マツエクで作るワンホンデザインの基礎知識!作り方やコツ・デザイン実例7選
マツエクで立体的な目元をつくれると人気の「ワンホンデザイン」。長さが違うマツエクをバランスよく組み合わせて、メリハリをつけるデザインです。こんなデザインにしたい!と、お客様にリクエストされることも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなワンホンデザインの特徴や作り方、きれいに作るコツを紹介します。さまざまな毛質で作ったワンホンデザインの実例も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
マツエクのワンホンデザインとは?
マツエクの「ワンホンデザイン」とは、部分的に長さを変えてメリハリをつけたデザインのことです。エクステで長い部分と短い部分を作ることで目の縦幅を強調し、立体的な目元を演出します。
ポイントとなる長い部分「柱」を均等に装着し、その間を短いエクステで埋めるのが基本。束感でぱっちりとした印象を強めながらも短いエもクステで抜け感も持ち合わせたデザインです。
また、「ワンホン」という言葉は、中国語でインフルエンサーのことを指します。中国で知名度のあるインフルエンサーが、このデザインを取り入れたことで人気に火がつきました。マツエク以外にも、「ワンホンネイル」「ワンホンメイク」といった使い方もされています。
マツエクのワンホンデザイン!今日から使える作り方の3ステップ
ワンホンデザインの作り方の手順は以下のとおりです。
お客様の目幅や希望によってエクステの選定は異なるものの、おおまかな作り方は同じです。作り方の手順について、それぞれ詳しくみていきましょう。 ワンホンデザインで重要な「柱」の配置を決めます。柱の数はお客様の目幅によって異なりますが、6~7つが平均的です。 目幅に対して、バランスよく均等に配置するのがポイント。配置が決まったら、束感を意識してマツエクを装着しましょう。 メリハリをつけるために、柱と柱の間を短いエクステで埋めていきます。長さの差がないとワンホンデザインが作れないため、柱よりも2㎜以上短いエクステを選定しましょう。 よりメリハリをつけるために、カールを1カール下げても◎ エクステの装着が完了したら、コーティング剤で仕上げます。 ワンホンデザインは、柱となる部分の束感も特徴です。毛先の3分の1部分にコーティング剤を塗り、束になるようにツイザーでスタイリングしましょう。 ワンホンデザインは、アイデザイナーの技術力が重要です。美しいワンホンデザインでお客様に満足してもらえるよう、施術するときのコツを4つ紹介します。 ポイントとなる柱の部分は、まつげの層の一番上に装着しましょう。一番上の層に付けることで、目を開けたときに長さの差が生まれやすくなります。 ワンホンデザインで装着するときは、根元の距離は0.5mmが理想です。根元の距離をあけすぎると、自まつげが伸びてきたときにデザインが崩れやすくなります。 負担をかけないよう自まつげに合った長さ・太さの選定が大切です。ワンホンデザインでなくても、自まつげに対して長すぎるものや太すぎるものは取れやすくなります。 美しいデザインを長くキープするために、負担になるエクステは避けましょう。 自まつげの量によって異なるものの、長い部分が35%程度、短い部分が65%程度のバランスが理想です。長い部分が多すぎると、長短のメリハリを作りにくくなります。 全体のバランスをみるためにも、施術途中に一度は遠目で確認するのがおすすめです。 ワンホンデザインはバランスが大切になるため、自まつげの状態によっては施術がむずかしい場合があります。ワンホンデザインをおすすめできない場合は以下のとおりです。 お客様のまつげの状態がワンホンデザインに適しているか、事前にきちんと説明しましょう。 自まつげが少なすぎてエクステの本数が付けられない場合、デザインがわかりにくくなります。 ワンホンデザインは、長い部分と短い部分のメリハリをしっかりと作るのが大切です。「140本は負担なく付けられる」くらいの自まつげがあるのが理想。 自まつげが少なすぎるお客様に対して、まずは美容液での育毛をおすすめしましょう。既存のお客様はいままでの装着本数を参考にするのも◎新規のお客様は施術前に自まつげの量をしっかりと確認してくださいね。 自まつげが長すぎる場合は、短い部分の抜け感が演出しにくくなくなります。 前述したように、ワンホンデザインの最大の特徴は長さのメリハリです。長い自まつげが「短くする部分」の邪魔をして、長さのメリハリを作れません。 また、ワンホンデザインの「短くする部分」を「自まつげの長さ」に設定すると、柱となる部分はさらに長さを出すことになります。どうしてもワンホンデザインをしたい!という場合は、デザインしにくくなることを事前に伝えましょう。 ここからは、さまざまなマツエクで仕上げたワンホンデザインの実例をご紹介します。 フラットラッシュやボリュームラッシュでを毛質を組み合わせたものから、個性派のカラーエクステを使用したものまで。幅広いワンホンデザインを紹介しますので、お客様へ提案する参考にしてくださいね。 長い部分:10~12mm/短い部分:7~9mm フラットラッシュのみを使ったワンホンデザインです。平たい形状のフラットラッシュを使用することで、毛先まで1本1本が濃く、印象的な目元に。負担の少ないフラットラッシュで、ワンホンデザインを長くキープできます。 また、目尻だけ1カール下げてCカールにしているため、きつくなくやわらかな印象です。 長い部分:11~13mm/短い部分:8~10mm バインドロックを取り入れたワンホンデザインは、束感を出しつつもふさふさとした質感を表現できます。 短い部分は、柔らかく軽やかな仕上がりのエアリーフラットラッシュを使用。あえてつけまつげのような仕上がりにして、中華美人風の目元を再現したワンホンデザインです。 長い部分:10~12mm/短い部分:8~9mm ボリュームラッシュを140本使ったワンホンデザインは、ナチュラルで上品な印象です。ところどころにフラットラッシュをミックスして濃さや立体感を演出。 さらに、下まつげもワンホンデザイン風です。Jカールの5mmと6mmのエクステをミックスし、上下ともにトレンドを押さえた仕上がりです。 <カラーエクステ> 長い部分:ダークブラウン/短い部分:オレンジ・グレージュ カラーエクステでもワンホンデザインを作れます。柱となる部分は濃いめのカラー、短い部分には明るめのカラーエクステを使ってよりメリハリをつけています。 カラーエクステを使うことで、ブラックだけよりも優しい目元になるのが特徴です。 長い部分:フラットラッシュ9〜12mm/短い部分:ボリュームラッシュ7〜8mm こちらは、フラットラッシュとボリュームラッシュを使用したワンホンデザインです。 ところどころにグレージュのカラエクを取り入れて、抜け感のある大人かわいいワンホンデザインを叶えています。 長い部分:ネイビー/短い部分:パープル&グレージュ 人と被らないワンホンデザインにチャレンジしたいお客様には、3色をミックスしたカラフルなデザインを提案するのも◎柱となる部分にはネイビーで存在感を出し、短い部分にはパープルとグレージュで透明感をアップさせています。 長い部分:ブラウン10〜12mm/短い部分:ディープルージュ7〜9mm こちらは、人気のロイッシュカラーのディープルージュとブラウンのカラエクを使用したワンホンデザインです。カラーで強弱を付けることで、より映えるようなデザインに仕上がっています。 赤系のカラエクは、色っぽさをプラスできるカラー。かわいらしいワンホンマツエクも、ほんのりと色っぽく女性らしい印象が加わります。 SNSを中心に話題になっている、マツエクのワンホンデザイン。トレンドのデザインを取り入れて、作り方をしっかりと理解することで、流行に敏感なお客様のリクエストに応えられます。 また、ワンホンデザインは「今までとは違うデザインにチャレンジしたい!」というお客様にもおすすめです。カラーエクステやカールで変化をつけて、オリジナルのワンホンデザインにチャレンジしてみてください。
1.柱となる部分の配置を決める
2.ツノの間を短いエクステで埋めていく
3.コーティング剤で仕上げる
マツエクできれいなワンホンデザインを作る4つのコツ
コツ①:柱はまつげの一番上の層に付ける
コツ②:根元の距離をあけすぎない
コツ③:負担になるエクステは避ける
コツ④:長い部分35%:短い部分65%のバランスを目指す
マツエクでワンホンデザインをおすすめできないとき
自まつげが少なすぎる人
自まつげが長すぎる人
【最新版】マツエクのワンホンデザイン7選
フラットラッシュを使ったワンホンデザイン
バインドロック×エアリーフラットラッシュのワンホンデザイン
大人におすすめのナチュラルかわいいワンホンマツエクデザイン
抜け感のある大人かわいいカラエク×ワンホンデザイン
フラット&ボリュームラッシュのカラエク×ワンホンデザイン
カラーコントラストが美しい3色ミックスのカラエク×ワンホンデザイン
女性らしさも感じられるミックスデザインは、大人のお客様への提案にもおすすめです。ブラックのエクステを使用していないので、ナチュラルな発色を実現したデザイン実例です。ブラウンをベースにした色っぽさのあるワンホンデザイン
まとめ:ワンホンデザインで流行を取り入れよう
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