美容業界以外の一般の方に調査!業界外から見た「アイリストのイメージ」と現状とは?

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これからアイリストを目指す人にとって、職業に対して世間からどんなイメージを持たれているのかという点は、知っておきたいところ。華やかな印象を持つ人の多い職業ですが、実際のところはどうなのでしょうか?ネットで調べてもわからない、近くに質問できる人もいない…。そんな“気になるけど聞けない”テーマについて、ボーテが調査をしてみました。アイリストという職業を、今までとは違う視点から見る機会にもなります。アイリストを目指そうと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

一般の方に聞きました!「アイリストってどんなイメージ?」

現役で活躍しているアイリストたちから、実際にお客様に聞いた「アイリストについてのイメージ」をヒアリングしてみました。まずは、ポジティブな印象についてご紹介します。

華やかなイメージ

マツエクサロンへ訪れるお客様にとって、マツエクサロンはキレイになれる場所。そのため、アイリストという職業に対しても、華やかなイメージを持っているかたが多数派です。

お客様に“”を提供する職業であるアイリストは、自分の身なりについても気を配らなければいけません。サロンにもよりますが、ネイルヘアスタイルなどである程度個性を発揮することが許されている職業です。そのため、ヘアスタイルやファッションに制約のあるお客様からは、メイクやネイルの仕上がりを褒められることも。アイリストは、マツエクだけでなくネイルやメイクのお手本でもありたいものです。

華やかなイメージを持たれているということは、お客様からお手本にされているということの裏返し。華やかなイメージを持ってもらうためにも、トレンドを意識するよう今のうちから心がけていきましょう。

女性としてキャリアが積みやすそうというイメージ

みなさんご存知のように、アイリストは美容師免許を必要とする職業です。そのため、元々美容師として働いていた人が、アイリストへ転向するケースも珍しくありません。いわば、“同業者”である美容師とアイリスト。しかし、美容師のお客様からの意見を聞くと、まだまだ美容師は、女性のキャリアアップという面で発展途上なサロンも多いようです。

同じ美容系技術職である美容師にくらべ、アイリストは比較的産休からの復帰独立など、キャリアアップの選択肢が多い職業だと言えます。実際美容師として働くお客様から、“産後復帰しやすそうですよね”や“独立しやすそうですよね”という言葉が出ることも。女性に優しい職業だというイメージを持たれているのも、アイリストという職業ならではと言えます。

“器用”・“職人ぽい”というイメージ

アイリストという職業に対して、女性らしいというイメージの他に、”手先が器用そう”や“職人っぽい”というイメージを持っているお客様もいらっしゃいます。実際にお客様から、「細かい仕事で大変ですね。私はとてもじゃないけどできない職業だわ。」と言われたアイリストも。“手先が器用な人しかできない”というイメージを持たれている職業なので、アイリストに対して一種の職人のような印象を抱いているお客様も少なくありません。

その他のポジティブなイメージ

実際にアイリストと交流をしているお客様は、アイリストに対してさまざまなイメージを持たれています。実際にあった声としては、

・仲間意識を持って仕事ができそう!

・飲み会のお誘いが多そう!

・トレンドの情報をいち早くゲットできそう!

などなど。

ポジティブなイメージでアイリストという職業を見ているかたが多い結果となりました。

職人のようなイメージを持ってもらえる職業というのは、そう多くはないもの。手に職をつけたい人に、ぴったりの職業だと言えます。

少なからず存在しているアイリストへのネガティブなイメージ

どんな職業にも、ネガティブなイメージが存在しています。それは、アイリストという職業に対しても同じ。現役アイリストたちが、実際にお客様から言われたことのあるネガティブな印象とは、どのようなものなのでしょうか。

女性ばかりの職場ということに対してのネガティブなイメージ

アイリストとして働く環境には、女性が多く存在しています。男性のアイリストもいますが、数はまだまだ少ないもの。基本的には、職場に女性しかいないという人のほうが多いかと思います。“女性ばかり”という言葉自体にネガティブなイメージを持っている人が多く、その影響を受けてアイリストという職業に対しても“大変そう”という印象を持つ人がいるようです。

夜遅い時間まで拘束されることに対してのネガティブなイメージ

アイリストはカウンセリングのときや、施術中などにお客様のプライベートなお話を聞く機会も多いもの。お客様の仕事の話になった際によく出るのが、「遅い時間までお仕事大変ですね」という言葉です。

定時で終わるお仕事をされているお客様などは、仕事終わりにサロンへいらっしゃるかたも大勢います。そんなお客様たちにとっては、夕方以降も仕事を続けるということ自体、めずらしいことなのです。

マツエクサロンは、仕事終わりのお客様にも来ていただけるよう、比較的遅い時間まで営業しているところがほとんど。実際はシフト制などを導入して、きちんと適切な労働時間になるよう配慮されていますが、お客様の中には“大変な仕事”というイメージを持っている人も少なくありません。

 

現役アイリストたちの“リアル”について

お客様からは、ポジティブなイメージもネガティブなイメージも持たれている、アイリストという職業。一般のかたから持たれているイメージを踏まえた上で、実際にアイリストとして働いている人たちのリアルな姿を、ヒアリングしてみました。 

華やかなだけでなく芯の強い人が多い

アイリストたちに対して、華やかで女性らしい職業だというイメージを持つ人が多くいることがわかりました。しかし、華やかさだけではやっていけないのが実際のところ。アイリストというのは、手に職をつけて自分の技術でお客様を確保していかなければいけない仕事です。そのため、「自分で稼いでいくんだ!」という強い気持ちを持っている人がほとんど。ただ美しく華やかなだけでなく、いい意味で“肉食”な女性がたくさん活躍する職業なのです。

自分の道は自分で切り開いていきたいと考える人は、アイリストとして活躍できる素質の持ち主だと言えます。

チームワークが大切な職業

女性ばかりの職場で起こりやすいのが、仲良しグループができてしまったり、気分屋に振り回されてしまったりする…というトラブル。もちろん、女性ばかりが揃う職場では、実際にこのようなトラブルが起きているところもあるようです。こういったトラブルを避けるために、サロン内であえてアイリストたちのグループわけを行なっているところも。

定期的にグループを解体して新しいグループを組みなおすことで、派閥ができてしまうのを阻止する効果も。また、グループごとに売り上げを管理すれば、個々が自分の指名率や売り上げを意識することもできます。

大変そうだというイメージを持つ人もいますが、実際はスタッフ間の連携が命とも言える職業。そのため、お客様に寄り添った施術を心がけるサロンこそ、スタッフ間のコミュニケーションがしっかり取られているのです。

スタッフ間の連携がうまくいっていないと、お客様の情報を正確に共有することができません。お客様を大切にしたいのであれば、情報を共有しあう仲間であるスタッフをまず大切にする必要があるのです。

女性ばかりの職場には、どうしても悪いイメージが先行しがち。しかし実際には、そのイメージを覆すような努力をしているサロンも存在しているのです。

実際は適切な労働時間内で仕事をしている

夜遅くまで仕事をするというイメージを持たれているアイリストですが、実際はきちんと法律で定められた労働時間内で仕事をしています。マツエクサロンでは、シフト制を導入しているところがほとんど。勤務時間や出勤日については自己申告制となっているため、本人が希望する以上の日数働いたり、希望以上の時間拘束されたりする心配はありません。一般的なサロンでは、社員に決まった曜日の休日を、アルバイトにはシフト制を導入して、スタッフ間で休日をうまくやりくりしています。社員は社員で、アルバイトはアルバイトでシフトを組んで回しているところが多いので、それぞれに希望の休みが取れるよう工夫されています

 勤務時間に関しては、早く退勤したい人は朝一の時間帯から出勤し、遅い時間に働きたい人は昼前くらいから出勤するなどして、勤務時間を調整。朝から晩まで続けてサロンで勤務するわけではなく、スタートの時間をずらすことで適切な労働時間になるよう工夫されているのです。

実際、某サロンで働くアイリストたちへヒアリングを行なったところ、ほぼ希望通りのシフトが組まれているとのこと。もちろん、体調不良などで突然休まなければいけないスタッフが出たときなどは、スタッフ同士で助け合うケースもあります。しかし、イレギュラーなケースが発生しない限りは、基本的に希望の勤務時間や出勤日が変更になることはないということでした。

もちろん、他の職業でも残業などがあるように、アイリストにも日によっては残業が発生することもあります。1日の勤務時間が長くなった場合は、休日を増やして勤務時間の調整をする場合も。ただ長い時間拘束されるということではなく、長時間勤務した分のお休みはしっかりともらえているようです。

まとめ

どんなアイリストが担当になるかで、お客様がアイリストという職業に対して持つイメージが変わってきます。これからアイリストを目指そうというかたは、ぜひお客様からポジティブなイメージを持っていただけるよう、意識してみてください。お客様から見られていると意識することで、アイリストとしての質も向上します。あなたに憧れるお客様がたくさんできるよう、高い意識を持ってスタートラインに立ちましょう。181212Eue

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