マツエクの男ウケが良いデザイン5選!長さやカールのポイントも解説

マツエクをするお客様のなかには「男ウケするデザインにしてください」「最近気になる人がいて男ウケしたい…」というニーズを抱える方もいますよね。とはいえ、女性のアイデザイナーにとっては、男性目線の好みを完璧にとらえるのは難しく、提案に悩んでしまうことも。そこで、今回は男ウケの良いマツエクデザインを5つご紹介。また、どういったメイクが男性に好まれるのかも一緒に学んでいきましょう。それぞれのお客様にどのようなマツエクデザインを提案すべきか、ぜひ参考にしてくださいね。
男性受けの良いメイクとは?
マツエクの施術を受けにくるお客様のなかには、美しい目元になりたいという想いとともに、周りの反応、さらに言えば男ウケを気にする方も少なからずいるでしょう。そのようなお客様には、印象的な美しいマツエクデザインを提案するだけでは、プロのアイデザイナーとしては不十分です。
まずは、男ウケの良いマツエクデザインを希望されるお客様に最適な提案ができるよう、男性が求めている女性のメイクについて学んでいきましょう。「男の本音」をチェックして、モテる目元を目指しましょう!
健康で美しいベースメイク
男性ウケするメイクをするには、まず土台作りから!メイクの土台となるのはベースメイクです。つまり、肌の質感を美しく見せるための工程。ここで注意したい点が、厚塗りにならないこと。男性は、ナチュラルな雰囲気を好むことが多い傾向があるため、できるだけ薄づきですっぴんに近い印象のベースメイクを意識しましょう。
ナチュラルに仕上げるには、明るめの下地で肌カラーをコントロールし、コンシーラーでシミやくすみをカバー。そして仕上げに、ブラシでファンデーションを塗ります。ブラシを使うことで、厚塗りになりづらく、ナチュラルなツヤ感を演出することが可能です。
ナチュラルカラーのポイントメイク
アイメイクやチーク、リップなどは肌なじみの良いカラーを選ぶことが大切です。派手すぎるカラーを使ったり、濃く塗り重ねたりすると、派手な印象ややりすぎ感が前面に出てしまいます。アイシャドウはブラウン系やベージュ系がおすすめ。チークやリップはじゅわっと血色感が加わる程度の派手すぎないカラーをチョイスしてみてください。
また、マスカラの重ね塗りや太いアイライン、つけまつげも、男ウケを考慮して避けたいポイント。ブラウン系のマスカラやアイライナーを選んで、自まつげを活かした強調しすぎないメイクにするのもコツです。
作り込みすぎていない眉
顔の印象を左右するパーツのひとつが眉毛。細すぎるとトレンド感が薄れてしまいがちなため、できるだけ自然な太さを意識した形に整えましょう。反対に眉毛が太すぎると、野暮ったい印象になりやすいため要注意です。2025年のトレンドは「淡色アーチ眉」。ブラウンなどの抜け感のあるアイブロウマスカラなどを使って、アーチ型のナチュラルかつトレンド感のある眉毛に仕上げてみてください。
ナチュラルなマツエクデザインのポイント
男ウケの良いメイクを見てもわかるように、男性はナチュラルな顔立ちの女性に好印象を抱く方が多い傾向。そのため、マツエクもできるだけ自然なデザインに仕上げるのがおすすめです。男ウケが悪いデザインにならないよう、次のポイントに沿ってエクステ選びのポイントを詳しく説明していきましょう。
マツエクの種類
毛質
柔らかくしなやかであり、ハリやコシが少ないものを選ぶようにしましょう。おすすめはセーブルですが、メーカーによって柔らかさなどに差があります。サロン内で取り扱っているエクステのなかで、柔らかいものはどれなのか確認しておくと良いかもしれませんね。
カール
アイメイクをしていない自然な状態の目元に近いのは、Jカール。ただし普段ビューラーをしっかりするお客様にとっては、物足りないかもしれません。男ウケを考慮して自まつげと近いカールのものを選ぶことは大切ですが、お客様のメイクに合うエクステを提案することも心掛けるようにしましょう。
長さ
ナチュラルなマツエクデザインにするには、自まつげ+2mmを目安に長さの提案をしましょう。日本人のまつげの長さの平均は約7mmと言われています。そのため長さが9~10mmのエクステを選ぶとナチュラルに仕上がります。ただし一重や奥二重では、さらに長さが必要なことも。お客様個々の目の形によって、ナチュラルに仕上がる長さを決められると良いですね。
ボリューム
マツエクのボリュームを決めるのは、太さと本数。男性によっては「マツエクはしない方が可愛い」「マツエクが多すぎると気持ち悪い…」と思うこともあるようです。
ナチュラルに見せたいなら、太めのものを少しつけるより、細めのものを多めにつける方が自然に仕上がります。多めといっても男ウケするナチュラルデザインなら、80~100本がおすすめ。しかし同じ本数をつけても目幅によって、印象は大きく異なってきます。目元をしっかりと観察してから、本数や太さをお客様と相談するようにしましょう。
横や上からの視線も考える
マツエクデザインを考える上で大切にしたいことが、人から見られる角度。食事中など向き合っているとき以外は、正面から顔を見る機会は意外とあまりありません。
また、背の低いお客様であれば男性に上から見られることも多いでしょう。そこで、斜め上から見てバサバサしていないか、長すぎないかといった点を気にしながら、デザインを考えるようにしてみてください。もちろん、お客様自身にも正面と一緒に横や上からの仕上がりも確認してもらうことが大切です。
ナチュラルなマツエクで男ウケを狙おう!おすすめデザイン5選
お客様に施術する際に参考にしたい、ナチュラルなマツエクデザインを見ていきましょう。男性から「マツエクはやめたほうがいいのでは?」と思われないような、素敵なデザインをお客様に提案してみてください。
軽やかに仕上げるならフラットラッシュのデザインがおすすめ
モテを意識したお客様におすすめしやすい毛質のひとつが、軽やかな印象のフラットラッシュです。フラットラッシュは、柔らかくしなやかで自まつげともなじみやすいので、ナチュラルで優しい印象に仕上がります。軽い付け心地とモチが良い点もおすすめポイント。
装着本数を80本と少なめにすることで、自然な仕上がりになりやすいでしょう。こちらの画像を参考に、フラットラッシュ80本の仕上がりの印象を覚えておくと、お客様に男ウケの良いデザインを提案する際にスムーズです。
ラッシュリフトとエクステを合わせて印象的かつナチュラルに
エクステ80本では物足りないお客様には、ラッシュリフトを併用したデザインを提案するのもひとつの方法です。ラッシュリフトは自まつげをしっかりカールさせられるため、エクステの本数が少なくてもメリハリのある目元に仕上がります。また、ラッシュリフトによって目元にまつげの影が入りづらく、光が入りやすくなるため、男ウケ抜群の明るくぱっちりとした印象に。エクステと自まつげの境目が気になりにくいというメリットもあるため、より美しい仕上がりを希望するお客様にも提案してみてください。
ブラウンカラーのエクステでナチュ盛りデザイン
先ほどのデザイン同様に、ラッシュリフトとマツエクを一緒に施したデザイン。こちらはエクステ100本装着と先ほどよりも20本多いデザインですが、肌なじみの良いブラウンカラーのエクステを選んだことで、男ウケを意識したナチュラルに盛れる「ナチュ盛り」な印象に仕上がっています。ブラウンカラーのエクステは、目元に透明感をプラスできるため、男性と目が合った際にはキュンとさせられるかも!
短めのエクステで自まつげ感のあるデザインに
「男ウケの良いナチュラルな雰囲気にしたいけど、マツエクなしで盛るのは難しい…」という方には、まるで自まつげのような雰囲気が演出できる短めのエクステがおすすめです。こちらのデザインのように140本と多めのエクステを装着しても、やりすぎ感のない見た目に仕上がります。また、ブラックではなく、ダークブラウンを選ぶことで、肌なじみが良く、きつすぎない雰囲気に。強すぎないカールを採用すれば、より自然で男性からの好印象が期待できるはずです。
カーキブラウンでナチュラルかつおしゃれ感を演出
長めのエクステを採用したデザインですが、カーキブラウンという抜け感のあるカラーを選ぶことで、派手な印象をカット。優しい色合いが女性らしさとおしゃれ感を演出できるおすすめカラーです。また、目尻に向かって長めのエクステを装着することで、さりげなく女性らしさを盛り上げます。アイデザイナーとして、肌の色やヘアカラー、瞳の色などを考慮して、個々にぴったりなカラーを選んで提案することも意識してみてください。
まとめ
マツエクの際に男性ウケを気にしているお客様には、あまりみっちりと装着しすぎず、ナチュラルな抜け感のあるマツエクデザインがおすすめです。ただし目の形によって、適した長さやカール、ボリュームは違います。お客様ときちんと相談して、満足いただけるマツエクデザインを心掛けましょう。もし「男ウケを意識したい」とお客様から言われたら、この記事を参考にアドバイスしてみてくださいね。
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