知ってる？「アイラッシュイオンドライヤー」とは。メリデメや使い方を解説

みなさんは、今話題のアイテム「アイラッシュイオンドライヤー」はご存知でしょうか？導入することで、日本人に多いとされる下向きまつげやまぶたの厚みに悩むお客様に対して、これまで以上に満足いただける仕上がりを提供できるかもしれません。今回は、そんなアイラッシュイオンドライヤーの基本的な使い方やメリット・デメリットについて、詳しくご紹介しましょう！

薬剤やビューラーいらず？「アイラッシュイオンドライヤー」とは

日々進化を続けるマツエク業界では、さまざまな画期的アイテムが登場し続けています。その中でも最近話題を集めているのが、こちらの「アイラッシュイオンドライヤー」。みなさん、ご存知でしょうか？

画像元：ビューティープロダクツ

ドライヤーと聞くと、エアポンプやエアーコンプレッサーのように装着後のグルーを乾かすアイテムをイメージする人も多いでしょう。しかし、実は乾かすためのものではなく「自まつげのリフトアップに使うアイテム」なのです。

自まつげのリフトアップといえば、今やマツエクには欠かすことのできない話題の最新技術。アップワードラッシュやカールアップラッシュなどが有名ですよね。

その仕上がりの美しさからさまざまなお客様におすすめしたい方法ではありますが、その中でも特に、

には、ぜひ知っていただきたい方法。また、まつげのリフトアップをすることで、

といった嬉しい効果もあります。ただ、サロンに導入するためにはその特殊な装着方法を講習会やセミナーに参加して学ぶ必要があるため、まだそれほど普及してはいません。しかし、間違いなく今後は主流の方法として多くのサロンが導入することになるでしょう。今回ご紹介するアイラッシュイオンドライヤーもまさに、そんなアップ系技術のような使い方ができるアイテム。導入することで簡単に自まつげのリフトアップが叶うだけでなく、誰でも安全に扱いやすいことから、発売直後に即完売するほどの人気商品なのです。

まずは、その使用方法と商品スペックについてご紹介しましょう。

使用手順

１．前処理をした後、アイラッシュイオンドライヤーのスイッチを入れます。
　（ブラシ部分から温風が出るため、お客様の目元に近づける前に必ずアイリストの指などに当てて温度をチェックしてください）
２．湿った状態の自まつげに1分～1分半程度ドライヤーをあてます。
３．瞳に風が当たらないように注意しながら、ブラシでカールをつけていきます。
４．使用後には本体からブラシ部分を外して、汚れを洗い流ししっかりと乾かしましょう。
５．付属のUSBケーブルで充電して、次の施術にスタンバイします。

商品詳細

定価（税抜）	8,800円
本体サイズ	底直径2cm×長さ15cm
色	ブラック／ホワイト
重量	約31g
充電／充電方法	リチウム充電池（300mA）/USB接続にて90分間で40分稼働
連続動作時間	90秒（90秒で一旦停止）
材質	本体：ABS／ブラシ：シリコン
付属品	本体・本体外箱・ケアブラシ2種類・USBケーブル（1m）

「アイラッシュイオンドライヤー」のメリット・デメリット

アイラッシュイオンドライヤーを導入する際には、そのメリットやデメリットについても詳しく知っておきたいですよね。魅力の多いアイテムではありますが、使用に際しては注意点もあります。詳しくご紹介しましょう。

アイラッシュイオンドライヤーのメリット

まずは、メリットから見ていきましょう。

薬剤や熱による自まつげへの負担がほとんどない

下向きまつげに悩むお客様の中には、まつげパーマをかけるひともいるでしょう。ただ、まつげパーマでは自まつげに特殊な薬剤を塗布することになりますよね。この薬剤は強アルカリ性成分が使われていることが多く、自まつげが乾燥しやすくなったり、敏感肌の方だと肌が荒れてしまったり…といったリスクも高いのです。その点、アイラッシュイオンドライヤーは特殊な薬剤を使うことなく、まつげのリフトアップができるアイテム。これまでパーマの薬剤が自まつげや肌に合わなかった方でも安心してお使いいただけるのです。

また、先ほどご紹介した使用方法から「ホットビューラーに似てる？」と感じた方も多いはず。確かに、形状も使う様子もビューラーそっくりですよね。ただ、決定的に違うのは自まつげに与える温度。ホットビューラーは高温状態のヘッドを自まつげに直接当てて使いますが、アイラッシュイオンドライヤーは45℃という低温の風をまつげに当てることでカールを記憶させます。この温度であれば自まつげを傷めにくく、万が一まぶたにあたってしまっても安心。また、ブラシを自まつげに直接当てることがないため、ビューラーのようにまつげが抜け落ちたり、切れ毛になってしまったり…という影響も少ないでしょう。

マイナスイオン効果は半永久的に続く

最近では、髪の毛に使うドライヤーもマイナスイオンを発生するタイプが主流となっていますよね。

「マイナスイオン」とは…

一般的にいわれる「マイナスイオン」とは、空気中の物質がマイナスに帯電し微細な水分に付着したものです。

静電気などで髪にプラスイオンが発生すると、キューティクルが傷みやすくなります。

マイナスイオンは、そのプラスイオンを中和し、キューティクルの傷みを抑え髪にツヤとうるおいを与えます。

（引用元：マイナスイオンと髪のうるおいについて | ジャーナル | テスコム ）

アイラッシュイオンドライヤーも、その名の通り、マイナスイオンを含む温風を発生させるもの。ブラシの部分にはトルマリン（周囲に電気を帯びる性質を持った特殊な鉱石）が練り込まれていて、半永久的にマイナスイオンを発生し続けます。このドライヤーを使い続ければ、自まつげがツヤのある健康的な状態に。まつげ美容液を使われているお客様の場合は、その効果を高めることも期待できます。

メンテナンスが簡単で清潔に保ちやすい

ブラシを取り外して洗浄できるところもメリットのひとつ。お客様の前処理後の自まつげに使用するもののため、常に清潔に保てるかどうかは重要なポイントですよね。ブラシに使用されているシリコンゴムは、耐薬性に優れた素材。手指消毒で使われるようなアルコール類も問題なく使えますが、長時間の漬け込みなどはあまりおすすめできません。また紫外線消毒についても、影響が出ないかどうかメーカー側で確認がとれていないそう。こまめに洗浄できていれば問題ないため、消毒等は正しい方法でたまに行う程度にしておきましょう。

ホームケアにもおすすめ！さまざまな用途で使える

アイラッシュイオンドライヤーは、マツエク施術前のリフトアップに使うアイテムとご紹介しましたが、用途はそれだけではありません。マスカラの上からホットビューラーの代わりに使用したり、マツエク施術後のホームケアとして使ってもOKです。45℃の低温風は、マツエクのグルーはもちろん、つけまつげやマスカラの上から使っても問題ありません。使い方や日々のメンテナンスも簡単で安全性も高いため、ホームケアを頑張りたいお客様にもおすすめしやすいですね。

アイラッシュイオンドライヤーのデメリット（注意点）

次はデメリットについて。とはいえ、アイラッシュイオンドライヤーは、正しい使い方を理解してさえいればデメリットを感じることは少ないアイテムです。使用する際には、次のような点に注意するようにしてください。

低温火傷に注意！

45℃の温風は、自まつげにも皮膚にもダメージの少ない安全な温度とされています。ただし、長時間の使用など誤った方法で使った場合には、稀に低温火傷を起こしてしまう可能性もあります。充分注意しましょう。

パーマよりも持続力は低い

一般的なまつげパーマの持続期間は、1ヶ月〜1ヶ月半（個人差あり）程度です。一方、アイラッシュイオンドライヤーは、マイナスイオンを含む低温風の熱によって自まつげを一時的にアップさせているに過ぎません。パーマレベルの持続性は期待しない方がいいでしょう。

使用している人たちの口コミは？

これだけメリットの多いアイテムだと、気になるのが実際に使っている人の体験談。ネットやSNSで見つけた口コミを一部ご紹介しましょう！

サロンに導入しているアイリストの口コミ

◆「部分的に使えるため、アップ系技術だと難しい細かい作業にも向いています。左右でまつげの角度が違う方の仕上がりを均一にする際にも便利なアイテムです」
◆「とにかくウリが多くて、お客様にもおすすめしやすい。まつげ美容液の効果を高めるとも言われているため、まつげ美容液をお使いの方に重点的におすすめしています」
◆「まつげにダメージの少ない低温風なので、当店では施術後のグルーを乾かすドライヤーとしてもこれを使っています！」

ホームケアで使われているお客様の口コミ

◆「ビューラーより短時間で自然なカールが作れます！」
◆「ブラシが洗浄できるところが嬉しいです。持ち運びにも便利で旅行に持って行っても良さそう」
◆「まつげのダメージが少ないです。これを使い始めてから切れたり抜けたりすることがなくなりました」

いかがでしょうか？
みなさん、自まつげが自然に美しくリフトアップできることはもちろん、マイナスイオンによるトリートメント効果も魅力に思われているようですね。ぜひ、SNSなどで体験された方の意見をチェックしてみましょう！

まとめ

みなさんが日々対応するお客様の中には、下向きまつげや一重まぶたなどの目元の特徴によって思い通りのマツエクができないと悩む方もいることでしょう。アイラッシュイオンドライヤーは、まさにそのような方が楽しめるデザインの幅を拡げることができるもの。今話題のリフトアップ系技術やまつげパーマに比べると持続性は低くなりますが、お客様にとっては短時間で気軽に試しやすいアイテムでもあります。現在、あまりの人気に品薄状態が続いているのだそう。気になる方はこまめに情報をチェックしておくといいでしょう。

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