マツエクで“透明感のある表情”を作る!エクステ選定とカラーへのこだわりに注目しよう
“透明感のある表情”を持つ人は、初対面の人から好印象を持たれたり、周りの人から親しみやすいと感じてもらえたりするものです。メイクやヘアスタイルで透明感を出すのももちろんアリですが、マツエクでお客様の求める“透明感”を実現する方法も考えてみませんか?今回は「マツエクで透明感のある表情を作る」をテーマに、エクステ選定やカラーへのこだわりなど、注目すべきポイントを考えていきましょう。※お写真は@yuyumei125 さんより
透明感のあるってどんな人?
まずは透明感のある人が持つ特徴を見ていきましょう。
- 肌がきれい、くすみがない
- 歯並びがいい、歯が白い
- 清潔感のある服装
- 細すぎず太すぎず、健康的なスタイル
- 髪にツヤがある、サラサラ
- メイクやネイルがナチュラル
透明感のある人は、こちらに挙げたような特徴を持っています。どれも見た目に関係する特徴ですが、周りの人が一目で判断できるものばかり。透明感を実現させるために、日々の手入れを怠らない、個性よりも周りの人から見たときの印象を重視している、といった要素を気遣っているものです。
ここで、いくつか挙げた特徴の中からメイクに注目してみましょう。メイクはその人の印象を決める要素のひとつで、メイクの仕方次第で周りの人からの印象は変わります。ヘアスタイルや服装よりも見た目の印象に大きく影響するメイクは、透明感を求める人にとって見直すべきポイントと言えるのです。透明感を求めるならナチュラルメイクを心掛けることが大切ですが、単にメイクを薄くするだけでは表情がぼやけてしまうことも。目元だけ、口元だけ、といったどこか1つのパーツのみを強調することが、透明感を引き立たせるメイクのコツです。
マツエクをつけると目元に視線が集まるので、他のパーツはナチュラルメイクを意識するのが◎です。とはいえ、マツエクつけてますとひと目でわかるようなマツエクデザインを選ぶと、目元が強調されすぎて透明感のあるイメージとはかけ離れてしまいます。透明感とマツエクを上手くかけ合わせる、エクステ選定へのこだわりについて次の見出しで考えていきましょう。
【透明感アップのポイントその1】エクステの選定にこだわる
マツエクの仕上がりには、本数や太さ、カールなどが影響します。
- 本数
- 太さ
- 長さ
- カール
- 毛質
これらの要素が組み合わさることによって、どんなマツエクに仕上がるかが決まります。透明感のある表情を作るにはナチュラルさが欠かせないので、やりすぎないことを意識した提案を心掛けましょう。
エクステが密になりすぎない本数を選ぶ
エクステの本数については、お客様の目に合った本数を提案できるかどうかがポイント。目の形や目幅、自まつげの本数は人それぞれ違うものなので、同じ本数のエクステをつけたとしても仕上がりの印象には差が出ます。本数で透明感アップを狙うには、瞳に適度な光が入る本数を導き出すことが大切です。
こちらの画像を例に見てみましょう。上は下に比べて装着本数が多く、エクステが密になり瞳に光が入りにくくなっています。一方、下は瞳に光が入ってキラキラと輝いて見えますよね。瞳に光が入ることで目元が明るく見え、表情に透明感がプラスされることになります。「エクステの間隔が適度に空いて瞳に光が入るには何本がいいのか?」とお客様の目に合った本数を導き出す必要があります。
自まつげの太さに合わせて選ぶ
エクステの太さは0.1mmから0.25mmまでの6種類が基本です。まずは、それぞれの太さによる印象の違いを見てみましょう。
0.1~0.12mm |
エクステの中で最も自まつげに近い太さ。すっぴんでも顔になじみやすく、普段マスカラを塗らないお客様におすすめ。 |
0.15mm |
マスカラを塗ったときのようなボリューム感が出る太さ。普段からマスカラをしっかり塗るお客様におすすめ。 |
0.18~0.25mm |
つけまつげのような太さ。ボリュームや濃さを出したいお客様におすすめ。 |
この中で透明感アップを狙えるおすすめの太さは0.15mm以下です。本数と同じくお客様の自まつげに合わせることも大切ですが、もともと自まつげが太いお客様でも0.18~0.25mmのエクステを装着すると目元がしっかりと強調されてしまいます。また、自まつげの細いお客様に太いエクステをつけると不自然に見えることを考えても、太すぎるエクステの選定はおすすめできません。
太いエクステは密集しやすく、光を遮ることも。お客様の自まつげとのバランス、光の入り方に注目してお客様にとってのベストな太さを選定しましょう。
長さ、カール、毛質もナチュラルを意識
長さとカールについても、お客様の目に合わせることを意識しましょう。自まつげとの差があまり出ない長さとカールのエクステを選び、ナチュラルに見せることがポイントです。
毛質については、種類ごとの特徴を見るとわかりやすいでしょう。
シルク |
エクステの中では最もポピュラーな種類。人工毛で硬いためカールのモチはいいほうだが、着け心地がゴワつくことも。単価が安い。 |
ミンク |
シルクよりもやわらかい毛質。自まつげになじみやすく、着けたときの違和感が少ない。 |
セーブル |
エクステの中では最高品質。人毛で作られ、不自然な光沢感がない。ミンクよりもさらに自まつげになじみやすい。 |
透明感のことを考えるなら、ミンクやセーブルのような自まつげになじむ毛質がおすすめです。
エクステ選定においては、お客様の目に合わせることが基本です。自まつげとの差があまり出ないように、ナチュラルに見えるエクステの提案が透明感アップにつながりますよ。
【透明感アップのポイントその2】カラーにこだわる
透明感のある表情を作るには、エクステのカラーにこだわることも忘れずに。カラーエクステを使っていても自まつげのようになじんでいる、髪色と合わせる、といった点がポイントになります。インスタからおすすめのカラー例を見てみましょう。
画像元 :@yuyumei125さん
暗めトーンの髪色になじむやわらかい色味のショコラブラウン。ブラックよりもやさしげな目元に見えるぶん、表情の透明感アップにつながります。ブラウン系はカラーエクステに挑戦したことのないお客様でも挑戦しやすいカラーですよ。
画像元 :@yuyumei125さん
こちらはオレンジブラウンやライトブラウンなど、ブラウン系のカラーエクステをミックスしたデザイン。明るめトーンの髪色に合わせてエクステの色味も変えれば、自然になじんで透明感アップを狙えます。
画像元 :@ninaeyelashさん
透明感アップにはグレー系のカラーエクステもおすすめです。グレーの入ったアッシュやベージュの髪色のお客様になじみます。
画像元 :@ninaeyelashさん
オリーブ系の髪色のお客様なら、カーキのカラーエクステもアリ。ブラウン系のカラーエクステと組み合わせるとよりなじむこともあるので、お客様の髪色とのバランスに注目しましょう。
まとめ
透明感のある表情を作るには、エクステ選定とカラーへのこだわりが欠かせません。「お客様に自然になじんで透明感をアップさせられる本数や長さは?」「髪色と合わせたほうが目元の印象がやわらかくなって透明感を出せるかも」など、ヒアリングの中でお客様にぴったりな提案を考えてみましょう。200310Ehn