まるで自まつげ！2024年トレンドのジェンダーレスに使える超極細マツエク4選
今、アイラッシュ業界でも「ジェンダーレス」な考え方が注目されています。これまでナチュラルなデザインが主流だったマツエクも、これからはさらに自然な仕上がりが求められる時代に。さまざまなニーズに応えられるよう、トレンドをいち早く取り入れていきましょう。今回はジェンダーレスなマツエクとは何かを解説するとともに、おすすめの商材をご紹介します。
トレンドのナチュラルマツエク、キーワードは「ジェンダーレス」に
※画像はイメージです
出典：EYELASH GARAGE
まつげをボリュームアップできることがマツエクの魅力。しかし、昨今はナチュラル志向のお客様も増え、自然に見えるデザインが主流になってきました。そんな中、0.03mmのシングルラッシュが登場するなど、メイクやファッションの多様化が進むのと同様に、アイビューティ業界でもジェンダーレスへのニーズに注目が集まっています。
ジェンダーレスとは、性別にとらわれず「ありのままの自分」や「自然な美しさ」を楽しむことです。マツエクでは超極細のエクステを使用し、まつげを“盛る”のではなく“活かして”目元を美しく見せる技術が必要に。
また、自まつげのように自然な仕上がりは、「バレないマツエク」としても提案できます。仕事でマツエクがNGの方や、営業職などで目力をつけたい男性にも、ジェンダーレスなマツエクはぴったりだといえるでしょう。
ジェンダーレスなマツエクに選定すべきエクステとは？
ジェンダーレスなマツエクは、「いかにお客様の自まつげに近いエクステを選ぶか」が最大のポイントです。自まつげにしか見えないエクステとはどのようなものなのか、詳しく解説していきます。
太さは0.1mm未満がおすすめ
日本人のまつげの平均的な太さは0.1mm前後のため、これまでのナチュラルなデザインには0.1～0.12mmのエクステを使うのが一般的でした。しかしいくらナチュラルでも、見る人やデザインによっては「エクステをつけている」とバレることも。ジェンダーレスなマツエクには、それよりさらに細い0.03～0.07㎜のエクステがおすすめです。この数値は、ボリュームラッシュの1本あたりに該当する太さ。0.1mm未満のエクステなら間近で見てもバレにくく、「生まれつきまつげが綺麗な人」のように見せることができます。
長さは自まつげとほぼ同じ長さ
バレないことを前提とするなら、長さは自まつげとほぼ同じ長さのものがおすすめ。ナチュラルなデザインの場合は自まつげより2～3mm長いものを選ぶと良いとされていますが、ジェンダーレスなマツエクでは＋1mm程度に留めるとより自然な仕上がりになります。日本人のまつげの平均的な長さは約7mmですが、個人差がありまぶたの厚みによっても見え方は異なります。実際にどの長さが最適かは、お客様のまつげやまぶたの状態をしっかり観察してから決めていきましょう。
カールはJ・C・I・Mなどを使い分けよう
カールに関しては、お客様のご要望に合うものを選んでいきます。ジェンダーレスなマツエクといっても、どこまでナチュラルさを求めるかは人それぞれ。「素のまつげと変わらないカールで目力だけをつけたい」場合や、「すっぴん風に見えるけど、ビューラーをしたようなカールはほしい」場合など、ご要望に応じて適切なカールを提案しましょう。ラッシュリフト派でナチュラル思考のお客様にも、足りない濃さや長さを極細エクステで補うといった提案もできます。ジェンダーレスなエクステに向いているカールは、以下を参考にしてみてください。
・Cカール：ラッシュリフトのような適度なカール／目元を自然なカールでぱっちりさせたい方に
・Iカール：Jカールよりもゆるい角度のカール／カールをつけずに長さを出したい方に
・Mカール：根元からビューラーで立ちあげたようなカール／ビューラー風の仕上がりで長さを出したい方に
ジェンダーレスなマツエクを施術する際のポイント
ジェンダーレスなマツエクを施術する際は、「エクステの人工感を消す」イメージで行うことが大切です。エクステ選定だけでなく、施術のポイントも押さえておきましょう。
本数少なめデザインは“不規則”がバレにくい
これまでマツエクのデザインは、ボリュームや束感があるものや、目尻が長めのものなど、デザイン性のある仕上がりが人気でした。一方ジェンダーレスなマツエクは、あえて「不規則」にエクステをつけることでナチュラルさを演出します。長さやカールをミックスして、お客様のまつげの生えグセに合わせるように装着していくと自然です。
また、人の目は一般的に、目頭・目尻のまつげが少なく、中央に密度や長さが出ています。そのため、目頭・目尻にはエクステをつけすぎないことが人工感をなくすポイントです。本数は片目40本ずつが自然に見える目安。絶対にバレたくない方であれば、片目に30本ずつ装着し、相談しながら増やしていくと良いでしょう。
グルーのつけ方にも要注意
エクステを装着する際、グルーが多いとその分まつげの根元が濃く見えてしまい、ナチュラル感が薄まってしまいます。グルーは横にぼてっと広がるようにつけるのではなく、根元から毛先にかけて薄く長くつけるようにすると、綺麗な仕上がりになるでしょう。また、細いエクステは必要なグルーの量が少ないため、硬化速度が通常より早まることがあります。モチが悪くなる要因になるため、硬化が進む前にすばやく装着することも大切です。
ジェンダーレスなマツエクに使える！超極細エクステ4選
ここからは、ジェンダーレスなマツエクに使えるエクステ商材をご紹介します。使うのは超極細毛のボリュームラッシュ。ボリュームラッシュをシングル使いすれば、既存のメニューにジェンダーレスなメニューを導入しやすいはず！ぜひ、参考にしてみてください。
【Miss eye d’or】プラチナセーブル[Jカール太さ0.05長さ9mm]
毛質がやわらかく、装着感を感じさせない軽量設計のプラチナセーブル。太さ0.05mmのJカールは、自まつげに自然な密度と長さをプラスできます。また、こちらの商品は9mmという絶妙な長さが特徴で、繊細ながらも華やかな印象に。同シリーズは長さ6mm～の展開で、太さは0.07mmもあり、カールの種類もJ・JC・C・CCと、使いやすいラインナップとなっています。
【松風】先細抗菌やわらかシルクセーブル[AJカール 太さ0.05 長さ8mm]
太さ0.05mmのAJカールは、Jカールよりもゆるやかなカールで、より自然に自まつげに馴染みます。こちらの商品は特殊な加工が施されており、先端がやわらかく軽い装着感なのが特徴。また、抗菌素材使用で雑菌が繁殖しにくく、これまで衛生面でエクステに抵抗があったという方にも訴求しやすいエクステです。カールの種類もAJの他、J・AC・Cなどがあり、また太さ・長さともに幅広く展開されるなど、ジェンダーレスなマツエクとしてもアレンジしやすい商材です。
【ビュプロ】ボリュームラッシュ/ラズベリーボルドー/Cカール[太さ0.07][長さ9mm]
ナチュラルな中にも個性を出したい、おしゃれ感がほしいというお客様には、太さ0.07mmのカラーエクステという提案もアリ。細いカラーエクステは繊細でやわらかい色味になるため、さりげなく垢ぬけた印象を与えてくれます。こちらの商品はJ・Cカールから選べ、ラズベリーボルドーの他アプリコットブラウン・チェスナットブラウン・モカブランと、髪色や瞳の色に合わせやすいニュアンスカラーが揃っています。
【RLASH】ROYAL SABLE[Jカール太さ0.05長さ6-15MIX]
こちらの商品は、極細毛の弱点でもあった「毛先の白っぽさ」を抑えたマットな質感が特徴。普段メイクをしないお客様の目元にも違和感なく馴染む本物っぽさが魅力です。1シートに太さ0.05mm、長さ6～15mmのエクステがMIXされています。これひとつでジェンダーレスなマツエクにぴったりな「不規則さ」を演出でき、さまざまなお客様の自まつげに合った施術ができるのもうれしいポイント。太さは0.05mmの他に0.06mm、0.07mmが選べ、J・JC・Cなどのナチュラルなカールも揃っています。
まとめ
ジェンダーレスなマツエクは、性別を問わず誰でも目元の変化を楽しめる新しい考え方です。さまざまなお客様の多様なニーズに応えられるサロンを目指していきましょう。今回はボリュームラッシュ用のエクステからジェンダーレスなマツエクに使えるおすすめ商品をご紹介しましたが、今後は超極細のシングルラッシュも増えていくかもしれませんね。多様性が認められる時代、マツエクの在り方の変化にも適応していきましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2024年6月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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