マツエクユーザーに聞いた『会話しやすいアイリストってどんな人?』徹底調査
お客様にとって、会話をしやすいアイリストがいるかどうかは、居心地の良いマツエクサロンかどうかに繋がる重要なポイントです。施術中、1対1で過ごす時間が長いアイリストが話しやすい存在だと、施術はお客様にとってリラックスできる時間となります。ですが逆に話しにくいアイリストだと施術がお客様にとって苦痛な時間になってしまうことも…。 今回はお客様にとって会話しやすいアイリストはどんな人なのか、調査してみました。
第一印象での話しやすさ
まず、お客様にとってどのような第一印象のアイリストが会話しやすいでしょうか。話しやすい人の第一印象とは?
会話しやすいアイリストの持つ第一印象の特徴3つ
2.笑顔で接してくれる
3.傾聴姿勢ができている
明るい挨拶は接客の基本
お客様が入店して、最初のコンタクトが挨拶ですよね。まずこの挨拶がお客様にとってサロンへのイメージを左右する大事なポイントとなります。
挨拶がない、または暗いトーンでの挨拶ではお客様が不安に感じてしまいます。また、忙しくバタバタした店内で急いで接客する、といった態度はお客様にとって居心地が悪いものです。お客様を歓迎する気持ちを込めて、相手の目を見て挨拶をすることが会話しやすい雰囲気を作る第一歩です。アイリスト側から率先してお客様に挨拶をしましょう。
笑顔で接してくれるとは
にこやかな表情で話すことは、相手に安心感を持ってもらう上でとても大切なこと。無表情の相手には話しかけにくいものです。挨拶のみでなく、その後の会話においても明るい表情は相手の緊張した心を溶かします。
傾聴姿勢ができているとは
傾聴姿勢とは、相手の話を聞く姿勢のことです。話を聞いてくれているのかよく分からない、面倒くさそうな態度の相手とは話は弾みませんよね。逆に話に興味を持って聞いてくれている相手とは話が盛り上がります。
お客様の会話を引き出すような姿勢で、会話を弾ませましょう。具体的にはこのような姿勢です。
*笑顔で相手の目を見て話を聞く
*相手の会話に対して首を縦にうなずく(行動)
*相手の会話に対して「そうですね」「なるほど」など同調する(言動)
こうすることで、お客様はアイリストが自分の話に興味を持ってくれている、と感じることができ、お客様からの会話を引き出すことができます。相手を褒めるのも良いですね。
アイリストはお客様に商品を売る目的で会話をしているのではなく、お客様の要望を聞いてそれを施術によって実現させていく仕事です。柔らかな雰囲気で、お客様の要望を聞き出したり、施術の提案をしたりする会話術が求められる職業です。清潔感のある身だしなみにも意識するとより一層印象が良くなります。
▼「初対面の印象は、作れる!」メイクや身だしなみで、初めてのお客様でもイメージアップ
話しづらいなと感じる人の特徴とは?
お客様が「会話がしづらいな」と感じるアイリストにはどのような特徴があるでしょうか。
話しづらいと感じるアイリストの特徴3つ
2.はい、いいえのみの会話で話題が弾まない
3.会話の内容や要望を否定される
雰囲気が暗いとは
いつも笑顔のアイリストと対照的に、笑わない、表情が硬い、そういったアイリストとは会話がしづらい、と感じるお客様は多くいます。何もしていないけど怒っているのかな?とお客様が気を遣ってしまうことも。また、テキパキと動き回っているいかにも仕事ができる!といったアイリストは逆に話しかけにくい、というケースもあるようです。忙しそうで、話しかけたら申し訳ない、と思ってしまうそうです。
自分が接客の際にどのような表情でお客様と接しているかよく思い出し、表情が硬いな、と感じる方は笑顔を増やしていきたいですね。実際に会話はしなくても、話しかけても大丈夫そうなにこやかな表情でいるとお客様は安心できるようですよ。
会話が簡潔でその後の会話が弾まないとは
はい、いいえ、といった簡潔な受け答えはビジネスの場では重宝しますが、お客様から会話を引き出すような会話のキャッチボールをしたい場面では適切ではないことも。もしかしたら接客に対する緊張が原因かもしれませんが、短い返事はお客様にとって威圧的に感じることもあります。無意識にお客様にとって威圧的な存在になっていないか普段の接客をぜひ振り返ってみてください。
会話の内容や要望を否定されるとは
お客様ができごとを話したり、何か要望を言ったりした際、否定されてしまうとその話題を続けにくくなる上に、次の話題に移る際にもまた否定されたら…と不安な気持ちになり話を進めにくくなります。否定はせずに受け止めることを前提にコミュニケーションするようにしましょう。
逆に話しやすい人の特徴とは?
話しやすい人にはどのような共通点があるでしょうか。話しにくい人と反対の特徴が当てはまります。
話しやすいアイリストの特徴3つ
2.会話を振ってくれる
3.ポジティブな発言が多い
明るい雰囲気とは
いつもにこやかな表情で、他のスタッフやお客様と明るく接しているアイリストは印象が良いですね。感情の起伏が少なく、いつも安定して明るい雰囲気の人の周りには自然と人が集まります。
会話を振ってくれるとは
会話が続かない相手とは居心地が悪いと感じやすいものです。適度に質問を交えたり、話題を振ったりしてくれる相手とは話がしやすいですよね。お客様の話に耳を傾け、適度に質問や感想を伝え、次の話題を引き出すことができると会話のキャッチボールがスムーズに進みます。相手の会話に興味を持ち、相手の立場に立って考えることを心掛けましょう。
ポジティブな発言が多いとは
自分の話を肯定してくれたり、プラス思考であったり、失敗談をポジティブな学びや笑いに変えてくれるような人は人気があります。人を傷つけない発言は会話をしている相手を安心させることができます。
第一印象が良い、から話しやすい人につなげるテクニック6つ
お客様との会話が得意でないアイリストでも実行しやすいお客様の心を開くテクニックを紹介します。
1.お客様を名前で呼ぶ
「お客様」と呼ぶより「○○様」と名前で呼ばれるとお客様はより親近感がわきます。自分の名前を覚えて話しかけてくれている、と意識することでアイリストに心を開きやすくなります。
2.つかみの会話に困ったら、相手を褒める
いきなり会話を振ることが難しい場合はお客様の服装や髪形を褒めることから始めると会話が広がりやすくなります。
3.頷く、微笑む、で聞き上手になる
頷く、ほほえむ、などの傾聴姿勢と「そうですね」「わかります」といった共感する言葉を巧みに使いましょう。相手の会話内容を否定せず、共感していることを態度で示すことがポイントです。
4.相手の言葉や返答を急かさない
相手がじっくりと考えている場合は答えを急がず、じっくりと待つのも相手に良い印象を与えるポイントです。イライラせず、にこやかな表情でいることも大切です。
5.声のトーンや話すスピードで相手に安心感を与える話し方を心掛ける
テクニックとしては語尾を柔らかく話す、声のトーンを高くする、ゆっくり話す、を意識すると優しい印象になります。相手の話すスピードに揃えて会話することも意識しましょう。
6.簡単な返事も丁寧に、を心掛ける
「はい」→「はい、かしこまりました」+笑顔を添える
「いいえ」→「それでしたら、このようにしてみたらいかがですか?」と提案に変える
これらを実践すると、簡素な返事も柔らかい印象になりますよ。
▼【アイリストは接客業】会って数秒でお客様の信頼を得る!第一印象をよくする方法とは
まとめ
お客様にとって「話しやすいアイリスト」は「相性が良いアイリスト」と感じやすく、コミュニケーションを取りやすいアイリストは次回も指名したくなるものです。アイリストにとってお客様との会話は、相手の要望を細かく聞き取り、施術でお客様の理想を叶えるというポジティブなサイクルを作り出すことに繋がります。技術の向上とともに会話力の向上も目指してはいかがでしょうか。
200233Ems