意外と知らない!『人気サロンのあの人、一日に何人施術してる?』
アイリストとして勤務していても、同じサロンの他の人の施術時間がハッキリ分からない人も多いですよね。他のサロンならなおさらです。また、自分自身の施術時間が早いかどうかも、客観的には分かりづらい部分です。売れっ子アイリストは、毎日何人程度施術しているのでしょうか。今回は、気になる平均施術時間と、その内訳などについてご紹介します。
人気サロンの平均!勤務時間に対して何人施術が平均?
まずは、マツエクの平均施術人数から見ていきましょう。人気サロンでのアンケートでは、フルタイム勤務の場合、8時間で1日6~8人の施術が理想とされています。人によって勤務形態はさまざま。正社員で勤務している人もいれば、パート勤務の人もいます。パートとして6時間勤務している人であれば、4~6人が平均施術人数です。内訳として、リペア120本+カウンセリングで1時間が目安でしょう。しかし、新規のお客様は、カウンセリングでしっかりと話を聞いたり、施術もより慎重に行う必要があるでしょう。そのため、同じ本数の施術でも、2時間が目安となります。
アイリストの中には、より多くの予約を可能とするために、施術時間の短縮を目指す人も多いのでは?たしかに、お客様としてはいつでも予約が取りやすく、短時間で施術が終わるとストレスも少ないでしょう。しかし、施術にはかなりの集中力を要するため、あまり多くの予約を受け付けてしまうと、アイリスト自身が疲れてしまいます。最終的に質が下がってしまうとなると、本末転倒です。早さとクオリティのバランスを取るためにも、前述した目安時間を参考にしてみてください。
施術時間+インターバル(カウンセリングなど)の配分とは
次に、施術時間とインターバルの時間配分についてですが、マツエクサロンによって異なります。目安としてお伝えした、新規のお客様にかかる施術時間目安は2時間。カウンセリング重視のサロンでは、30分カウンセリング+1時間30分施術という配分がされています。一方で、施術重視のサロンでは10分カウンセリング+1時間50分施術の場合も。それぞれどのようなメリット、デメリットがあるのか、見ていきましょう。
【カウンセリング重視】
メリット:カウンセリングを重視しているサロンのメリットは大きく2つあります。
1つ目は、お客様のなりたいイメージをしっかりと把握できること。「思っていた仕上がりにならなかった」と、お客様からクレームをいただいた経験はありませんか?カウンセリングで、お互いのイメージをすり合わせることが重要です。きちんと時間を取ることで、より深く話を聞けるでしょう。
2つ目は、リスクやアイケアの方法を理解してもらいやすいこと。お客様の大切な目元に関する情報なため、丁寧にお伝えする必要があります。しかし、カウンセリングの時間が短いと、必要な情報が伝えきれない可能性があるのです。ゆっくりと時間をかけて説明すると、お客様も安心して施術を受けられるでしょう。
デメリット:カウンセリングに時間を要した分、施術時間が短くなってしまいます。しかし、質を下げるわけにはいきません。短時間でクオリティの高い技術を求められる点が、アイリストとしてのデメリットと言えるでしょう。
【施術重視】
メリット:施術に時間をかけられる分、より丁寧に施術を行えます。1本ずつ、正確に装着できるため、モチの良さも期待できそうです。
デメリット:カウンセリングが短いため、イメージ違いによる満足度低下が考えられます。また、万が一アレルギー反応などのトラブルが発生した場合に、「十分な説明がなかった」と不信感を抱かせてしまう可能性もあるでしょう。
カウンセリングを重視しているサロンでも、高い技術があれば、丁寧な施術を短時間で行えます。最近は顧客満足度向上のためにも、カウンセリングを重視しているマツエクサロンが主流です。
ベテランと新人、施術時間の違いとリピート率の相関関係
やはり経験数の多いベテランと、デビューしたての新人とでは、施術時間に違いが見られます。新人アイリストは、カウンセリングなしの120本施術で、およそ90分は必要です。一方、ベテランアイリストになると、40分程で施術を終えてしまうのです。
50分の差は、大きいと感じる方が多いでしょう。例えば、仕事や家事、育児の合間を縫って来られた方は、時間を気にする人が多いです。するとやはり、早く施術してくれるベテランスタッフを指名したくなりますよね。サロン全体としてクオリティが高くスピードも早いとなると、リピーターも増えそうです。
お客様からは、「プロなのであれば、綺麗な仕上がりを提供できて当たり前」と思われているはずです。その期待に応えられるよう、質を落とさず、少しでも早く装着する技術を身につけていきましょう。
まとめ
サロンの考え方やアイリストの技術次第で変わる、マツエクの施術時間。今回は施術の装着時間をメインにしたコンテンツでしたが、オフの仕方などにも時間の差は多く表れます。アイリストとして次のレベルに成長するためには、全体の施術時間のスピードも意識したいですね。よりお客様に満足してもらえるような施術を目指していきましょう。
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