛先に向かって緩やかにカーブがつくタイプ。ナチュラルで優しい印象になる。 |
Lカール |
根元からやや離れたところから強めのカールがつくタイプ。下がりまつげや一重など自まつげが見えにくい方におすすめ。 |
サロンでよく見られるのは上に挙げたような種類が一般的です。
ラッシュリフトブームの火つけ役でもあるパリジェンヌラッシュリフト。
80度の角度で立ち上げる専用ロッドを使用しますが、Iカールにはそれと同等の角度を作るものがあります。
今後はトレンドのメーテルロットなどのように、より複雑な形状のものも増えてくるかもしれません。
メーテルロットとは、黒目の上は根元から立ち上げ、目じりにかけては緩やかにカールをつけます。
どちらも兼ね備えたストレート系とカール系の良さを組み合わせた商材のこと。
メーテルロットなら、パリジェンヌラッシュリフトのような立ち上げ系カールをすると目じりがきつくなってしまうというお悩みも解決。
タレ目っぽいデザインや目の横幅を出したい方にもおすすめです。
さまざまな種類のあるロッドですが、サロンでは基本的にはIカールタイプとCカールタイプの2種類があれば問題ないでしょう。
ただ、ラッシュリフトをサロンの売りにしていきたい、お客様の要望にもっと応えていきたいという場合には、少なくとも5~6種類は置いておきたいところです。
【2024年】人気のラッシュリフトロッド6選
ラッシュリフト人気を受けて、さまざまなメーカーから個性豊かなロッドが続々と登場。
①【Miss eye d’or】ラッシュリフトロッド アッパーデザイン用セット(4種入り)
②【VENUS COSME】Lifting curlロット S/M/Lセット(ストレートタイプカール)
③【BEAUTY PRODUCTS】ラッシュリフト カールスタイルロッド<Cカール>
④【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<ドルチェ>5種セット
⑤【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロッド<アングル>Lカール 5種セット
⑥【CKL】レインボーロット【フルセット】
今回はその中から注目の人気商材をピックアップしてご紹介します。
①【Miss eye d’or】ラッシュリフトロッド アッパーデザイン用セット(4種入り)
70万人の施術経験をもとに開発された、Miss eye d’or®(ミスアイドール)のロッド4種セット。
目頭から目じりにかけて少しずつ細くなる形状や、48mmの長さがさまざまなまつげの長さ、目の大きさに対応します。
同シリーズでは、下まつげ用ロッドも人気。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
②【VENUS COSME】Lifting curlロット S/M/Lセット(ストレートタイプカール)
VENUS COSME(ヴィーナスコスメ)で人気のIカールタイプロッドから、より根元からしっかりと立ち上がる新タイプが登場。
まつげが短い方でも長さを出しやすくなります。
やわらかさが特徴の高濃度シリコンを採用しているので、肌にしっかり密着させやすいところもポイント。
使い勝手の良いS・M・Lの3サイズがセットになっています。
③【BEAUTY PRODUCTS】ラッシュリフト カールスタイルロッド<Cカール>
根元から毛先まで丸みのあるCカールロッド。
BEAUTY PRODUCTS(ビューティプロダクツ)のものは、独特の形状がまつげをしっかりと巻きつけやすく、カールがなめらかに仕上がると口コミでも好評です。
S・M・Lの3サイズ、各2ペアずつのセット。
肌に吸いつくように密着する特殊シリコン素材によって、固定グルーなしでもロッドをしっかりと固定できます。
グルーが肌に合わないお客様にも安心しておすすめできますよ。
④【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<ドルチェ>5種セット
ナチュラルに立ち上がるUカール形状で人気のドルチェシリーズ5種セット。
SS~LLまでの5サイズが入っています。ドルチェシリーズの特徴は、やわらかいシリコン素材。
口コミでも好評で、新人アイラッシュ施術者にもおすすめですよ。
「根元から立ち上げたいけど、カールも少しほしい」というお客様にはぜひ試してみてほしいロッドです。
⑤【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロッド<アングル>Lカール 5種セット
ラッシュリフトロッドで人気のテクニコが展開するLカールの5種セット。
SS~LLまでの5つのサイズがワンセットになっています。
口コミでは、使い勝手の良いサイズ感や高密着性を褒める声も。
一重やまぶたが厚い方にもしっかりとLカールをかけられ、長さも出しやすいところが多くの施術者の支持を集めているようです。
⑥【CKL】レインボーロット【フルセット】
多くの導入サロンがあり、口コミでも人気なのがCKLのレインボーロッド。
こちらのフルセットには、さまざまなサイズがまとめて入っています。
素材は、燃やしても有害ガスの出ないシリコン製。
使い捨てタイプなので、衛生面でも安心です。
口コミでは「たくさん種類が入っているのにリーズナブル!」と、コスパの良さを褒める声も。
比較的安価で使いやすいロッドを探しているという方におすすめです。
まつげカール用グルーについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
パリジェンヌラッシュロッドの種類
根本からしっかり立ち上げて目元がパッチリと引き立たせ、安定した人気を誇るパリジェンヌラッシュリフト。
パリジェンヌラッシュのロッドについて詳しく紹介していきます。
パリジェンヌのロットには、ShortとLongの二種類が使われています。
- Short ロッド
- Longロッド
それぞれの特徴をみていきましょう。
種類①:Shortロッド
目元をぱっちりと見せたい方にはSのロッドがおすすめです。まつげがしっかり立ち上がり、まつげが長くみえることで、きりっとした目元を作ります。自まつげをまっすぐに引き上げることができ、エクステを装着することも可能です。
種類②:Longロッド
自然な仕上げりを希望され、優しい印象の目元を作りたい方にはLongロッドがおすすめです。また、初めてパリジェンヌラッシュをする方にもこちらを勧めることが多いでしょう。二重、奥二重の方がパリジェンヌラッシュをすると、リフトアップ効果も期待でき、重たい目の雰囲気もがらっと変わります。
パリジェンヌラッシュリフトのロッド選びのポイント
パリジェンヌラッシュリフトのロッドは二種類しかないため、どちらかに合ったロッドを提案します。
パリジェンヌラッシュリフトのロッドを使用するためには、公式の講習を受講しなければならず、これから取り入れるサロンにとってはハードルが上がるものかもしれません。
また、アイデザイナーによっては、使い慣れないロッドを使用するためなれるまでに時間がかかることもあるでしょう。
その問題点や課題をクリアするためにも講習を受ける必要があり、さらなる技術向上を目指さなければなりません。
結果的に、お客様に満足いただける施術と、クオリティの高い内容をご提案できるため、パリジェンヌラッシュを選択するサロンも増えています。
パリジェンヌラッシュリフトのロッド選びのポイントは、お客様の目の形や大きさ、まつげの生え方をしっかりと拝見し、お客様の要望に合ったご提案ができるようにカウンセリングをしっかり行うことでしょう。
パリジェンヌ ロッドの代用を紹介
パリジェンヌロッドに代用品があるのかを調べたところ、マシュマロロッドというものがあることがわかりました。
引用元:DAIYOKUJO
パッと見ただけで、パリジェンヌラッシュリフトのロッドと同じような形にみえます。
サイズ展開が、公式のパリジェンヌラッシュリフトのロッドよりも種類が多く、代用品の方がまつげの状態に合わせられます。
公式にこだわらずに広いバリエーションを展開したいと考える方は、パリジェンヌラッシュリフトの代用品も参考にしてください。
パリジェンヌ ロッドの厚みに違いはあるのかを検証
公式で販売されているパリジェンヌラッシュリフトのロッドは、二種類しかないため、どこのサロンで施術しても基本的には同じ仕上がりになります。
ところが、サロンによって立ち上がりが違うという評価もあり、実際にロッドの厚みに差があるのかを検証しました。
マシュマロロッドを使用している
立ち上がりに差があるのは、サロンがマッシュマロロッドを使用している可能性があります。
サロンがお客様の目元に合ったものを提供しようと代用品を使用していることがあるかもしれません。
そのため、施術後の雰囲気が一般的なパリジェンヌラッシュリフトのできあがりとイメージが違い、人によっては違ってみえることもあります。
アイデザイナーとして、お客様に納得のいく説明と、満足のいく施術ができるように心がけて提案していきましょう。
人気のまつ毛パーマロッドをお客様に提案しましょう!
バリエーション豊かなラッシュリフトロッド。
今後はトレンドの移り変わりとともに、画期的な形状、素材の新商品も続々と登場するでしょう。
さまざまなデザインを叶え、一人でも多くのお客様のなりたい目元を実現できるように、各メーカーの新商品には常にアンテナをはっておきたいところ。
今回ご紹介した人気商品もぜひチェックしてみてください。
※本記事の内容や価格はすべて、2022年12月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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