夏は下まつげ施術の需要が急増!【エクステorラッシュリフト】どうやっておすすめする?
夏が近づき、需要が高まる下まつげの施術。以前に比べてメニューに導入するサロンが増えてきたとはいえ、「お客様へ上手な提案の仕方が分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、下まつげエクステ・ラッシュリフトのメリットやデメリットを改めておさらいし、上手な提案の仕方を解説。それぞれの特徴を理解して、お客様に最適なデザインを提供できるポイントをお届けします。
夏は下まつげ施術の需要が高まりやすい
下まつげは上まつげに比べて細く、涙や汗の影響も受けるためメイクが崩れやすい部分です。とくに気温が高くなる夏は汗や皮脂の分泌が加速し、マスカラやアイラインがにじむ原因に。仕事中や外出中にお直しするのが難しく、上下のまつげにマツエクやラッシュリフトの施術を希望するお客様は少なくありません。
また、夏は海やプールといったレジャーへのお誘いも増える季節です。メイク崩れの心配をしていたら思いきり楽しむことができませんよね。上下まつげの施術をすればメイクを抑えてもぱっちりした目元をキープでき、お客様に喜んでいただけるでしょう。これから下まつげ施術への需要が高まる季節。積極的に上まつげとのセットメニューを提案していきましょう。
お客様に下まつげ施術のメリットを伝えるには?
下まつげの施術にはメイク崩れ防止の他、以下のようなメリットがあります。
メリット1.アイメイクより自然に目力がアップする
下まつげにマツエクやラッシュリフトを施すことで、目の縦の幅が広がり、ぱっちりとした目元に。アイメイクより自然に、華やかな印象を与えられます。
メリット2.メイク時間を短縮できる
下まつげにビューラーを使用するのは手間がかかり、難しく感じるお客様もいるでしょう。マツエクやラッシュリフトならビューラー要らずで、メイクの時短になります。また、マツエクの場合はマスカラやアイラインなどのメイクがうまくできないという方にもおすすめです。
メリット3.中顔面が短縮され、小顔効果がある
下まつげがボリュームアップすることにより、中顔面(目の下~口元までの距離)が短縮され、全体的に小顔に見えるといったうれしい効果も。また、黒目が強調されるため、若々しい印象にもなります。
しかし、ただ単にメリットを伝えるだけでは、お客様も納得しにくいでしょう。おすすめする理由に裏づけとなる根拠を説明して、安心して選択してもらえることがベストです。
また、下まつげ施術が初めてというお客様の場合、仕上がりを口頭で説明してもイメージしにくいものです。実際の施術例や仕上がりの写真を用意しておき、お客様に見せながら説明できるようにしておきましょう。
エクステ・ラッシュリフトどちらをおすすめする?上手な提案方法
お客様に最善の提案をするには、一人ひとりのまつげの状態を見極めることが大切。まつげの状態によっては、マツエクまたはラッシュリフトと相性が悪い方もいます。また、お客様の要望や悩みも事前にカウンセリングで聞き取りましょう。上述したメリットに加えて、お客様のまつげ状態や要望を考慮し、マツエクとラッシュリフトのどちらが適しているのか判断してください。
下まつげエクステはこんな方におすすめ!
まぶたが厚い・下まつげが短い方
まぶたが厚く、下まつげが短い方の場合、ラッシュリフトではカールがつきにくくあまり変化が見られないことも。マツエクではしっかりまつげの存在感を足せるため、仕上がりに満足していただきやすくなります。
定期的なメンテナンスが可能な方
下まつげエクステは1~2週間で取れる場合があり、モチが悪い点がデメリット。きれいな状態をキープするには、こまめなメンテナンスが必要です。とはいえ、月に何度も来店するのは難しいという方もいるでしょう。最低でも、上まつげと同じタイミング(3~4週間)でメンテナンスに来られる方におすすめです。
アイメイクを極力したくない方
ラッシュリフトに比べ、アイラインやマスカラをしなくても目力をキープできるのが下まつげエクステの大きな魅力。また、エクステの太さ、長さ、カラーと豊富な種類から選ぶことができ、ナチュラルから個性派まで幅広いデザインに対応できます。
下まつげラッシュリフトはこんな方におすすめ!
逆まつげに悩んでいる方
目に入って痛みをともなうなど、わずらわしく不快な逆まつげ。ラッシュリフトの場合、逆まつげによるストレスを解消できます。逆まつげに悩むお客様には提案してみる価値ありです。
自まつげが長く、絡まりやすい方
自まつげが長く毛量が多い方は、エクステをつけるとまばたきをするたびに絡まることも。長さがあればしっかりカールを出せるため、ラッシュリフトでも十分目元の印象をアップできます。
エクステが取れるのがイヤな方
ラッシュリフトは3~4週間効果が持続し、カールが徐々に緩やかになっていきます。抜け落ちるエクステのような、はっきりとした見た目の変化はほぼないことがメリットです。ただし、まつげが抜けてしまったり伸びたりすることで、カールが取れたと感じる可能性があるということは事前に伝えておきましょう。
下まつげ施術におすすめの商材を紹介!練習用商材も
下まつげのみの施術にかかる時間は、マツエクの場合およそ15~30分、ラッシュリフトの場合はおよそ45分です。お客様に上手に提案できれば単価アップに繋げられ、サロンにとっても大きなメリットがあります。スタッフの下まつげ施術経験が少ない場合、需要が高まる夏に備えて、練習用商材を導入してみても良いかもしれません。
初心者向けの下まつげ施術のポイントは以下の通りです。
また、使用するグルーは揮発しにくいジェルタイプやバームタイプがおすすめ。下まつげへの施術は粘膜が出やすく、グルーの揮発成分が目に染みやすくなります。涙が出てしまうとうまく施術ができなくなるため気をつけましょう。
エクステの場合、0.07ミリ前後の極細タイプから0.15ミリ前後の太め、長さも3~7ミリ前後と、さまざまなまつげに対応できるよう種類を変えて練習あるのみ。角度や向きを間違えると不自然な仕上がりになりやすいため、ツイザーワークを極めましょう。
上記のポイントを踏まえ、以下では下まつげのマツエク・ラッシュリフトの導入や練習におすすめの商材を3つご紹介します。
マツエク:【TRUMP】下まつげエクステ導入スターターキット
数種類のエクステに、ツイザーやグルー、テープ、リムーバーなど、下まつげエクステの導入に必要な道具がすべて揃ったアイテム。レクチャー動画も用意されており、テープワークやエクステの装着といった実技も学べます。
マツエク・ラッシュリフト:【Angelic】人毛練習用まつ毛
下まつげ施術の経験が少ない場合は、「人毛練習用まつ毛」での練習もおすすめです。こちらの商材は本物の肌に近いやわらかいシートに、太さが異なる人毛まつげがついたリアルな質感が特徴。上下マツエク、上下ラッシュリフトに対応しているため、両方練習できるのもうれしいポイントです。持ち運びもできるため、いつでも好きなタイミングで練習できます。
ラッシュリフト:【MSL】スターターキットB
グルーやラッシュリフト剤、コーティング美容液、4種類のロッドがセットになったアイテム。下まつげ用ロッドも含まれているため、これひとつで上下まつげのラッシュリフトの導入が可能です。
まとめ
下まつげ施術はコロナ禍でトレンドになったものの、マスク規制がなくなった現在も人気は継続しています。今年も気温が高くなるにつれて、さらに下まつげ施術の需要が高まる見込みです。サロンの満足度・売上向上のためにも、下まつげメニューの提案力・技術力ともに磨いていきましょう。これから下まつげメニューを導入される方や、メニューはあるけど経験が少ないという方は、ぜひスターターキットや練習用商材も活用してみてください。
※本記事の内容や価格はすべて、2024年4月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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