【デザイン例】一重・奥二重の方のマツエク提案と参考画像まとめ
「思っていた仕上がりと違う……!」そんな失敗が起こりやすいのは、一重・奥二重のお客様。そんな結果になった場合、リピーターになってもらうのは難しいでしょう。仕上がりのイメージ違いを回避するためには、お客様とアイリストでイメージを共有することが大切です。今回ピックアップしたのは、一重・奥二重の参考画像。デザイン提案や仕上がり雰囲気の共有に、活用してみてはいかがでしょうか?
一重・奥二重のお客様への提案や装着方法
一重・奥二重のお客様に関する提案や装着については、過去のBeautéで何度か取り上げているテーマ。提案方法についておさらいしておきましょう。
画像元:leciel_nail
一重さんの特徴
目を開いたときにまぶたにラインが入らない目元が一重です。一重にもタイプがあり、
◆横幅が広い切れ長タイプ
◆目が大きく丸みのあるタイプ
◆まぶたが厚いタイプ
に分けられます。
奥二重さんの特徴
まぶたにラインが入っているものの、
◆二重の幅が狭い
◆二重のラインが浅い
◆まぶたの厚みで二重のラインが隠れてしまう
といった要因で、一重のように見えるのが奥二重さん。
一重さんも奥二重さんも、まつげの根元がまぶたにかぶさり見えないのが大きな特徴。実際のまつげの長さが活かされず、短く見えてしまいます。そのため、マツエクを装着したときに
◆思ったよりも長さが出ない
◆カールが下向きになってしまう
といったイメージ違いが生じ、思ったような仕上がりにならないことも。苦手とするアイリストさんも多いようです。そのため、一重・奥二重の目元の人には、デザイン提案が肝心となります。過去のBeauté記事で詳しく掘り下げているため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一重・奥二重さんへのマツエク装着のコツは
自まつげの根元にまぶたが覆いかぶさっている傾向にある一重・奥二重のお客様。二重のお客様と同じように装着してしまうと、根元が下に傾いたり、短く見えてしまったりという可能性があります。
まぶたが厚めのお客様の場合、お客様の希望よりも1~2mm長めのエクステを装着することで、希望の長さを出せるでしょう。悪目立ちするのを防ぐため、目頭から少し離して装着するのが自然に見せるコツです。
マツエクの長さを変える以外にも調節する方法もあります。それは、装着の位置を普段よりも多めにとることです。根元から1mm程度の場所に装着するところを、あえて1.5~2mm程度離して装着しましょう。マツエクを長めにするのと同様の効果が期待できますよ。
お客様とのイメージの共有が満足のカギ!
デザイン提案の際、お客様のイメージを正しく共有することが大切です。今回は一重・奥二重さんのマツエクデザインを集めました。デザイン提案の際の参考にしたり、実際にお客様に見せてイメージを確認したりすることもできるはず。画像を元に詳しく確認していきましょう。
【画像解説】一重・奥二重のお客様におすすめのデザイン例
一重・奥二重のお客様にエクステを装着した画像を確認していきましょう。
【デザイン例】まぶたが薄めのお客様の場合
まぶたが薄めのお客様は、まつげの根元が隠れてはいないため、お客様の希望の長さのエクステでいいでしょう。むしろ長めのエクステでは、まぶたにかかって二重のラインを隠してしまう可能性も。長さは控えめにしておくとバランス良く仕上がるのではないでしょうか。奥二重さんの場合、目頭を広めにあけてバランスを取るのも自然に見せるポイントです。
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こちらは3Dボリュームラッシュを片目60本ずつ装着したデザイン。目元に適度なアイライン効果と自然なボリュームで、大人っぽい目元に仕上がっています。
こちらは目頭と目尻でまつげの生え方の角度が違うお客様。場所に応じてデザインを装着するのが似合わせのカギになるでしょう。正面からもしっかりカールが見える強めのエクステで、目の形に沿ったデザインになっています。
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こちらは0.15mmのエクステを120本装着しています。全体はCCカールで、目尻のみCカールでたれ目デザインに。黒目の部分は少し長めのエクステにすることで、黒目の大きさがより強調されています。
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こちらは0.1mmと細めのエクステを140本装着しています。元々のまつげが下がっていないため、Jカールで二重のラインを邪魔しないデザイン。切れ長の目の形に合わせ、目尻が長めの涼しげな目元に仕上がっていますね。
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こちらは目の横幅が広いお客様。全体をCCカール、目尻をCカールで80本装着しています。目尻にいくほど長いエクステにして、目の形を活かしたたれ目デザインに。エクステの間隔があいているため、すっきりとした印象です。
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こちらは一重で縦幅のある目元のお客様。丸みのある目元に沿うキュートデザインです。Cカールのボリュームラッシュを片目130束装着しています。極細ラッシュと抜け感で、本数が多くても濃くなり過ぎません。
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こちらはボリュームがでやすい毛質のミンクをCカールで120本装着したデザインです。まぶたは厚くありませんが、目頭の根元がまぶたで隠れているため、目頭を広めにあけています。目尻にいくほど長くなり、縦幅と横幅どちらも強調されていますね。
【デザイン例】まぶたが厚くすっきりとした奥二重のお客様
まぶたが厚いお客様は、まつげの根元が隠れているのが特徴です。そのため、お客様の希望よりも少し長めのエクステを装着するのがいいでしょう。さらに、自まつげが下がっている場合はカールが強くないと目にかかりすぎてしまいます。そのため、Jカールでは正面から見たときにエクステが目立たない可能性が。Cカール、もしくはCCカールの、カールの強いエクステを提案するのがおすすめです。
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こちらはCカールのセーブルを120本装着したデザイン。目頭は自然になるよう10mmの短めエクステからスタート。目頭から目尻にいくにつれ長いエクステを装着し、目の縦幅と横幅どちらもアップさせています。
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こちらは自まつげの本数が多めのお客様。エクステの本数は少なめにとどめ、自然な長さで目をふちどるように仕上げたナチュラルデザインです。
目のサイズを強調させるため濃くしてしまうと、逆に目を小さく見せてしまうこともあります。適度な抜け感を意識してエクステを装着すると、自然に目を大きく見せることができるはず!
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自まつげのようなナチュラルな毛質が特徴のトランプセーブルを110本装着したデザインです。下がり気味の自まつげをCCカールでしっかりと立ち上げ、正面から見ても印象的な目元になっていますね。目頭を広くあけて装着しているため、自然な仕上がりになっています。
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トランプセーブルを120本装着したデザインです。目尻にいくほど長いエクステで、縦幅も横幅もしっかり強調されています。こちらのお客様は上向きの自まつげ。そのためJカールでもエクステがだれることなく、キレイな目元に仕上がっています。
【デザイン例】アクセントカラーを装着したデザイン
一重・奥二重さんは、まぶたが腫れぼったい傾向に。暖色系カラーのエクステでは、腫れぼったさを強調してしまう可能性もあります。カラーマツエクの提案なら、目元をすっきり見せてくれる寒色カラーがいいかもしれませんね。
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トランプセーブルを120本装着したデザインです。自まつげが下がり気味のため、全体をCCカール、目尻をCカールにしています。目尻に使用しているのは、パステルブルーとアクアマリン。優しいブルーが目元を涼しげに見せてくれます。
一重・奥二重さん向けのエクステを導入するのもひとつの手
一重・奥二重さん向けのエクステを導入すれば、よりお客様の目元の希望に沿うことができるかもしれません。
例えば自まつげが下がり気味の人におすすめしたいのが、根元にしっかりとした角度がつき、毛先にかけては丸みがないすっきりとしたカール。
この形状のエクステがおすすめなのは
◆一重さん
◆上まぶたが厚めの奥二重さん
◆逆さまつげさん
です。自まつげが下がっている場合、正面から見たときにカール感がしっかり出るよう、CカールもしくはCCカールをおすすめするケースが多いですよね。しかし、まぶたに厚みがあるお客様の場合、カールがまぶたに沿うことで腫れぼったさを強調してしまうこともあります。この形のエクステなら、毛先に丸みがないためすっきりと仕上げることができるかもしれません。
画像元:ash.maico
こちらは下がりまつげの奥二重さんに上記の形状のエクステを装着したデザインです。目尻のみCカールで、装着本数は160本。正面からもしっかりとエクステが見え、ボリュームのある目元に仕上がっています。
このようなエクステを導入することで、よりお客様の似合わせを実現できるかもしれません。
まとめ
イメージ違いが起こりやすい一重・奥二重のお客様。お客様の理想に沿うためには、どのエクステを使用しどう施術すればイメージを具現化できるのかをしっかりとシミュレーションする必要があります。その際活用したいのが、実際に一重・奥二重のお客様に施術した参考写真。イメージをきちんと共有することで、「なんか違う…」という結果を阻止することができるはず。目もとの魅力をより引き立てられるデザインを提案できるアイリストを目指しましょう。190423Ess