【画像で検証!】装着本数のバランスを場所で変えると、デザイン性はどう変わる?
マツエク装着の本数のバランスを場所で変えてみると、どれだけデザイン性が違って見えるのでしょうか?今回は、定番のcuteデザイン・sexyデザインを例に挙げ、違いを比べてみました。cuteデザインは、通常の本数vs真ん中を本数多め、sexyデザインは通常の本数vs目尻を本数多めにした場合で比較検証します。さっそく見ていきましょう。
マツエクのデザインを構成する要素をおさらい!
マツエクのデザイン構成では、本数・カール・長さが重要な要素となります。ここでは、本数別、カール別、長さ別でデザインの違いを確認してみましょう。
デザイン構成要素①:本数
『【基礎知識まとめ】「オススメ本数は?」の質問に!似合うまつげエクステの本数の見極め方』というBeauté記事でも紹介していますが、理想のデザインによって適切なエクステの本数は変わります。人気のエクステの本数は、80本~140本と言われており、エクステの本数が多くなるほどマツエクの密度が高くなるため、目元の印象も強くなります。
80本装着した場合と、120本装着した場合では本数によって与える印象も違うので、実際の画像を見ていきましょう。
〈Cカールを80本装着した実例〉
出典: 少ない本数でもバランス次第で美しく!マツエクの本数がイメージに与える影響とは
一般的に、ナチュラルデザインは80本と言われています。マツエクが初めてというお客様や会社で目立たせたくない方、自然な仕上がりを希望される方が選びやすい本数です。
〈CCカールを120本装着した実例〉
出典: 少ない本数でもバランス次第で美しく!マツエクの本数がイメージに与える影響とは
100本以上の本数をつけるとボリューム感のあるまつげに仕上がります。画像は、120本装着した実例ですが、80本装着した場合と比較すると、目元の華やかさがUPしているのが分かりますね。
デザイン構成要素②:カール
カールの種類によっても目元の印象は随分変わります。代表的な5種類のカールの違いも紹介しましょう。
- Dカール:まつげパーマをかけたような強いカールで存在感バツグン
- Lカール:アルファベットのLのような形状。根元の直線ラインが長い
- CCカール:ビューラーでしっかりカールさせたような仕上がり
- Cカール:JカールとCCカールの中間の上がりすぎないカール
- Jカール:緩やかなカールで、ナチュラルに仕上がる
自まつげの角度やクセもお客様によって異なります。カールの種類を選定する際は、お客様の要望をカウンセリングで伺った上で、自まつげの状態を見ながら理想のデザインに仕上がるように選ぶことが大切です。
デザイン構成要素③:長さ
マツエクの長さは、メーカーによっても違いますが1mm刻みで、6mm~15mmまである場合が多いです。主にみなさんのサロンで使用される長さは、8mm~12mmではないでしょうか。一般的には、自まつげの長さにプラス1~2mmにするのが理想とされています。日本人の平均的なまつげの長さは7mm前後と言われているため、9mm前後をチョイスすればナチュラルな仕上がりになるということです。
出典:@eyeplus.designさん
画像は、9・10mmのマツエクでナチュラルに仕上げた実例。より自然な印象を与えたい場合は、先程紹介したように自まつげの長さにプラス1~2mm程度にとどめておくのがベストです。
出典:@eyeplus.designさん
13mm以上の長さのあるマツエクの場合は、つけまつげをしたような華やかさが演出できます。しかし、長さがある分、重さもあって自まつげへの負担も大きくなります。そのため、長いマツエクは目尻や中央に部分的に使用するという場合が多いでしょう。
画像は、長さ11-12-13mmで目尻の部分を長めに13mmで装着した実例です。ぱっちりした印象の目元に仕上がっていますね。
長さを選ぶ際も、お客様の自まつげの特徴を把握しておく必要があります。自まつげの長さやクセを見極めて選定しましょう。
【応用編】場所によって本数を変えると、どう変わる?
マツエクのデザインを構成する3大要素、本数・カール・長さについておさらいしました。次は応用編として、装着する場所によって本数を変えると、デザイン性がどれだけ違って見えるのか検証していきます。実は、場所によってマツエクの本数を変える方法は、デザイン性の強調のために有効と言われています。代表的なcuteデザイン・sexyデザインの実例を比較してみました。
実例①:cuteデザイン
〈cuteデザインの基本〉
- 目頭や目尻よりも中央を長くすることで、目の縦幅を強調
- 目元をぱっちり、黒目を大きく見せることができる
- 目を丸く見せる効果があるのでかわいい雰囲気に仕上がる
以下は、まつげの中央の黒目部分に長めのマツエクを装着したcuteデザインの実例です。
上画像:通常ver.
下画像:真ん中多めver.
【デザイン詳細】太さ0.15のCカールを使用し、9-10-11-10mmで120本装着
上の画像が通常バージョン。下の画像は、目の印象の違いが分かりやすいように、写真加工で真ん中部分にエクステの本数を足して画像を作成しています。画像を比較してみると、真ん中に本数を増やしたことで、目の際の部分が密になり目元にアイラインを引いたように強調されていますね。
全体的な本数は増やしたくないけど、今よりキュートな目元にしたい!というお客様に提案してもいいでしょう。
例②:sexyデザイン
〈sexyデザインの基本〉
- 目の外側から長さをプラスすることで、目の横幅と縦幅の両方を強調
- 目全体を大きくぱっちり見せることができる
- キュートさも兼ね備えたセクシーで大人っぽい雰囲気に
では、黒目の外側から目尻の部分にかけて長めのマツエクを装着したsexyデザインの実例を見てみましょう。
上画像:通常ver.
下画像:真ん中多めver.
【デザイン詳細】太さ0.15のCカールを使用し、10-11-12mmで120本装着
上の画像が通常バージョンです。こちらの画像も目の印象の違いが分かりやすいように、下画像は、写真加工で目尻部分にエクステの本数を足して作成しています。
sexyデザインの場合は、目尻の部分の目の際が密になったことで、アイラインを長めに引いたような効果もアリ。上下の画像を比較してみても、下の画像の方は目力がより強調されていますね。
自まつげの状態などにより装着できる本数が限られている方でも、目尻部分の密度が高くなるよう装着することで、セクシーな印象に仕上げることができるでしょう。
まとめ
マツエクの装着本数のバランスを変えた画像で比べることで、デザイン性の違いを検証してみました。今回は、cuteデザイン・sexyデザインの比較を行った結果、cuteデザインであれば真ん中、sexyデザインは目尻に本数を増やしたことで、キュートさやセクシーさのデザイン性を強調ができることが分かりましたね。より黒目を大きく見せたい、より目尻にアイラインを引いたように見せたいなどのご要望があった場合、本数を増やすのが一般的ですが、本数は同じでもつける場所を変えるだけで、印象をチェンジできるということ。デザイン提案の際のひとつアイデアとして参考にしてくださいね。210227Eym