更新日：2021年8月4日公開日：2020年3月20日

アイリストの職業病『腰痛』。施術イスの見直しから始めよう

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お客様の目元を魅力的に演出するアイリストですが、細かな作業や座り仕事が原因で肩こりや腰痛になる人が多いのが特徴です。アイリストには必須アイテムでもある施術イスは自分に合ったものでないと腰痛の原因になる可能性があります。そこで、今回は腰痛の原因とおすすめの施術イス、腰痛改善グッズを紹介しましょう。

アイリストは腰痛になりやすい？

引用元：アイリスト目線で「疲れにくい施術体勢」「ベッドセッティング」はどれくらいがベスト？

アイリストは施術をするときに前かがみになるため、デスクワーカーよりも腰に負担がかかり腰痛になりやすいと言われています。また施術時間が長時間に及び施術中の姿勢が固定されるのも原因のひとつです。体を伸ばす、動かすなどの対策ができれば腰痛予防が可能ですが、忙しいときにはほぼ同じ姿勢で1日中座りっぱなしということも珍しくありません。
初期段階の腰痛だと施術中や日常生活にあまり支障はありませんが、慢性的な腰痛になると痛みで集中力が低下し、アイリストのパフォーマンスにも影響が出る可能性が高いです。
痛みを緩和するために痛み止めを服用するアイリストもいますが、できれば痛みの根本を解消するのがベスト。日常生活に支障が出るほどの腰痛を患ってしまう前に施術姿勢や使用している道具などを見直してみましょう。

施術イスが原因の可能性も…

施術をするときはお客様にベッドに寝てもらうのが基本ですが、中には寝そべることができないというお客様もいます。そんなときはリクライニングチェアをお客様の負担にならない角度まで倒し、いつもよりも高い位置で施術をすることも。その際アイリストは体を捻じったり足を踏ん張ったりと無理な姿勢を強いられ、より体へ負担が蓄積します。
アイリストが使用している施術イスは、基本的にキャスター付きの小ぶりな座面がついているシンプルなものが多いです。イスの高さ調整ができないタイプだと、アイリストの体型によっては高すぎる、低すぎるということが発生し、腰への負担が増える可能性があります。また、キャスターがついていないイスは施術中に適宜移動させる手間がかかり、無理な体勢になりやすいです。座面のクッション性が無いイスも直接腰に負荷がかかるため腰に負担がかかりやすいです。
しかし、お店の雰囲気に合わせてイスを新調している店舗の場合、イスを買い替えるのは難しい問題。イスを買い替えずにできる腰痛対策としては、座面に置ける腰痛防止クッションを使ってみる、施術の合間に腰を伸ばして緊張をほぐすなどがあります。

腰痛におすすめのイス&グッズ紹介

腰痛を予防できるおすすめのイスや、腰痛対策グッズをご紹介します。既に腰痛がある人はもちろん、腰痛予備軍のアイリストのみなさんは参考にしてみてください。

・エステスツール OR (ビニールレザー) 全9色

引用元：Amazon

エステや美容院などでよく利用されているスツールで、座面が柔らかくソファのような座り心地が好評です。厚みのある座面カラーは定番の白や黒をはじめ、ピンクやグレーなどインテリアに合わせて選びやすい全9色。ガス圧昇降式なのでスタッフの身長にバラつきがあっても自分好みの高さで施術ができます。キャスターが360℃スムーズに回転するため自分の体のように楽に移動できるのもポイントです。

・多機能ライディングサドルスツール

引用元：Amazon

ライディングタイプの座面が骨盤をしっかりと支えるため、すでに腰痛に悩まされている人に試してもらいたいスツールです。座面と背もたれの高さと角度を自分好みに調整でき、施術時の無理な姿勢を予防できます。ステンレス製なので耐久性に優れており、各アイリスト専用のイスとしてそろえるのもいいでしょう。また、座面が一般のスツールよりもやや大きめな設計なので、安定した座り心地を実現。あまり移動せず、深く腰掛けて施術をするアイリストに向いているスツールです。

・骨盤安定スツール

引用元：Amazon

あまり大きなイスや存在感のあるイスがお店にマッチしない場合は、座面中央がくぼんでいる骨盤サポートデザインのスツールがおすすめです。座面中央のくぼみにより、一般的なスツールよりも体にフィット。座面は程良い弾力があり、座っていてもサイドから骨盤をしっかりと支えます。座面カラーは白・黒。・ブラウンがあり、お店の雰囲気に合ったカラーが選べるでしょう。腰への負担が気になる場合や産後復帰したアイリストに向いているスツールです。

・ゲルクッション

引用元：Amazon

スツールの買い替えが難しい場合は、クッションを有効活用してみましょう。「Serene freestyle」の無重力ゲルクッションは、ハニカム構造を採用。長時間の座り作業でお尻の血流が悪くなるのを防止し、腰痛や座り姿勢の崩れ、骨盤のゆがみを軽減できます。
専用のカバーには滑り止めが施されているため、小さめのイスに敷いても滑り落ちることはないでしょう。また、ハニカム構造なので蒸れることがなく、オールシーズン使えるのもうれしいポイント。

・高反発円座クッション

引用元：Amazon

こちらは小ぶりなタイプのドーナツクッションです。施術イスに乗せやすい可愛いフォルムも魅力的で、お客様の目に触れても安心。素材は高反発ウレタンを使用しており、座ったときの腰への負荷を軽減できます。また中央に穴が開いているため、体の中心が真ん中に寄り背筋を伸ばした姿勢でも疲れにくいでしょう。座り仕事の場合、お尻の血流が悪くなるために痔になりやすい傾向があるので、痔予防にも効果があります。

・背筋矯正ベルト

引用元：Amazon

アイリストは施術中に猫背になりやすい職業です。その猫背からくる腰痛を予防するには背筋サポーターがおすすめ。施術をするうえで前かがみになるのは避けられませんが、猫背を予防することは可能です。こちらのサポーターは、背中全体で肩を引っ張り、無理のない正しい姿勢をキープできます。サポーターはメッシュ素材でできており、通気性と伸縮性に優れているため、制服や施術着の下に着用しても着ぶくれ知らず。正しい姿勢を意識して施術を行えば、腰への負担も軽減できるでしょう。

また、サポーターを固定するのはウエスト部分になるので、ウエストラインをきれいに見せることも可能！背筋の伸びた素敵な姿勢を維持したい人に試してもらいたいアイテムです。

まとめ

アイリストにとって腰痛はいやでも付き合っていかないといけない問題です。まずは、痛みによってパフォーマンスの質が低下しないように正しい姿勢を心掛け、自分に合った腰痛対策をしっかりと行いましょう。それでも腰痛になった場合はイスの変更や予防グッズを駆使して慢性化しないようにうまく付き合っていってくださいね。

記事№200229Ek.k

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