マツエクサロンの施術方法解説/目元パックがうまく貼れない!どうやって貼ってる?
マツエクサロンで使う目元パックは、目の下の保湿だけでなく、アンダーテープの代用品にもなる便利アイテム。実際に使っているサロンも多いでしょう。しかし、目元パックがうまく貼れなくていつも手間取っているという人はいませんか?実は、貼り方のコツさえつかめれば、ものの1分ほどで貼れるようになるんです。そこで今回は目元パックの貼り方やコツについて、画像つきで紹介していきます。
目元パックについておさらい!
目元パックは、目元ケアアイテムとしての用途だけでなく、アンダーテープの代わりになる優れもの。まずは、その役割についておさらいしていきましょう。
目元パックの役割はどんなもの?
目元パックの役割は大きく2つあります。マツエク施術中の下まつげの保護と、目元の乾燥やクマ・シワのケアです。下まつげの保護としての役割では、目元パックの白色で黒いまつげが見やすくなり施術がしやすくなるというメリットがあります。
サロンによって違いますが、通常使用しているテープは医療用のサージカルテープ。肌にやさしく作られていますが、目元周辺の皮膚は手足に比べると薄く敏感です。そのためテープかぶれを起こしたり、はがすときお客様が痛いと感じてしまったりとデメリットもあります。
そんなときに目元パックをアンダーテープの代わりに使うと、かぶれの心配もなく、テープをはがすときも痛いと感じにくいので、施術中もゆったり過ごしてもらえるでしょう。
目元パックを使うサロンのメリット
サロン側が目元パックを導入するメリットは、時間をかけずに単価アップができるということ。お客様の目元への負担を軽減させながら施術ができ、施術もしやすくなるというメリットはもちろんありますが、オプションとしてメニューに追加することで、単価アップが期待できます。
別のオプションと比べて目元パックは準備や装着に時間がかかりません。また、施術時間に大きな変動もないので、次に予約されているお客様への心配も不要。
どこのサロンでも300円~500円くらいが相場となっているので、手軽にお試ししてもらいやすい価格帯。お客様も施術時間が長くならず施術しながらケアができるとあって、やってみたいと思う人が多いようです。
目元パックで注意することは?
お客様にとってもサロンにとっても良いことだらけの目元パックですが、ひとつだけ注意してほしいことがあります。
それはアレルギーの有無。目元パックにはコラーゲンなど美容成分が配合されているものが多いです。そのため、アレルギー体質のお客様の中には、まれにアレルギー症状を発症する場合があります。
こういったことを避けるためにお客様には事前にアレルギーの有無を確認し、注意事項を説明しておきましょう。またサロン内のPOPやホームページにも、注意事項を掲載しておくと良いですよ。
目元パックが難しいといわれる理由
目元パックは手軽に取り入れやすいオプションと紹介しましたが、新人アイリストにとっては難しい場合も。そこで、目元パックが難しいといわれる理由を見ていきましょう。
目元パックが大きくペラペラしていて貼りづらい
目元パックはアンダーテープと比べるとサイズも大きく、美容液成分配合で重さもあります。アンダーテープと同じような感覚で貼ろうと思うと、思うように貼れず目元パックがヨレたりずれてしまったりするでしょう。
お客様の目の形によって貼りにくい
目元のカーブは人によってさまざま。そのため、お客様によってまぶたのカーブが大きい人もいればカーブがほとんどないという人もいます。しかし目元パックの形はどれも同じ。
つまり、お客様の目元のカーブと目元パックのカーブが、どうすればフィットするのかを見極めなければいけないのです。少し工夫すれば簡単に貼れるものの、コツを知らなければ目元パックと格闘することとなるのでぜひマスターしておきたいですね。
目元パックの貼り方に失敗するとまつげのカーブが変わる
目元パックはまぶたに沿ってきれいに貼れていないと、まつげに当たることがあります。まつげに当たってしまうとまつげのカーブが変わってしまい、思ったマツエクの仕上がりにならないことも。
【画像解説】目元パックの貼り方のコツとは?
覚えておきたい目元パックの貼り方のコツを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目元パックの持ち方を工夫する
目元パックが大きくペラペラして貼りにくいという人は、持ち方を工夫しましょう。親指を支えにして、目元パックの後ろから人差し指と中指、または薬指で支えると安定しやすいです。
これだけでグッと持ちやすくなったという人もいるはず。何度か練習すれば、この持ち方にも慣れるでしょう。
目元パックの裏のシートを活用する
手で持つだけではまだまだ不安定で難しいという人もいるかもしれません。そんなときは、目元パックの裏に貼ってあったシートを活用するのがおすすめです。
裏に貼ってあったシートをちょうど良いサイズに切って、目元パックの支えとして使いましょう。シートが下敷きのような働きをして、貼りやすくなります。
まぶたのカーブを確認する
人 によってまぶたのカーブが違って目元パックが貼りにくいという人は、事前に上まぶたのカーブと目元パックのカーブを合わせてどの位置に貼ったら良いか確認しましょう。そうしておくとスムーズに貼れますよ。
上まぶたのカーブと目元パックのカーブが合っていないと、目元パックが貼れているところと貼れていない場所が出てきてしまいます。そうすると、肌色部分が多くなり自まつげの生え際が見えづらくなるので施術しにくくなることも。
しっかり貼れていれば、目元パックの白色効果で生え際が見えやすくなり、施術もスピーディーになるかもしれません。
もし目元パックだけで下まつげの固定ができなかったり、まぶたのカーブと合わず施術しにくかったりするのであれば、アンダーテープも併用すると施術しやすくなるでしょう。
目元パックに切れ目を入れる
目元パックはまぶたのカーブだけでなく、骨格との相性もあります。まぶたのカーブに合わせて貼ったものの目元パックが浮いてしまうという場合は、頬骨の位置でカットして浮かないように沿わせて貼りましょう。写真の目尻側の切り取り線が目安です。
ほかにも、目元パックが大きすぎて貼りにくいという場合は、目尻側をカットして目元パックを小さくするのもおすすめ。写真でいうと目頭側の切り取り線が目安となります。
まとめ
目元パックはテープかぶれを防ぎ目元の保湿もしっかりできるとあって、マツエクサロンでぜひ取り入れていきたいサービスです。ちょっとしたコツさえ押さえてしまえば、新人アイリストも簡単に貼れるようになるでしょう。
サロン全体で目元パックの貼り方や不安に思っていることなどを共有し、解決しておくと良いですよ。またオプションメニューで目元パックを準備しているサロンでは、お客様への提案例なども共有しておきましょう。
「通常はこちらのアンダーテープを使用するのですが、目元の乾燥やクマなどをケアしながら施術できる目元パックもご用意しております。オプションメニューで○○円となっておりますが、試してみられますか?」など、目元パックの意味と料金を伝えられると良いですね。目元パックの貼り方をマスターして、お客様にどんどん広めていきましょう。200416Eyn
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