マツエクとメイクの関係は?長持ちさせるテクニックも大公開!

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「マツエクをする時、メイクはどうすれば良い?」と疑問に思う方は少なくないでしょう。今回は、メイクがマツエクの施術にどのような影響を与えるのかについてご説明します。さらに、マツエクユーザーに適したメイク方法やテクニックなどもくわしく解説。マツエクの施術を受ける方にもアイデザイナーにも、知っておいていただきたい内容となっています。マツエクのモチにも関係するため、ぜひ参考にしてください。

マツエクとメイクの基本

マツエク メイク

施術が初めての場合は、マツエクとはどのようなものか、何に注意が必要かなど分からないこともあるでしょう。そこでまずは「マツエクってどんなもの?」「施術時はアイシャドウしてても大丈夫?」といった疑問を解決するべく、マツエクとメイクの基本についてまとめました。

マツエクの特性と注意点

マツエクは、自まつげ1本にエクステをつける技術のことです。エクステをつける時は、専用のグルー(接着剤)を使います。自まつげに直接つけるため、つけまつげより自然な仕上がりになるのが特徴です。また、毎日つけたり外したりする必要がないこともメリットといえるでしょう。

マツエクの注意点は、体調がすぐれない場合は施術を避けること。コンディションが悪ければ、グルーがしみるなどのトラブルが起こる恐れがあります。また、施術中に咳をしてしまうと、目元に危険が及ぶこともあるため注意が必要です。

メイクがマツエクに与える影響

体調面の他にも知っておくべき注意点があります。それは、マツエクのグルーがメイクにより劣化する可能性があるということ。マスカラをしていなくても、アイシャドウの油分がグルーに混ざって、マツエクのモチが悪くなるケースもあります。アイシャドウをしたままマツエクの施術を受けることはできますが、あまりおすすめはできません。

また、自まつげの角度も重要なポイントです。ビューラーを使うと、折れる・カーブするなどしてまつげの角度が変わります。この状態でマツエクをすると、自まつげとエクステの接着面に隙間ができるため「イメージと違う」という結果になりかねません。

マツエク施術前のメイク落としの重要性

マツエクをする時は、施術前にアイメイクを落とすことが大切です。前述のとおり、マツエクに使われるグルーは、油分に弱い特徴があります。アイメイクをしている場合は、マツエクを長持ちさせるため、当日はメイク落としでしっかりオフしておきましょう。

マツエク施術当日のメイクについて

マツエク メイク

施術が初めてだと「メイクはどこまでOKなのか」「マツエク行く時、眉毛やコンタクトレンズはどうしたら良いのか」など、いろいろなことが気になりますよね。マツエク施術時のメイクについて、当日の注意点を見ていきましょう。

当日はどうしたら良い?

マツエクに行く時は、まつげにメイクが残っていない状態が好ましいため、すっぴんの状態が良いでしょう。メイクの油分による影響を心配することなく施術を受けられます。

しかし「すっぴんでの外出は抵抗がある」という方もいるでしょう。この場合、ファンデーション・チーク・口紅などは使っても問題ありません。また、アイブロウもまつげに関係ないため使用可能です。ただし、マスカラ・アイシャドウなどのアイメイクは、オフしても残ってしまう可能性があるため、最初から避けるのがベターです。仕事帰りなどにサロンへ向かうなど、どうしてもアイメイクをしたいときは、しっかり落としてから行きましょう。また、ビューラーの使用については、まつげの角度が変わってしまうため控えてください

マスカラと並んで特に気をつけたいのが、まつげ美容液です。まつげ美容液は、含まれている成分によりグルーの効果を弱めてしまう可能性があるためおすすめできません

コンタクトレンズについては、サロンによって扱いが異なります。しかし、目を閉じている時間が長くなることから、乾燥してトラブルにつながる可能性も否定できません。そのため、コンタクトレンズをつけている場合は施術前に外しましょう

なお、毎日アイプチをする方は、その状態のまま施術を受けるのがおすすめ。アイプチなしでマツエクをすると、仕上がりが変わってしまうため注意しましょう。

なぜメイクが残っているのはNGなのか?

ご説明したように、マツエクのグルーは油分に弱いという性質があります。そのため、メイクの油分が自まつげに残ってしまうと、エクステがつきにくくなることも。また、マツエクのモチが悪くなる可能性もあるため、アイメイクをしている場合は施術前にしっかり落としましょう。

マツエクに適したメイク方法

マツエク メイク

マツエクの施術後は、アイシャドウやアイラインなどメイクの工夫が必要です。マツエクをしている方に適したメイクについてご説明します。

アイシャドウの選び方とテクニックは?

マツエクをしている場合は、パウダータイプのアイシャドウを選ぶと良いでしょう。クリームタイプは、油分が多く含まれるためおすすめできません。また、ペンシルタイプも、メイクの際にエクステと接触しやすいため使用を避けましょう。
マツエクをしていると「アイシャドウが塗りにくい」と思うことがあるかもしれません。そんな時は、適量のアイシャドウを取りやすい、先端の細いチップを使うときれいに塗りやすいでしょう。

なお、マツエクにアイシャドウの粉が飛んで気になる場合は、アイシャドウベースを取り入れるのがおすすめです。アイシャドウをしっかりと密着させられるため、粉飛びを防げます。ただし、グルーをゆるませないよう、まつげの根元を避けて使用しましょう。

アイラインの引き方とポイントは?

マツエクをしていると、アイメイクなしでも目元が自然に際立って見えます。もともとナチュラルなメイクを好む場合は、アイラインなしでも良いでしょう。目元をさらに目立たせたい場合は、まつげの間を点で埋めるようにアイラインを引くと、自然な印象になります。

マツエクをしている場合は、先の柔らかい筆タイプのアイライナーをチョイスするのがおすすめ。エクステに引っかかりにくいため、取れてしまう、カールが乱れてしまうといったトラブルを防げます。

マスカラは使用できる?

マツエクをしている場合、普通のマスカラを使用するのは避けましょう。マスカラのなかには、マツエクに塗ると落ちにくいものがあります。また、マスカラを落とす際にエクステが取れてしまうこともあるでしょう。

マスカラをどうしても使いたい時に取り入れたいのが、マツエク専用のもの。メイクを落とす際にまつげへ大きな負担がかからないよう工夫されています。マツエクのモチを損なうこともないため、気になる場合は取り入れてみると良いでしょう。

マツエクを長持ちさせるメイクテクニック

マツエク メイク

マツエク施術後のアイメイクはいつからできるのでしょうか。グルーの定着には時間がかかります。施術後6時間は、水分がつかないように気をつけましょう。洗顔・入浴はもちろんですが、汗をかくような運動や湿度の高い場所も控えるのが望ましいといえます。アイメイクができるようになるのは、施術後24時間経ってから。グルーが完全に乾くまではメイクを避けましょう。

ここからは、マツエクのモチを良くするためのコツをご紹介します。

クレンジング方法の選び方

マツエクをしたら、オイルクレンジング以外のメイク落としを使いましょう。オイルクレンジングの油分にグルーが反応して、マツエクのモチが悪くなるためです。

マツエクをしたあとにおすすめなのが、ミルクタイプやジェルタイプ。ただし、グルーによって適したクレンジング方法が異なるため、アイデザイナーに確認しましょう。

おすすめのマツエク用クレンジング製品

マツエクをしている方におすすめのクレンジングを3つピックアップしました。今回ご紹介するのはサロン専売品なので、アイデザイナーと相談しながら購入を検討してみましょう。アイデザイナーの方は、店販品として導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【EPORASHE】モイストクレンジング

マツエク メイク出典:EYELASH GARAGE

グレープフルーツエキスなど、たっぷりの保湿成分でできたクレンジングです。目元を含む顔全体のメイクをすっきりオフしながら、保湿も叶います。また、ダブル洗顔の必要がないこともポイント。目元にかかる負担が減るため、マツエクのモチも良くなるでしょう。

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【Ladycoco®】ジェリークレンジング ライクアヴァージン

マツエク メイク出典:EYELASH GARAGE

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分を配合した美容液クレンジング優しくなでるだけで、メイクも毛穴汚れもしっかり落とせるのが魅力です。アイメイクも摩擦なしでオフできるため、マツエクしている方にもおすすめといえます。ダマスクローズの香りで、リラックス効果も期待できるでしょう。

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【Angelic】オーガニック クレンジング リキッド

マツエク メイク出典:EYELASH GARAGE

レモン果皮・ローズマリー・ラベンダーなど、多くの植物由来成分でつくられたクレンジング。リキッドタイプのため目元に行きわたりやすく、マツエクをしていてもしっかりメイクを落とせるでしょう。また、合成香料・合成着色料・パラベン・鉱物油・吸収剤を使っていないことも特徴。刺激に配慮されたクレンジングを探している方にもおすすめです。

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メイク落としの正しい手順

マツエクのモチを良くするためには、アイシャドウなど目の周りのメイクの落とし方が重要です。正しい手順は以下を参考にしてください。

1.クレンジング剤を手に取って、顔全体に広げる
2.指先を肌の上ですべらせるように、くるくるとなじませる
3.アイシャドウは、まぶたの上にコットンを乗せてすべらせながら落とす
4.アイラインは、綿棒でなぞるようにして優しく落とす
5.最後は十分に洗い流す

マツエクをしている時は、まつげに触れないようにすることが大切です。コットンや綿棒はエクステに繊維が残りやすいため、特に注意してください。ご紹介した手順を守れば、マツエクを長持ちさせられるでしょう。

マツエクの効果をメイクで高めるには

マツエク メイク

マツエクの施術を受けたにも関わらず、これまでと同じメイクをしようとしていませんか?マツエクをしたのなら、それに合わせたメイクをする必要があります。マツエクに合ったメイク、マツエクの印象を変えるメイクをチェックしていきましょう。

マツエクデザインに合わせたメイク

マツエクをしたあとにしっかりメイクしたいのがです。マツエクで目元が大きく見えるようになると、眉が貧相に見えてしまうことも少なくありません。眉が細すぎないように、いつもより多少太く描くと良いでしょう。また、短すぎないように、眉尻の長さをしっかり取ることもポイントといえます。

目元の印象を変える効果的なメイクテクニック

抜け感のあるおしゃれな印象を出したいなら、単色ワントーンのアイシャドウがおすすめ。パール入りのアイテムを、目頭側に広めに入れてみましょう。ただし、マツエクをしていても、単色アイシャドウの塗り方を間違えると間延びした印象になることがあります。上まぶたの目尻側には塗らずに、素肌感を出すと良いでしょう。

マツエクとメイクのバランス調整法

マツエクをしたあとは、基本的にはアイメイクに力を入れすぎないのがおすすめ。あまり盛りすぎてしまうと、場合によっては垢抜けない印象になることもあります。盛りすぎ感が出ないように、全体のバランスを見ながらメイクすることが大切です。

例えばアイラインなら、目尻に少し描き足す程度でも良いでしょう。毛の太いマツエクには、アイライン同様に目を大きく見せる効果があるためです。また、アイシャドウはベージュなどの落ち着いたカラーを選び、広くても5ミリ幅くらいまでにするのがおすすめ。色の濃いアイシャドウを使いたい場合は、幅を狭くするとバランスが良くなります。

まとめ

マツエクはメイクの油分により、つきにくかったりモチが悪くなったりする可能性があります。そのため、施術前にはアイメイクをしないか、もしくはしっかり落としておきましょう。また、施術後はオイルフリーのクレンジング材をチョイスし、優しく洗うのがポイントです。マツエクをすると合うメイクも変わってくるため、盛りすぎないようにしながらうまくバランスを調整しましょう。なお、アイデザイナーはこれらのアドバイスができるようにしておいてくださいね。

※本記事の内容や価格はすべて、2024年9月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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