中国発のワンホンマツエクが今、熱い!Y型ラッシュや人気デザインも紹介

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注目されているマツエクデザインのひとつ、「ワンホンマツエク」。中国で人気に火が点き、日本でもワンホンマツエクのデザインをメニューに取り入れているサロンが急増中!今回は「ワンホンマツエクって何?」という人から「最新デザインを知りたい!」という人にも参考になるような情報を、ピックアップして紹介します。

そもそもワンホンマツエクって?

 中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@riho.eyelashさん

ワンホンマツエクとはマツエクデザインのひとつで、長さが違うマツエクを組み合わせて 等間隔にツノのような束感を出すのが特徴。まるでアニメのキャラクターのような、パッチリとした目元+束感があるまつげのことをいいます。

そもそもワンホンマツエクの「ワンホン」は中国語で「網紅」と表記され、網(ワン)がインターネット、紅(ホン)が大人気という意味。直訳するとインターネットで大人気、つまりSNSで人気のインフルエンサーやユーチューバーを指す言葉として使われています。

ワンホンという言葉自体は2019年あたりから使われはじめ、ワンホンネイルやワンホンヘアなど、マツエクに限らずさまざまな美容用語に使われているようですよ。

ワンホンマツエクの原型は、元々2~3年前にアメリカで流行った「Kimk(キムケー)スタイル」。このデザインが中国でアジア向けにアップデートされ、日本でも流行するようになりました。Kimkスタイルはボリュームがあるので日本ではそこまで人気が出なかったようですが、ワンホンマツエクはナチュラルな中にも特徴あるデザインを求めるお客様に注目されています。

ワンホンマツエクのデザインは、次のような特徴があります。

  • 等間隔に長いエクステでツノを作る
  • ツノとツノの間を短いエクステで埋める

束感のある長いエクステと短いエクステでコントラストを作ることで、目の縦幅が強調されたパッチリした目元が演出できるのです。

ワンホンマツエクは、東京ビッグサイトで2022年5月16日~18日に開催された「ビューティーワールドジャパン2022(以下、BWJ)」でも、最新トレンドとして紹介されるほど今、注目のデザイン。

アイラッシュワールドカップグランプリ受賞者と紐解く!
今話題の『ワンホンエクステ』まるわかりワンポイントレッスン
講師:続橋 裕香
【YouTube動画】アイラッシュガレージ ステージLIVE

※同ステージの収録部分は、YouTube動画49分22秒~1時間17分02秒まで

YouTube動画の中から、ワンホンマツエクのポイントをピックアップしてみました。

ワンホンマツエクのポイント

  • 自まつげをしっかり上げる
  • ツノになる長いエクステは一番上の層に
  • 片目につき7本のツノがバランス◎
  • ツノとツノ以外のエクステの長さは3mm差がおすすめ
  • 全体のカール感を揃える

まず、自まつげをホットカーラーやリフト系の技術でしっかり上げることがポイント。自まつげが下向きに生えている状態でエクステを装着するとワンホンマツエクのデザインを作りにくいので、しっかりとまつげが上がった状態にしましょう。

ワンホンマツエクの最大の特徴であるツノは、一番上の層にエクステを装着して高さを作ります。ツノ以外の隙間を埋めるエクステも、層を合わせましょう。層の見極めが、ワンホンマツエクの仕上がりの美しさを左右するようです。

ツノは片目につき7本くらいバランス良く配置します。「100本中○本」といった決め方ではなく、目の大きさとのバランスを見ながら配置すると良いでしょう。

ワンホンマツエクは、ツノの部分の長いエクステと隙間を埋める短いエクステのコントラストが特徴。ツノとツノ以外のエクステの長さは3mm程度の差をつけるのがおすすめです。

全体のカール感を揃えるのも、ワンホンマツエクを美しく仕上げるポイントのひとつ。ツノの部分をCカール、ツノ以外の部分をDカールにすると全体のカール感が揃います。

ワンホンマツエクのためのY型ラッシュも登場

ワンホンマツエクの作り方は、2~3mm間隔で2D・3D・4Dなどのボリュームラッシュを組み合わせて作るというのが主流のよう。BWJのデモンストレーションステージでは、スペシャルアドバイザーの坂田玲奈さんもそのように解説されていました。
現段階でワンホンマツエクをメニュー化しているサロンでも、ボリュームラッシュを組み合わせて使用するか、中国から取り寄せた商材を使用することが多いのではないでしょうか。

実は、ワンホンマツエクの本場中国では、ワンホンマツエクに使える「Y型ラッシュ」という商品が登場しています。

まつげエクステ商材専門の卸サイト「EYELASH GARAGE(アイラッシュガレージ)」でも、Y型ラッシュの取り扱いがあります。これからワンホンマツエクの人気の高まりに合わせて、日本でもY型ラッシュを導入するサロンが増えるかもしれませんね。

【LASH DIVA】Yラッシュメイクボリューム

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:EYELASH GARAGE

毛先がY型に分かれているエクステですが、根元はシングルラッシュのような形状なので装着が簡単。太さが0.07mmで超軽量なため、自まつげへの負担も軽減されます。
ファンを作らずにボリュームアップ可能で、サロンワークのスピードアップにも◎。ボリュームラッシュやフラットラッシュとの組み合わせで、オリジナルデザインを楽しむこともできます
Yラッシュメイクボリュームの太さは0.07mmのみ、カールはJ・C・Dの3種類、長さはMIXと8~13mmの計7種類から選べます。

商品詳細はこちら

ワンホンマツエク最新デザイン

Instagramでは「#ワンホンマツエク」「#ワンホンエクステ」などのハッシュタグをつけた投稿がたくさんあります。このことからも、ワンホンマツエクの人気の高まりが分かりますね!

ワンホンマツエクは、ツノのボリュームによってナチュラルな目元からお人形のようなパッチリとした目元まで、印象が大きく変わります
ここからは、ワンホンマツエクのデザインをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。ボリュームの出し方やデザインなど、ぜひ参考にしてくださいね。

ナチュラルだけど盛れる!ワンホンマツエク

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@_trinity_102_さん

全体的にバランス良くボリュームを出すことで、ナチュラルに盛れているワンホンマツエクのデザイン。ツノの部分を強調し過ぎない適度な束感で、パッチリとした目元でも自然な仕上がりに。@_trinity_102_さんのサロン「trinity(トリニティ)」ではワンホンマツエクを100本と120本の2種類で提供しているので、お客様の希望の仕上がりに合わせてボリュームを調整できそうですね。

カラエクやデザインにバリエーションをつけるのも◎

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@riho.eyelashさん

ビフォーアフターの画像を見ると、ボリュームはあまりなくてもメリハリのあるデザインで目元の印象が大きく変わりますね。@riho.eyelashさんのサロンでは、ワンホンマツエクに豊富なバリエーションを持たせているそう。目頭をしっかりあけてつけるデザインや、カラエクを使ったワンホンマツエクも人気。別の投稿にあるネイビーアッシュとアッシュパープルのワンホンマツエクは、透け感が出て一味違った仕上がりになっています。

ワンホンマツエクの印象的なツノはボリュームラッシュで

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@korateye_miyuさん

@korateye_miyuさんが所属するサロン「KORAT(コラット)明治神宮前店」では、ワンホンマツエクの最大の特徴であるツノを、ボリュームラッシュとコーティング剤でしっかり演出。隙間の部分はシングルラッシュで埋めて、抜け感があるメリハリのついた目元になっていますね。お客様の自まつげの状態を見て、必要に応じてまつげパーマをおすすめすることで、理想的なワンホンマツエクデザインに仕上がるそうです。

しっかりボリュームを持たせて中華美人風に

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@chouette__eyelashさん

@chouette__eyelashさんのサロン「Chouette(シュエット)」でも、中華美人風になるワンホンマツエクが流行中。ポイントで長さを出すので濃くなり過ぎず、適度な束感が「まるで少女漫画のヒロインのような目元!」と人気が急上昇だそう。画像のデザインのように、隙間の部分もしっかりとエクステを装着することで、アイライン効果で印象的な目元に仕上がりますね。

ツノのボリュームを抑えたナチュラルなワンホンマツエク

中国発のワンホンマツエクが今熱い!Y型エクステって何?人気デザインも紹介出典:@981.kyube.eyeさん

ナチュラルな仕上がりを求めるお客様におすすめの、@981.kyube.eyeさんのボリュームを抑えたデザイン。ツノのボリュームを抑えたワンホンマツエクは、「バサバサとした濃い目元は苦手だけど、長さを出してパッチリとした目元にしたい」という、自然な目元を希望されるお客様にピッタリのデザインですね。

まとめ

今回は、注目が高まっているワンホンマツエクについて紹介しました。束感のあるツノが特徴的なワンホンマツエクは、「ベースはナチュラルでも、束感やボリュームも少し出したい」という希望があるお客様におすすめのデザイン。デザインの作り方を身につけて、一味違う最新トレンドをサロンメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容や価格はすべて2022年7月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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