眉毛ワックスする頻度の目安は?メリット・デメリットとセルフ処理のリスク

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「眉毛ワックスの頻度ってどれくらいが目安?」そんな疑問はありませんか?きれいな眉毛をキープするためにも、眉毛ワックスする際には正しい知識を理解しておきたいですよね。そこで今回は、眉毛ワックスする頻度の目安をはじめとした基本知識について徹底解説!セルフ処理のリスクや眉毛ワックスによるトラブルを防ぐための3つの対策法などもご紹介するので、最後までぜひチェックしてみてください。

眉毛ワックスとは?

眉毛ワックス 頻度

眉毛ワックスとは、脱毛用ワックスを眉まわりに塗り、余分な毛を除去する美容施術のこと。アイデザイナーは、顔立ちや骨格に適した眉デザインを提案し、理想の仕上がりになるよう整えます。
レーザーによる顔脱毛を受ける際に「眉毛はどうなる?」「眉毛も一緒に脱毛してもらえるのでは?」との疑問を持つ方もいらっしゃいますが、クリニックによっては目に近い場所である眉毛下の照射を行っていないケースも。失敗するリスクを回避するためにも、眉毛脱毛はアイサロンや眉毛サロンで施術してもらうことがおすすめです。
そんな眉毛ワックス脱毛のメリットとデメリット、適切な施術頻度の目安、毛抜きとの違いについて解説していきましょう。

▼アイブロウワックスの詳しい施術内容については、こちらの記事でご紹介しています。

眉毛ワックスのメリット

まずは、眉毛ワックスの主な3つのメリットをご紹介します。

眉毛バランスが整う

アイサロンや眉毛サロンで眉毛ワックスの施術を受けるメリットの1つは、眉毛バランスを整えられる点です。サロンでは、一人ひとりの骨格や顔の形に合う眉毛をデザインしながら、左右の眉バランスを整えていきます。アイデザイナーが眉のまわりにある余分な産毛までしっかりと処理することで、本来の眉ラインが際立ち、立体的に見せられるのです。

肌トーンが明るくなる

眉毛ワックスには、眉毛周辺の肌トーンをアップさせる効果も期待できます。
眉毛ワックスは、余分な眉毛とともに肌の古い角質も取り除くことが可能です。また、カミソリを使ったシェービングのような剃り痕も残りません。そのため、毛穴が目立ちにくいきれいな肌へと変化しやすくなるのです。肌の透明感を出したい方にもおすすめの施術といえます。

きれいな形を長期間維持できる

眉毛ワックスの大きなメリットとしては、きれいな形を長期間キープできるところも挙げられます。シェーバーを使ったセルフでの眉毛処理は2~3日に1回、カミソリなら1週間に1回がお手入れ頻度の目安。
一方眉毛ワックスは、フェイスシェーバーやカミソリでは処理しきれない毛根まで抜き取れるため、長期間きれいな形をキープできるのです。

眉毛ワックスのデメリット

続いて、眉毛ワックスの主な3つのデメリットをご紹介します。

施術時に痛みや炎症が起こることがある

「眉毛ワックス脱毛は危険なのではないか?」といわれる理由には、施術時に生じる可能性がある炎症や痛みが関係しています。眉毛ワックスは、ワックス剤を塗ったあとの剥がす段階で痛みを感じやすい施術です。とくに、乾燥肌や刺激に弱い肌質の方、日焼けしている方は、より痛みを強く感じやすくなります。場合によっては、施術後に赤みが生じることもあるのです。
初めて眉毛ワックスの施術を受ける方は、カウンセリングの段階で体質や肌状態を十分に確認しておきましょう。

イメージと異なる眉になる可能性がある

プロのアイデザイナーが行う施術とはいえ、眉毛ワックスで必ずしもお客様が思い描いていた理想の眉毛が完成するとは限りません。施術を受ける側のお客様と、施術者であるアイデザイナーの眉毛イメージが合致していなければ、お客様のイメージと異なった眉毛になる可能性もあるのです。
眉毛ワックスだけに限りませんが、完成イメージがあいまいなまま進むことがないよう、カウンセリング時にしっかりとお客様の特徴や完成イメージをとらえておきましょう。

定期的に施術を受ける必要がある

眉毛ワックス脱毛は、一回行うだけで毛が生えてこなくなる施術ではありません。きれいな眉毛を維持するには、アイサロンや眉毛サロンで定期的にメンテナンスする必要があります
サロンへ来店してもらう際は、2週間以上前からしっかりと眉毛を伸ばしておいてもらいましょう。眉毛を伸ばしておいてもらうことで、細かな調整や幅広いデザインを提案しやすくなります。「眉毛サロンへ行く前に眉毛がボサボサになってしまい2週間伸ばせない」といったお悩みがある方には、前髪で見えなくする、コンシーラーで眉毛の違和感をカバーするなどの隠し方をご提案しましょう。

眉毛ワックス頻度はどのくらいが目安?

個人差はありますが、眉毛ワックスの持続期間は3〜4週間ほど。きれいな眉毛をキープするためには、3〜4週間に一度のペースを目安として眉毛ワックスを行うことがおすすめです。早い方は2週間ほどで新しい眉毛が生え始めますが、肌に強い力が加わる眉毛ワックスを頻回で行うと肌を痛める危険性も。そのため、2週間程度での再施術は推奨できないといわれています。
また、眉毛サロンで整えた眉毛は何回目で定着するのか、気になる方もいるでしょう。個人差はありますが、平均的に4~5回程度の施術で安定する方が多くなっています

眉毛ワックスと毛抜きの違いは?

眉毛ワックス脱毛とセルフで行う毛抜きの違いは、毛を処理するときに伴う痛みです。
毛抜きは毛を一本一本抜くため、すべての処理が終わるまで何度も痛みを伴います。一方、眉毛ワックスは、一度に複数の毛をまとめて抜くことが可能。一本一本抜くごとに痛みを伴う毛抜きと一気に抜ける眉毛ワックスでは、痛みを感じる回数が大きく異なるのです。
何度も痛みを感じたくない、一気に余分な毛を処理したい、といった方には眉毛ワックスのほうが向いているでしょう。

眉毛をセルフ処理する5つのリスク

眉毛ワックス 頻度

眉毛は、毛抜きやカミソリ、セルフで行う眉毛ワックスなどによる自己処理が可能です。ただし、自分で行う眉毛処理には、以下のようなリスクが伴います。
眉毛をセルフ処理するときの主な5つのリスクをまとめました。

失敗しやすい

毛抜きやカミソリ、セルフ眉毛ワックスには、鏡越しの処理による失敗のリスクを伴います。眉毛処理で失敗したくないのであれば、アイサロンや眉毛サロンで客観的な視点からプロに施術してもらうほうが安心です。

毛嚢炎(もうのうえん)を引き起こしやすい

毛抜きを使ったセルフで行う脱毛方法には、毛穴の奥にダメージを与えたことによる出血や、広がった毛穴から細菌が入り込むことによって起こる毛嚢炎などのリスクがあります。毛嚢炎は、眉毛周辺や毛抜きを清潔にしていなかった場合に起こりやすい症状です。
軽度の毛嚢炎は赤みや軽い痛みで済みますが、悪化した場合にはしこりのようなできものができる、強い痛みや発熱などの体調不良を伴うといったケースも。眉毛の自己処理で赤みや痛みが生じた場合には、症状が悪化する前に中止しましょう。また、眉毛ワックスができるサロンを探す際は、衛生管理が徹底されているか口コミなどを確認し、慎重に選ぶ必要があります。

埋没毛になりやすい

眉毛サロンへ行かずに自己処理してしまった、そんな方に多いお悩みが埋没毛です。埋没毛とは、皮膚の下に埋もれたまま成長している毛のこと。これは、毛抜きを使用して無理に毛を抜いた際に、傷ついた毛穴を修復しようとした角質が分厚くなることで生じます。埋もれた毛を無理に抜こうとすると、さらに皮膚や毛根を傷つける原因に。サロンでの眉毛ワックスは、毛流れを考慮して丁寧に除去するため、埋没毛になりにくいというメリットがあります。
埋没毛となってしまった場合には、肌を清潔に保ちながら自然と古い皮膚が剥がれるまで待ちましょう。

目元がたるみやすくなる

「毛抜きを使った眉毛処理や眉毛ワックス脱毛は、皮膚のたるみの原因になるのでは?」検索サイトの知恵袋ページには、このような疑問を投稿している方もいます。眉毛のセルフ処理が必ずしもたるみの原因になるわけではありませんが、毛抜きだと何度もまぶたに刺激を与えてしまう、慣れないセルフの眉毛ワックスだと何度もやり直して刺激が大きくなってしまうといった懸念点があります。
しかし、サロンならプロのアイデザイナーが手際良く施術してくれるため、刺激も少なくて済むのです。非常に痛みに敏感な部位でもあるまぶたは、過度な刺激を避けるためにもサロンでケアしてもらうと良いでしょう。

眉毛が生えにくくなる

毛抜きを使った眉毛処理や眉毛ワックス脱毛は、必要な部分の眉毛も生えなくなるリスクを伴っています。毛周期を正しく把握していない状態で眉毛を抜き続ける行為は、毛周期を乱す原因になり、最終的に眉毛が生えてこなくなる危険性があるのです。
うっかり必要な部分まで抜いて生えてこなくなることを防ぐためにも、自己判断での過度な毛抜きは避け、サロンで不要な部分のみを眉毛ワックスで抜いてもらうことをおすすめします。

眉毛ワックスでのトラブルを防ぐための3つの対策法

眉毛ワックス 頻度

眉毛ワックスでのトラブルを防ぐための3つの対策法をご紹介しましょう。

施術前にパッチテストを行う

肌が弱い方は事前にパッチテストを行って、施術できるかどうか判断することが大切です。施術後に肌トラブルが起こる可能性を少しでも下げるためにも、予約時やカウンセリングの段階でお客様の肌質はしっかりと確認しておきましょう。

施術を受ける方の雰囲気やメイクの特徴をつかんでおく

「眉毛ワックスで失敗した」と思われないためには、カウンセリングの段階で施術を受ける方の雰囲気やメイクの特徴をつかんでおくことが大切です。具体的には、いつものメイクをしたまま来店してもらう、理想とする眉毛デザインの写真を持参してもらうなどの方法がおすすめ。お客様の好みや完成イメージを具体的に把握できるよう、対策をとっておきましょう。

施術箇所はしっかりと冷やす

眉毛ワックス後の注意点としては、2〜3時間ほど肌に赤みが生じやすい点が挙げられます。眉毛ワックスの施術後は、炎症の悪化を最小限に抑えるために、施術箇所を保冷剤などでしっかりと冷やしましょう。
また、施術後の肌は非常に敏感な状態となっています。施術したばかりの箇所を温めてしまうと、炎症や腫れ、湿疹が長引いてしまう可能性があるのです。施術当日は、入浴を避けてもらうようご案内しましょう。

まとめ

眉毛ワックスする頻度の目安をはじめとした基本知識とセルフ処理のリスク、眉毛ワックスによるトラブルを防ぐための3つの対策法について解説しました。眉毛ワックスの施術頻度は、3~4週間程度が目安。セルフでの眉毛ワックス脱毛も可能ですが、失敗するリスクが高いため、アイサロンや眉毛サロンで正しい毛周期に合わせた施術を受けることがおすすめです。施術前のパッチテストやカウンセリング、施術後の十分なケアなどによるトラブル防止対策を講じたうえで施術しましょう。

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