「アンチエイジング・カラーエクステ」!?目元のお悩み解消におすすめのカラエクとは
ご存知ですか?カラーエクステは、実は目元のアンチエイジングにも役立てることができるのです。お客様への提案力を高めるために、今回はカラーエクステによる目元悩みの解消についてレクチャーしていきましょう。クマやくすみなど、それぞれの悩み解消に合ったカラーを知っておくことで、お客様との会話にも幅が持てるようになりますよ!
目元の悩みにカラーエクステが有効?
マツエクサロンに通われるお客様は、美意識が高く、目元周りの美容を特に気にされている人が多いのではないでしょうか。そして年齢を重ねるごとに、目元の悩みも増えていくもの。アイメイクをしていない状態のお客様の目元をじっくりと観察できるため、アイリストならお客様以上に目元のくすみやクマに気づくかもしれません。ただし「目元のクマ気になりますか?」とは、お客様に直接聞きにくいものですよね。そのようなときは、普段コンシーラーやコントロールカラーを使うのか確認してみるのがおすすめ。お客様が抱えている悩みをさりげなく聞き出せると、アイリストとしてお客様からの信頼を得られるかもしれません。
では目元の悩みがあるお客様に、アイリストとしてどのような提案ができるのでしょうか。目元のケア方法をお伝えすることなども考えられますが、カラーエクステを提案するのもひとつの方法です。どのような悩みに対して、何色がカバーに適しているのか、まずは勉強していきましょう。そこで参考にしたいのが、コントロールカラーの知識。たとえば、赤ら顔には、グリーン系の化粧下地がカバー力を発揮してくれることは有名です。メイク業界で常識のコントロールカラーを、マツエクにも取り入れてみましょう。
悩みをカバーしてくれるカラーは何色?
それでは、それぞれの悩みをカバーするのに何色が適しているのか紹介していきましょう。
クマをカバーしてくれる色
ひとえにクマと言っても、原因がいくつかあり、それによってクマの色味も異なってきます。
青クマ
寝不足や血行不良が原因のため、若い人でも出やすいのがこの青クマです。皮膚が薄い目元では、血流が悪くなった箇所がとくによく分かるようになります。目元の皮膚を引っ張ると薄くなるようなら、青クマです。
青クマをカバーするなら、オレンジ系やピンク系!日焼けをしていたり肌の色が濃いめだったりする人にはオレンジ系が、色白の人にはピンク系がカバーにはおすすめです。
血行不良を解消するために、ホットマスクの使用を提案してみるもの良いでしょう。
黒クマ
加齢により皮膚がたるんでくることによってできるのが黒クマ。たるんだ部分によって影やくぼみが生じることで、黒っぽく見えてしまいます。上を向いてもらい下まぶたのたるみを軽減してあげると、クマが目立たなくなるようなら黒クマと考えましょう。
黒クマをカバーするなら、ベージュ系やイエロー系。明るさをプラスしてあげることで、クマをカバーすることができます。
黒クマに悩むお客様には、オプションで目元クリームや目元パックを提案するのも良いかもしれませんね。
茶クマ
茶クマの原因は、色素沈着やシミです。目元をこするクセがある人に多く見られるクマ。マツエクが気になって目元を触ってしまうお客様には、特に注意が必要です。皮膚を引っ張ったり、上を向いたりしても、薄くならなければ茶クマと判断しましょう。
茶クマをカバーするなら、ピンク系かイエロー系。ピンク系は肌の色を明るく見せてくれる効果があり、イエロー系にはくすみやシミ自体を隠してくれる効果があります。
マツエクが取れるのが早いお客様のなかには、クレンジングで目元をゴシゴシ洗ってしまう人もたくさんいます。それを続けていると茶クマへと繋がってしまうため、正しい洗顔方法を再度お伝えしてみても良いかもしれませんね。
くすみをカバーしてくれる色
くすみのカバーには、イエローやオレンジがおすすめです。明るさを出してくれ、くすみを上手く隠してくれます。さらにイエベ肌の人なら、ブルー系もおすすめ。ただしブルべ肌の人には、ブルー系はNGのため気をつけましょう。パープルやピンク系の色味なら、透明感もプラスされるのでより明るい印象の目元に演出することができます。
充血などの赤みをカバーしてくれ色
赤みをカバーするのにおすすめは、グリーン系のカラー。にきびのカバーにも良いカラーとされていますよね。目の周りが赤っぽい印象のお客様には、グリーンが混じったカラーエクステをおすすめしてみましょう。
シワをカバーしてくれる色
シワをファンデーションで隠そうとすればするほど、溝に溜まってしまい余計にシワが目立ってしまうことに。カラーを上手に取り入れることで、シワも目立たなくさせることができます。
シワのカバーには、オレンジ系がおすすめ。さらにゴールド系の光沢がある色味も、シワを目立たなくさせることができます。
カラーエクステ初心者のお客様にとっては、いきなり原色のカラーを付けるのは抵抗が強いことも。ブラウンベースのカラーエクステを選んだり、黒とカラーエクステをMIXしてデザインしたりすると、肌馴染みも良く違和感なく満足いただけるかもしれません。
カラーについて知識を深めたい人は、こちらの過去記事もチェックしてみてくださいね。
悩み別カラーエクステデザインをご紹介
カラーエクステのデザインを悩み別に6つご紹介していきましょう。
ピンクで青クマやくすみをカバー
引用元:@eyelash_taneさん
下まつげにピンク系のマツエクをプラスすることで、青クマやくすみをカバーすることができます。上まつげ全体にブラックのマツエクを装着すると、下まつげのカラーエクステが浮いてしまいますが、明るいオレンジ系の色味を加えることで、より自然な仕上がりに。
パープルで下まぶたのくすみカバー&透明感をプラス
くすみに悩む人や目元に透明感が欲しい人には、パープルのマツエクをおすすめしてみましょう。ビビットなパープルではなく、あくまで自然に見える色味を選ぶことが大切。くすみカバーですが、少しくすんだパープルを選んでも良いでしょう。長さは出さずに、自まつげと同じくらいにしておくと、自然に仕上がります。
チェリー&カーキブラウンで、クマと赤みをカバー
下まつげは、チェリーブラウンとカーキブラウンがMIXされたデザインになっています。チェリーブラウンのピンクカラーが茶クマをカバー。さらに明るめのカーキブラウンが黒クマもカバーしてくれます。グリーン系であるカーキブラウンは、赤みのカバーにもおすすめです。バランス良くMIXすることを心掛けましょう。
目尻にオレンジでくすみとシワをカバー
引用元:@emimimuuuさん
目尻だけにオレンジを装着することで、目尻のシワを上手くカバーすることができます。全体的にオレンジブラウンを使用していることで、くすみカバーの効果も。部分的に原色カラーのマツエクを用いるときには、そのカラーに近いブラウンのマツエクを全体に装着しておくことで、仕上がりがよりナチュラルになりますよ。
カーキ&オレンジブラウンのMIXで、赤みとくすみをカバー
引用元:@kaho_0529さん
赤み消しにおすすめのカラーであるグリーンもカーキブラウンなら、カラーエクステ初心者のお客様もチャレンジしやすいかもしれません。カーキブラウンとオレンジブラウンをMIXすることで、赤みに加えてくすみもさりげなくカバーすることができます。
目の充血には、ベイクドグリーンもあり
引用元:@inherit_signさん
目の充血を気にされるお客様には、ブラウン系よりもベイクドカラーの方が、グリーンが映えカバー力を発揮してくれます。グリーンの本数を少なくするなど、工夫することで自然な仕上がりを心掛けましょう。
まとめ
カラーエクステをいままで敬遠しがちだったお客様にも、アンチエイジングという観点からおすすめできることを理解いただけたでしょうか。口頭で説明されても、カラーエクステによる目元悩みのカバーがイメージしにくいお客様も多いかもしれません。ツールとして、カラエク×目元悩みのデザインのイメージ写真をいくつか用意しておくのもおすすめですよ。 Eoa190407