【画像で解説】下まつげエクステあるある「装着後、テープを剥がすときに当たってバラける」現象を解消しよう

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高い技術を必要とする下まつげエクステの施術。施術中に、下まつげならではの難しさを感じる場面も多いですよね。今回Beauté読者様 より「下まつげエクステ装着後、剥がそうとしたテープがマツエクに当たってしまい、バラけてしまうことがある。解決法を教えてほしい!」というご意見をいただきました。“あるある”と頷いているアイリストも多いはず!そこで、完成した下まつげエクステに接触させずにテープを剥がすアイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

下まつげエクステの施術あるある

マツエクといえば、上まつげへの装着が圧倒的に人気ですが、下まつげエクステも一定のユーザーから強い支持を得ています。では、下まつげエクステを装着すると、どのような効果が得られるのでしょうか?下まつげエクステの魅力を再確認してみましょう。

下まつげエクステの美容効果まとめ

下まつげにエクステを装着すると、以下のような美容効果が期待できます。

  • 自然なボリュームアップ効果

 →上下のまつげのバランスがそろい、ナチュラルかつ華やかな目元を演出!

  • 目力アップ効果

 →上まつげだけよりも黒目が強調される。

  • 小顔効果

 →下まぶたのラインが下がることより、顔全体の目の大きさの比率が変わり相対的に顔が小さく見える。

  • メイク時間短縮効果

 →アイラインやマスカラが不要になることによる効果。

  • パンダ目・メイク崩れ防止効果

 →アイラインやマスカラが不要になることによる効果。


このように、下まつげエクステはお客様にとってさまざまな美容効果があります。また、お店にとっても上下のまつげへの施術をオーダーいただくことにより、客単価アップを狙えることも大きなメリット。そのため、なるべく多くのお客様に下まつげエクステをご提案したいところ。
しかし、高い施術技術が必要な下まつげへの施術に、苦手意識を持っているアイリストも多いのではないでしょうか。

意外と難しい!下まつげエクステのテープ剥がし

当然ながら、下まつげは上まつげとは、毛の生え方や構造が異なります。そのため、上まつげと同じように施術を行うことはできません。また下まつげは毛が短い=粘膜に近い場所での作業になるため、より高い安全意識を持って施術に臨むことが大切です。

下まつげの施術において、特に重要なポイントとなるのが“テープワーク”です。テープ貼りさえ上手くできれば、エクステの装着作業をスムーズに進めることができるでしょう。過去にBeautéでも、下まつげエクステのテープ貼りのコツをまとめているのでぜひ参考にしてください。

しかし大切なのは、テープ貼りとエクステの装着だけではありません。実は、下まつげエクステのテープ剥がしも意外と難しいのです。なぜなら、下まつげは上まつげに比べて皮膚との距離が近いから。特に下まつげが寝ているタイプの方の場合、まつげと皮膚との距離は非常に近くなります。そのため、上まつげの場合と同じようにテープを剥がすと、下まつげにテープが当たってしまいます。同じ経験をされている現役のアイリストさんも多いようで、中にはテープが装着したエクステに当たり、まつげがバラけてしまったなんて声も…。
では、下まつげのテープはどのように剥がすのが適切なのでしょうか?

ポイント画像解説! テープの上手な剥がし方

下まつげエクステ施術あるあるのひとつ、「装着後、テープを剥がすときに当たってバラける」。この“あるある”を解消するおすすめのテープの剥がし方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

NG例を確認!上まぶたと同じように剥がしてはダメ

エクステの装着が完了し、テープを剥がすときには、テープの角にツイザーの先端を挿入して挟みます。そしてツイザーを横へスライドさせるように、テープを剥がしていくのが一般的な方法。皮膚への刺激を最小限に抑えるため、ゆっくりと丁寧に剥がしていくのがポイントです。上まぶたを固定していたテープを剥がす際には、この剥がし方でOK!

【NG例】装着したエクステにテープが当たっている

しかし下まぶたの場合、上まぶたと同じ要領でテープを剥がしてしまうとツイザーやテープが装着したエクステに当たってしまいます。当然ながら、装着直後はグルーが完全に硬化していないため、物理的な刺激を与えるのはNG!テープやツイザーがエクステに当たらないよう工夫が必要になります。

【画像で解説】下まつげエクステにテープを接触させずに剥がす方法

装着したエクステとテープの接触を防ぐには、1度に剥がすのではなく、2ステップで剥がすのがおすすめです。

ステップ1:頬側から“下まつげのキワの接着面だけ残して”テープを剥がす

まず、頬側(下側)のテープの端にツイザーを差し込みます。そして、額の方向(上側)に向かってゆっくりとテープ剥がしていきます。ポイントは、テープを全て剥がしてしまうのではなく、下まぶたのキワだけ剥がさずに残すこと
テープを剥がさずに残す接着面の範囲は、上部の画像で色を付けている部分を目安にしてください。このときツイザーを持ち上げすぎると、テープがエクステに接触してしまう恐れがあります。まつげの生えグセや立ち上がりの角度、装着したエクステの長さなどを考慮し、動かすツイザーの角度を調整しましょう。

ステップ2:頬側に向かって引っ張るようにテープを剥がす

上部の画像のように、矢印の方向(頬側)へ向かって引っ張るように剥がします。すると、エクステに接触することなくテープを剥がすことができます。
このとき、頬のラインに沿うようにツイザーを動かすのがポイント!また、ステップ1のときに残した接着面の範囲が大きすぎると、ステップ2で下まぶたの皮膚が必要以上に引っ張られ、皮膚にダメージを与えてしまう可能性もあります。そのため、ステップ1ではまつげのキワ部分だけを残し、それ以外の部分はしっかりと剥がしておくことが大切です。

まとめ

下まつげエクステ施術時の「装着後、テープを剥がすときに当たってバラける」というあるあるを解決すべく、おすすめのテープの剥がし方をご紹介しました。何度か実践すれば、ステップ1のまつげのキワに残す接着面の適切な範囲や、ステップ2の頬側へテープを引っ張る適切な角度がつかめると思います。まずは、サロンのスタッフ同士で剥がし方の練習をしてみてくださいね。200307Euk

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