マツエクメニューの利用率はどう変化している？最新の市場動向をチェック！
目元の美を追求するアイビューティー市場は、次々と新技術が生まれ続けている場所。マツエクだけでもカラーやボリュームラッシュ、フラットラッシュなどさまざまな種類がありますが、それ以外にも“まつ育”やまつげパーマにも注目が集まっていますよね。そこで今回は、マツエクサロンの施術メニューそれぞれの利用率を調査＆分析！今まさに、新メニューの導入を検討中のアイリストはぜひ参考にしてみてくださいね。
マツエク業界の今を知る！「アイビューティーカスタマー調査」って？
マツエクサロンが新たなメニューを導入するとしたら、まず気にしなければならないのが市場動向です。
ブームとなっている、またはこれからブームの兆しを見せているメニューでなければ、導入コストをかけてまで採用したとしても採算がとれるとは思えません。
ただ、「市場動向ってどうやって知るの？」というアイリストもいるでしょう。市場分析にはさまざまな手段がありますが、業界の中で大きな影響力を持つ企業、メディアが発信する情報を日々チェックするというのも効果的な方法。これからご紹介する「HOT PEPPER Beauty Academy」も、まさに参考にしたいメディアの一つです。
「HOT PEPPER Beauty Academy」とは？
国内トップの大手美容予約サイト「HotpepperBeauty」が開校した調査研究機関。それが、「HOT PEPPER Beauty Academy（ホットペッパービューティーアカデミー）」です。提供するサービスは、
- サロン経営や人材育成に役立つ無料セミナー
- 美容施術者同士のコミュニティ運営
- 美容にまつわるあらゆる調査・分析データの公開
などがあります。さらに、どのコンテンツもすべて無料！アイリストにとっては、かなり参考になる内容が詰まっているんです。
そんな中、今回Beautéが注目するのは、アカデミーが調査した「アイビューティーカスタマー調査」。調査内容を見る前に、まずはどんな内容なのか簡単にご紹介しましょう。
「アイビューティーカスタマー調査」の目的
今回参照するのは、2018年9月に実施された「アイビューティーカスタマー調査2018」です。（以下枠内、出典：HOT PEPPER Beauty Academy「アイビューティーカスタマー調査2018」） 「アイビューティーサロンについて、各利用状況(利用者・休止者・興味者)ごとの意識や行動、および情報収集方法等を把握し、その差異を検証する」 インターネットによるアンケート調査 ※株式会社マーケティングアプリケーションズの｢MApps Panel｣を利用 ※調査結果から、以下の条件に該当する対象者を抽出。 ・利用者(700サンプル) ： 過去１年以内にアイビューティーサロンを利用した者 2018年8月22日(水) ～ 8月30日(木) 株式会社アンド･ディ
調査目的
調査方法
調査対象
・休止者(525サンプル) ： 過去１年の利用はないが、３年以内にアイビューティーサロンを利用した者
・興味者(525サンプル) ： アイビューティーサロンの利用経験がないが、興味がある者調査機関
調査実施
マツエクサロンのお客様のニーズ変化とは
ここからは、実際に調査結果を見ていきましょう。
「自まつげの理想の状態」のトレンド傾向は？
まずは、お客様が求める理想の状態について。アイリストがどんな提案をすべきか、にも直結する大切な部分です。
理想というのは人によってさまざまあるようにも思われますが、調査結果を見てみると確かに傾向があることが伺えます。
結果をまとめると、次のようになりました。
- サロン利用経験のある人、または興味を持つ人の約半数が「まつげパーマやエクステで作る自然な上向きカール」というナチュラルデザインを理想と答えている
- まつげパーマ利用者はナチュラル志向が高く、約6割の人が「自然な上向きカール」を理想と答えている
- ボリュームラッシュ利用者は「自然な上向きカール」と長さ、繊細さを重視する傾向にある
「いかにナチュラルにボリュームと長さを出せるか」が重要ですね！
マツエク、まつげパーマ…今後の利用率は？
マツエク、まつげパーマそれぞれについて「今後も利用したいか？」という問でアンケートをとったところ、次のようになりました。
マツエク利用者の中には「利用したい」と答えた人が7割以上いるという結果に。マツエクはとても満足度が高く、リピーターとなってもらいやすいメニューであることが表れています。
一方、まつげパーマはどのような結果となっているでしょうか？
まつげパーマについても、約6割近くが「利用したい」と回答。マツエクには及ばないものの高いリピート率が見込め、今後は今よりも多くのサロンにおいて定番メニュー化していく可能性を秘めています。
また、まつげパーマ利用者に対して試してみるきっかけを聞いたところ、一番多かったのは「お店がキャンペーンをしていたから」、次いで「テレビや雑誌や情報誌、情報サイトで見かけて素敵だと思った｣という結果も出ています。積極的な宣伝を行うことで、成果の得られやすいメニューとも考えられますね。
マツエクやまつげカールは「目元に自信をもたらす技術」
最後にみなさんに見ていただきたいのはこちら。「自分のまつげに自信がありますか？」という問いに対する調査結果です。
マツエクサロンに興味を持つ女性というのは、目元に対して「もっとこうだったらいいのに！」という想いを持っていることがほとんど。その想いが強ければ強いほど、目元がコンプレックスとなり、自信が持てなくなってしまいます。
しかし、この調査結果をみると、「自信がない」と答えた人の方が多いとしても、興味を持った人、行かなくなった人と比べて継続して利用している人が自信が持てるようになったことが伺えますね。
今はまだ利用者全体の中で3割弱しかない値をどんどん増やしていくことが、アイリストの目標であり使命。ピンと背筋が伸びるようなデータです…！
まとめ
まつげというのは一見目立たないようで、実は顔全体の印象を変えられるほど重要なパーツ。アイリストやまつげパーマ施術者は、その技術によってお客様のコンプレックスを解消し、理想の印象に近づけてあげられる存在なのです。サロンに来るお客様から学ぶことも多いですが、ときには市場動向を探って業界全体に求められるニーズを知ることも大切なこと。「今求められている技術、提案はどんなもの？」ということを常に意識できるような施術者を目指していきましょう！190801Esa
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