日本最大級のアイラッシュコンペ「NEEC2023」レポート!優勝者の声&入賞作品も紹介
2023年11月21日(火)、第13回大会となる「NEEC2023」が開催!アイラッシュ業界で活躍が期待されるアイラッシュ施術者が一堂に会し、腕を競い合いました。今回は「NEEC2023」の振り返りとして、大会当日の様子や優勝者の声、華やかな入賞作品の数々をご紹介。参加者たちの大会にかける想いや緊張感もそのままお伝えします。これからもっと技術を高めていきたいアイラッシュ施術者は必見。ぜひ、会場の熱気を感じてください。
日本最大級のアイラッシュ大会「NEEC2023」が開催!
2023年11月21日(火)、日本最大級のアイラッシュ大会「NEEC2023 第13回 日本まつげエクステコンテスト」が開催。2019年以来となる久しぶりのリアルコンペに国内外から実力者たちが集結し、大盛況となりました。
「NEEC2023」とはどんな大会?
「NEEC」のこれまでのエントリー総数は、国内外問わず、1,263名超。2010年の第1回大会参加者が約8名だったことを考えると、規模が飛躍的に拡大したことがお分かりいただけるはず!今や多くのアイラッシュ施術者が目指す大会になっています。
会場となった大阪市中央公会堂は、2015年以降、毎年「NEEC」が開催されている“決戦の地”。参加者の中には、「私もいつかあの場所へ…」と夢見ている方もいるかもしれません。
竣工100年を超える大阪市中央公会堂は国定重要文化財にも指定されており、荘厳な佇まい。その独特な雰囲気は、参加者たちの緊張感をより一層高めます。
「NEEC2023」が掲げる目標は…
マツエクの世界は、男性・女性関係なく、さらなるスキルアップ、キャリアアップを目指せる場所。中には磨き上げた高い技術力を武器に、アイラッシュアーティストとして世界へ羽ばたく方もいます。「NEEC2023」は、そんな未来のスペシャリストのスタート地点となりうる大会。「自分の仕事に誇りを持ちたい」「自分の力を試したい」というアイラッシュ施術者の挑戦の場として、また、未来に向かって羽ばたくきっかけとして開催されています。
「NEEC2023」は全4部門!それぞれの競技内容は?
「NEEC2023」の競技は、こちらの4部門に分かれて行われました。
- 【モデル部門】一般(シングル/ボリューム)
…制限時間内でモデルに対して課題のスタイルを装着し、手際の良さや正確性、仕上がりの丁寧さなどを競う。 - 【マネキン部門】一般/学生
…マネキンに対してアイラッシュデザインを作り上げる部門。実践的なモデル部門に対し、芸術性や創造性、表現力などを競う。 - 【フォト部門】一般
…会場競技ではなく、開催に先立って専用フォームから入稿したアイラッシュデザイン写真の出来栄えを競う。審査員による審査の他、NEEC公式インスタアカウントからの人気投票も加点対象となる。 - 【学生部門】学生
…学生を対象に、シングルラッシュの基本技術を競う。会場競技ではなく、開催に先立って専用フォームから入稿した写真が審査対象。審査員による審査の他、NEEC公式インスタアカウントからの人気投票も加点対象となる。
エントリー枠には、一般枠の他に学生枠も。学生ならではのフレッシュな作品に、多くの参加者が刺激を受けていたようです。
「NEEC2023」を制したのは?栄えある受賞者を紹介!
大会の最後には、それぞれの部門から1位~3位を選出。そして、一般枠の全3部門4競技にエントリーした参加者の中から、総合優勝者が決定しました!
「NEEC2023」の総合優勝に輝いたのは…嶽洋子さん!
総合優勝者は、LEDエクステ®専門店「茉莉花~まつりか~」オーナーであり、アイラッシュガレージ認定講師も務める嶽洋子(だけ ようこ)さん。なんと、全4部門中2部門で優勝、IEDA賞(マネキン部門)にも選ばれるという圧倒的な結果となりました!
こちらは、嶽洋子さんが優勝したフォト部門・アートフォト競技の作品「ハートの女王~ラッシュアートの世界〜」。マツエクの常識にとらわれない、自由な発想力と表現力、華やかさはまさに女王の貫録。ポップな題材と緻密なマツエクデザインが上手く掛け合わされていますね。
嶽洋子さんは、受賞の感想としてこのように語っておられます。
伝統ある賞をいただき、本当に嬉しいです。まだ夢の中にいるような気分です。今後はこの総合優勝という結果をゴールとせず、活かしていきたいです。(これからコンテストに参加される方へのアドバイスとして)「私なんて…」と思わず、チャンスがあるなら迷わずにチャレンジしてください!必ず、道は開けます。
卓越した技術力と表現力が高く評価されてもなお、さらなる高みを目指し続ける嶽洋子さん。今後のご活躍が楽しみです!
入賞者は実力派ぞろい!ハイレベルな作品の数々も必見
日本最大級の歴史ある大会とあって、上位作品はどれもハイレベルなものばかり。中でもアートフォト競技の作品は、息をのむほど美しく、マツエクの未知の可能性を感じます。
こちらは、アートフォト競技で嶽さんに続き、惜しくも2位となった長村梨紗さんの「葡萄」という作品。鮮やかで神秘的な葡萄色が、マツエクの繊細な美しさをより引き立たせています。
こちらは、アートフォト競技3位に選ばれた田中祐代さんの作品。「Venus in the forest」というタイトルの通り、みずみずしい美しさと力強さを感じますね。鮮やかなラッシュカラーも、どこか人ではない不思議な生き物を彷彿とさせます。
また、大会では学生による参加も注目を集めていました。
こちらは学生部門で優勝した小川恵利香さんの作品。学生部門の指定はシングルラッシュを使った基本の装着ですが、シンプルな課題だからこそ実力が浮き彫りになる結果に。丁寧で正確な小川さんのテクニックは、多くの審査員から高く評価されていました。
▶「NEEC」公式HPでは、受賞者一覧とその作品が公開されています。ぜひこちらもチェックを!
大会を終えて…参加者の声&総評コメント
「自分の実力を試せる機会に…」参加者の声を紹介
NEEC公式YouTubeでは、「NEEC2023 Memorial Movie」を公開中。その中には参加者の声も収録されていました。一部抜粋して紹介します。
- 緊張したけど会場の雰囲気がすごくにぎわっていて…それで安心感が取り戻せたので、全力を出し切れました。
- みんなレベルが高くて…初めての挑戦だったんですが良い勉強になりました。
- 一人でサロンをしていると周りと比べることがない環境。自分の実力を試したり、周りの実力を知ったりしたうえで、もっとこれから頑張りたいと思って挑戦しました。
初出場の参加者にとっては、毎年上位入賞を果たすようなハイレベルな技術を目の当たりにできるチャンス。会場の独特の空気感にのまれそうになりながらも、さまざまなことを学べる貴重な機会となったようでした。
「NEEC2023」総評コメント
最後に、「NEEC」副審査員長である島本典子さんによる総評コメントを、一部抜粋して紹介します。
今年は久しぶりのリアルコンペで、皆さんの緊張や熱気がとても伝わってきました。やはりこういうリアルコンペって臨場感があって素晴らしいなと思いました。たくさん練習されたし、緊張もされたかと思います。そんな中、受賞された皆様、本当におめでとうございます。ぜひ、この経験を明日からのサロンワークに活かしていただければと思います。
「NEEC2023」の審査員は、アイラッシュ業界を牽引し、大きな影響力を持つ豪華な顔ぶれ。参加者にとっては、憧れの存在に直接評価してもらえる貴重な機会となったことでしょう。
まとめ
「NEEC2023」は、大盛況のうちに閉幕。普段はお客様のために施術を提供するアイラッシュ施術者が、自身の今のスキルに向き合える貴重な時間となったようです。今回は出場しなかったアイラッシュ施術者の中にも、「いつか出場したい」と目指している方もいるかもしれませんね。マツエクのプロとして次のステップへ進みたいのなら、まずは挑戦することが大事。ぜひ、次の開催に向けてスキルアップを意識していきましょう。
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