2018年A/W カラーエクステの似合わせ、秋のトレンド「ベイクドカラー」を解説
いよいよ、秋冬シーズンの到来。みなさんは、今年の秋冬トレンドカラーについてチェックしていますか?今回は、トレンドに敏感なお客様にぜひおすすめしたいカラーエクステのトレンドデザインをピックアップ。深みのある上質なカラーは、お客様の目元をより一層美しく見せてくれるはず。早速、見てみましょう!
今年の秋冬のトレンドカラーとは?
今年の秋冬のトレンドカラーは、「ベイクドカラー」。
“ベイクド=焼く”という名前の通り、渋みを感じさせる「くすんだ色調」のことをいいます。春夏は「爽やかで淡いカラー」がトレンドでしたが、2018年の秋冬は大人の落ち着きを感じさせるような深みのあるカラーが注目を集めることでしょう。
ベイクドカラーの代表例としては、
- ボルドー
- テラコッタ
- ネイビー
- カーキ
など。マツエクのカラーとしては、どれも肌になじみやすく、取り入れやすいカラーではないでしょうか。春夏に流行したパステルカラーだと「派手に見えるのが苦手」「目元だけ浮きそう」と感じる方も多かったはず。落ち着いた色合いのベイクドカラーは、そんな方にもおすすめしやすいカラーでしょう。
ベイクドカラーの提案例
ベイクドカラーを取り入れたデザインのポイントは、ブラウン系カラーをベースにするということ。ブラックなどの濃色をベースとするよりも、”くすみ感”を出すことができるでしょう。より深みを出したいというときには、カラーミックスで個性を出してあげるといいですね。
ここからは、お客様からの要望例をもとに、具体的な提案パターンを考えてみましょう。
「秋冬ファッションから浮かないようなカラーをつけたい」
ベイクドカラーは、ファッションやヘアと合わせやすいところも魅力のひとつ。くすみ感のある色合いは、肌にもなじみやすく、浮きにくいカラーでもあります。カラーミックスで個性を楽しみたいというお客様には、グリーン系のカラーがおすすめ。ポイントとして入れてあげると、おしゃれなだけでなく、より季節感を出すことができるでしょう。
「今のカラーミックスデザインをより秋らしく変えたい」
既にカラーミックスデザインをしている方には、トレンドカラーの分量を増やしたデザインにすることで、秋らしく印象を変えることができます。ベースのカラーに対して、別のカラーを多めに足すことは、深みを出すことにもなります。どれくらいの分量にするかは、その方の好きな雰囲気や肌の色を見ながら、すり合わせていきましょう。
例えば、トレンドを重視したい方には、ベイクドカラーを増やしたデザインがおすすめ。ただ、ベイクドカラーは肌の色によっては顔色をくすんで見せてしまうこともあるため、くすみが気になる方には、ベースの色を赤みが強いカラーにして調節してあげるといいでしょう。
【寒色カラー】オススメカラー装着例
クールで洗練された雰囲気が魅力の寒色系。トレンドカラーであるネイビーやカーキを取り入れたデザインをご紹介しましょう。
ネイビー
カーキブラウン×グラデーションブルー
秋らしいカーキブラウンと涼し気なブルーをミックスさせたデザイン。さりげないブルーが白目の色を白く美しく見せてくれます。ダークトーンのカラーミックスは、カラーエクステを初めてつけるというお客様にもおすすめです。
ブラック×ブルー・パーブル・ピンク
ブラックをベースにブルーやパープル、ピンクを全体的にミックスしたデザイン。ベースカラーをブラックにすることで、目力を出すこともできます。くすみ感をおさえつつも秋のトレンドを取り入れたい方には、ぜひおすすめしたいデザインです。
カーキブラウン×サックスブルー・グリーン
カーキブラウンをベースに、爽やかなサックスブルーとグリーンを目尻に足したデザインです。ブラウンに寒色系をミックスすることで、透明感のあるハーフアイに。くすみ感をかわいく取り入れたい方には、人気のデザインです。
カーキ
ダークブラウン×ブラック×カーキブラウン
カーキブラウンとダークブラウンという秋のトレンドカラーに、ブラックを足すことで目力を出すデザイン。ダークトーン3カラーの組み合わせは、カラーの違いを楽しむだけでなく、深みを出したいときにも効果的です。光の当たり具合や角度によって見え方の異なる、さりげない色の変化がおしゃれですね。
カーキブラウン×オレンジブラウン
カーキブラウンとオレンジブラウンの組み合わせは、トレンド感を出したい方におすすめ。肌になじみやすいカラーのため、どんなお客様にも幅広くご提案できるデザインです。カーキだけだとクールな印象になりやすいですが、オレンジを足すことで優しい雰囲気にもなります。
ダークブラウン×カーキブラウン×スモーキーブラウン×グラデーショングリーン
ブラウン系のベースカラーに、くすみ感のあるグリーンを目尻に足したデザイン。光があたると、よりグリーンが映えて秋らしさが増します。4色を繊細に掛け合わせることで、絶妙な色の変化も楽しめるおしゃれなデザイン。ダークトーンのヘアにもマッチしやすく、肌の色もきれいに見せてくれます。
【暖色カラー】オススメカラー装着例
セクシーに見せたい、大人可愛く見せたいときに効果的な暖色カラー。今回は、ボルドーとテラコッタを使ったデザインをご紹介します。
ボルドー
チェリーブラウン
チェリーブラウンという秋らしい赤茶色のデザイン。一見、ブラウン系のシンプルなカラーマツエクに見えますが、光にあたると赤色が透けて見えます。派手すぎず、大人可愛く見せたいときには、人気のデザイン。ダークトーンのヘアに合わせても、おしゃれなカラーですね。
ダークブラウン×レッド
「くすみカラーが苦手」「顔色を明るく見せたい」という方には、ベイクドカラーをメインとしたデザインはおすすめできません。こちらのデザインのように、くすみ感のあるダークブラウンとビビッドなレッドを同じバランスで配置すれば、くすみカラーが苦手なお客様にも満足いただけるでしょう。
ワインレッド×マゼンダ
ビビッドなピンクは、季節を問わず、キュート系デザインが好きなお客様には人気のデザイン。秋冬には、ダークトーンの同系色カラーを足して、より深みを出したデザインがおすすめです。ワインレッドとの組み合わせは、マゼンダのビビッド感を抑えて、ベイクドカラーに近づけてくれますね。
テラコッタ
オレンジブラウン×ブラウン
ベイクドカラーのオレンジブラウンとブラウンをミックスさせたデザイン。瞳の色ともマッチしやすいカラーで、目元を優しく可愛く見せてくれます。「明るいカラーだと浮いて見えそう…」という方にもぜひおすすめしたいデザインです。
オレンジブラウン×ジンジャーブラウン
オレンジブラウンの明るさを抑えたいときは、同じバランスでベージュ寄りのブラウンをミックスさせてみましょう。可愛さも出しつつ、大人っぽく落ち着いた印象に見せることができます。先ほどのデザインと配色は似ていますが、くすみ感の強いカラーの分量を多くすることで、ナチュラルに見えますね。
まとめ
今回は、2018年秋冬のトレンドデザインをご紹介しました。季節の変わり目は、新たなデザインをご提案するチャンス。アイリストの提案の幅が広ければ広いほど、お客様にもよりカラーマツエクを楽しんでいただけます。春夏に比べて落ち着いたカラーが流行る秋冬は、これまでにカラーエクステに躊躇していた方にもおすすめしやすい季節ですよね。“ベイクドカラー”をキーワードに、新たなトレンドデザインの提案を考えてみましょう!
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