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更新日：2025年2月8日公開日：2025年2月8日

ジュニアアイリストの給料事情！収入の実態と未経験からスキルアップする方法まで

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アイリストを目指すうえで、必ず通るジュニアアイリスト。ジュニアアイリストとアイリストの給料の差はどれほどあるのでしょうか。今回は、そんなジュニアアイリストの給料事情を解説。ジュニアアイリストからトップアイリストを目指すうえで必要なスキルや、気になる疑問もまとめています。アイリストになりたいという方は参考にしてください。

ジュニアアイリストの給料相場と年収の目安

ジュニアアイリスト給料

まずは、アイリストとして施術の経験が浅いジュニアアイリストの給料相場をチェックしていきましょう。

未経験者の初任給と給与体系

ジュニアアイリストの初任給はサロンや雇用形態・勤務形態・地域によって異なりますが、正社員で雇用されている場合はおよそ20万円前後が相場。アルバイトの場合は時給1,000円前後と、最低賃金レベルの時給となるケースが多いようです。未経験の場合、経験者よりも給与が低くなる傾向にあります。しかし、アイリストは美容師に比べて経験年数が短くても昇給のチャンスが多い職業。経験を積んだり資格を取得したりすることで、昇給や昇格を叶えられるでしょう。

また、サロンによっては基本給とは別に、歩合や賞与が設けられている場合も。管理美容師の資格保持者やアイリスト専門の資格保有者には資格手当がつく場合もあるため、経験年数以外の面でも給料アップが見込めます。

経験年数による給料の変化

経験を積んだアイリストの給料はおよそ24万円前後。アイリストとして経験を積んだり指名が増えたりすることで収入がアップしていきます。さらに、フリーランスになったり独立開業したりするなど、経験を積んで働き方を変えることで、大幅な収入アップも見込めるでしょう。

【地域別】アイリストの給料比較

ジュニアアイリスト給料

ジュニアアイリストの給料は、働く地域によっても異なります。参考までに、アイリスト全体の地域別の給料は以下のとおりです。

【地域別アイリストの給料比較】

	年収（正社員）	時給（パート・アルバイト）
北海道・東北	319万円	982円
甲信越・北陸	322万円	1,008円
関東	361万円	1,078円
東海	364万円	1,024円
関西	343万円	1,049円
四国	334万円	1,001円
中国	331万円	991円
九州・沖縄	320万円	971円

※2024年10月30日時点（求人ボックス給料ナビ）

全国的にみると、アイリストの年収が高い傾向にあるのが東海エリア。その中でも、愛知県における正社員の年収は383万円と高めです。一方で、北海道・東北エリアは給与水準が低い傾向にあります。

ジュニアアイリストの仕事内容と求められるスキル

ジュニアアイリスト給料

ジュニアアイリストは、サロンの設けた技能テストを受け、技術力や施術時間をクリアしたうえで、ようやくお客様への施術デビューができます。ここからは、ジュニアアイリストとしてデビューした後の仕事内容についてチェックしていきましょう。

マツエク施術の基本技術

サロンの技能テスト合格後、実際にお客様の施術を担当します。とはいえ、ジュニアアイリストの場合、施術の時間や仕上がり、提案力や対応力が異なるもの。そのため、トップアイリストとジュニアアイリストのランク分けをしてサービスを提供するサロンや、電話予約のお客様やサロン常連のお客様のみ対応するといったケースがほとんど。マツエクのリペアのように、部分的な施術から始める場合もあるでしょう。

このように、お客様の対応経験を徐々に積むことで、新規客デビューへと進んでいきます。経験の浅いジュニアアイリストが新規のお客様の施術に入ると、ネットで悪い口コミを書かれてしまう恐れもあるため、新規客デビューは慎重に進められます。

カウンセリング内容に応じたデザインの提案

アイリストの仕事は、単純にマツエクやラッシュリフトの施術をするだけではありません。仕上がりのクオリティを上げるためには、お客様の希望をヒアリングしながら、目元に合わせて一人ひとりに最適なデザインを提案することが求められます。
ジュニアアイリストは、経験を積んだアイリストよりもお客様一人ひとりに合わせた施術の提案力が劣るため、目の形やまつげの毛質・生え方に応じた施術方法を積極的に学び、カウンセリングに活かしていかなくてはなりません。

サロン運営に関する業務

マツエクやラッシュリフトなどの施術以外にも、サロンで働くうえでは受付や会計、準備や清掃といった業務にも携わることになります。その他、SNSやブログなどを活用した集客、売上の集計やカルテの管理といった業務も考えられるでしょう。

ジュニアアイリストからスキルアップする方法

ジュニアアイリスト給料

アイリストになるのであれば、トップアイリストを目指したいもの。ジュニアアイリストからスキルアップするためにはどのような努力を積めば良いのでしょうか。ここからは、アイリストとしてのスキルアップの方法をご紹介します。

技術向上のためのトレーニングと資格取得

ジュニアアイリストになったのであれば、技術力の研鑽は必要不可欠です。お客様の施術経験を積むことはもちろん、サロンモデルやウィッグを使って練習する方法もあるでしょう。技術の基本をしっかり押さえることで、仕上がりや施術時間に差が出るのです。

また、アイリストに特化した資格を取得するのもおすすめ。一般社団法人日本アイリスト協会が運営する「JEAまつ毛エクステ検定試験」や、一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構による「まつ毛エクステンション技能検定試験」など、アイリストに特化した民間資格は多数あります。

リピート率をアップさせるコミュニケーション能力

もう一度来店してもらうためには、技術はもちろんのこと、接客態度も重要なポイントになります。コミュニケーションがスムーズな接客は、お客様がリラックスできる雰囲気でサービスを提供できるだけではなく、信頼関係を築くためにも必要不可欠です。ジュニアアイリストは接客経験が少なく、お客様とのコミュニケーションを苦手に感じるかもしれません。家族や友人、サロンスタッフなどと、普段からコミュニケーションを積極的に取るところから心掛けてみましょう。

ジュニアアイリストの給料を上げるためのテクニック

ジュニアアイリスト給料

美容師に比べて、アイリストは研修期間からジュニアアイリストとしてのデビューまでの期間が短いため、デビュー直後から売上に貢献していることを実感しやすいでしょう。給料も安定しやすく、経験を重ねて顧客を増やすことでさらなる給料アップも期待できます。
そんなアイリストが給料を上げていくためのポイントをチェックしていきましょう。

施術スピードアップによる生産性向上

施術時間が短縮できると、お客様の負担を減らせるだけでなく、受け入れられる人数を増やせて生産性もアップします。そのため、普段の施術から自分がどれほどのスピードなのか把握して、目標タイムを設定しましょう。もちろん、施術スピードを速めるためにクオリティが落ちてしまっては意味がありません。トップアイリストであれば、マツエク100本を30分ほどでつけられますが、ジュニアアイリストであれば、1時間で60本が最低目標。つまり、1本あたり1分以下でつけることを目指しましょう。

付加価値サービスの提案と単価アップ

マツエクやラッシュリフトの施術に加えて、オプションメニューを提案すると単価アップを狙えます。例えば、施術前のアイシャンプーや、仕上げのまつげ美容液塗布など。アイリストとしてのスキルを磨くことで、本数アップやエクステの種類をグレードアップすることも提案できるでしょう。そのためにも、ジュニアアイリストは常にアンテナを張って、最新トレンドや新しい技術を習得していく努力が必要なのです。

SNSを活用した集客と個人ブランディング

最近では、SNSを活用して集客する方法も効果的です。個人であっても、自身のスキルをアピールできると集客につながり、収入アップにつながります。とくに、フリーランスになったり開業したりすることで大幅な給料アップも見込めるため、個人のブランディングを意識しながらSNSを活用してみましょう。

ジュニアアイリストの給料・就職方法に関するQ&A

ジュニアアイリスト給料

ここからは、ジュニアアイリストになるうえで気になる給料や就職方法について、よくある疑問を解決していきましょう。

ジュニアアイリストになるために必要な資格は？

ジュニアアイリストになるためには、美容師免許が必須です。美容師免許を取得するためには、美容専門学校へ行って国家試験に合格しなくてはなりません。昼間・夜間課程の場合はおよそ2年間、通信課程であればおよそ3年間の履修を終えると、美容師国家試験を受験できます。

就職活動でどうやって自分に合うサロンを選べば良い？

アイリストとして就職するにあたって、どのサロンにするか職場選びがポイントになるでしょう。「自分が働きやすい環境なのか」「ジュニアアイリストとしてスキルアップできる環境にあるのか」「給料体系がどのようになっているか」などを確かめるため、事前にサロン見学するという方法もおすすめです。気になっているサロンに見学可能か確認して、アポイントメントを取りましょう。

面接の志望動機はどう答えれば良い？

入社面接では志望動機を聞かれることが多いため、あらかじめ考えておきましょう。例えば、「お客様の目元をより魅力的に見せたい」「たくさんの資格を取得してお客様から信頼してもらえるアイリストになりたい」など。さらに、そのサロンを選んだ理由や入社後の目標・キャリアプランなど、一歩踏み込んで答えられるとやる気を明確にアピールできるでしょう。