技術面だけじゃない。サロンの多角的アピール方法は、ビジネス本から入手せよ!

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マツエクサロンを経営するうえでアイリストの技術力が集客の重要なアピールポイントになることは当然のことかと思います。
しかし、その店独自の営業スタイルを確立した特色あるマツエクサロンが増えている現在、技術力だけでアピールを行うことは、ときに厳しいこともある…というのが本音ではないでしょうか。そこでBeautéが提案したいのは、「技術力以外の面のスキルアップを図ろう!」ということ。ネットの世界でもサロン経営に関する情報を収集することはできますが、出版されているビジネス本の中にもたくさんのヒントが隠されています。
そこで今回は、「今後どうやって経営戦略を立てていけば良いのか?」とお悩みのサロンオーナーやアイリストにぜひ読んでほしい、おすすめのビジネス本をジャンル別に紹介します。

数あるサロンの中で生き残るためには、技術力以外でのアピールが必要!本を読んで知識を深めよう

マツエクサロンは全国にあり、マツエクだけに特化したマツエク専用サロンは現在も増加し続けています。また、オーナーの得意分野に特化した特色のあるサロンも増えています。
サロン数が増える現状に比例して、お客様のマツエクサロン利用率も年々上昇しています。(株)リクルートライフスタイルが美容業界の傾向や市場調査などを行い、さまざまな資料や情報を発表している「HOT PEPPER Beauty Academy(参考:https://hba.beauty.hotpepper.jp/」。こちらのサイトにて公開された、アイビューティーサロンの実態を調査・研究した「美容センサス2020年上期」では、20代女性のアイサロン利用率は4年連続でアップしているという結果が出ています。(出典:https://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2020/06/F_eye_census_202006.pdf
この調査結果からもマツエクサロンに対する需要は高まっていることが分かり、需要に伴って今後もサロンの数は増えていくことが想定されます。
しかし、需要が高まっているからといって安心するのは早計です。サロン数が増えるということは、つまり競合相手が増えるということ。技術力のあるマツエクサロンも増えていく中で、単純に技術力が素晴らしいことだけを伝え続けてもお客様に継続して来店し続けて頂くことは難しくなるでしょう。技術力にプラスして他のサロンとの差別化を図らないことには、多くのサロンの中で埋もれてしまうことに…。技術力以外にも、何か強みを持つことが重要となってきます。
過去にもBeautéでは、技術力以外でもサロン経営のスキルアップを希望するアイリストのために、さまざまな事例やアイデアを紹介してきましたが、今回はビジネス本に着目します。ビジネス本からヒントを得て技術力以外で自サロンの魅力を高める経営手法を身につけましょう!

サロンのイメージアップに!トーク力やスキルアップが叶う本

マツエクサロンも大分類で見れば接客業の一つ。接客業にはコミュニケーションスキルやビジネスマナーが必須です。それらのスキルの向上に役立つ本をご紹介します。

『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』/著:野口 敏

出典:Amazon

お客様と一対一で施術するアイリストには、トーク力は必要不可欠。お客様がどんなことに興味があり、どんな会話を望んでいるのか。どうしたら施術中を快適に過ごしていただけるか、とことん追求することで、結果的に「このアイリストさんは話していて楽しい!」と思ってもらえるかもしれません!
上手な会話のコツや改善ポイントなど、「会話がなかなか広げられない…」と悩んでいるアイリストにおすすめの本です。「技術力も高い上に、話も面白い!ためになる!だからあのサロンに行きたい!」と思ってもらえることを目指しましょう!

▶『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』/著:野口 敏

『人気サロンに学ぶなぜかまた会いたくなる魔法のカウンセリング』/著:小野 浩二

出典:Amazon

カウンセリングを重要視している美容サロンも多いと思います。こちらの本では、エステサロンのカウンセリングを例にとり、お客様が何を求めているのかを理解する“寄り添った提案のコツ”などが掲載されています。カウンセリングの内容だけではなく、会話やサロンの環境などを見直すきっかけになるような本です。「あのアイリストさんは私のことをすごく理解してくれている!」と思ってもらえるサロンになれるかもしれません。

▶『人気サロンに学ぶなぜかまた会いたくなる魔法のカウンセリング』/著:小野 浩二

『起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン』/著:今城 裕実

出典:Amazon

本書はSNSという集客ツールの使い方を改めて学べる本です。
TwitterやInstagramのアカウントを所持しているサロンは多いですよね。お客様もサロンのSNSをよく見ていて、目を引く投稿をきっかけに来店してくださるようになった、という事例も増えてきているため、ぜひとも力を入れたいところ。
また、リピーターに対しアピールしていくことは大切ではありますが、新規のお客様を獲得する際にも、手軽にイメージアップが図れるSNSは有効です。サロンの雰囲気が分かるような投稿や感じの良い文章などを心掛けましょう!他のサロンよりもPR力があり、効率よく集客できるサロンになれるかもしれません。

▶『起業家・フリーランスのための「ブログ・SNS集客」のキホン』/著:今城 裕実

サロン経営が改めて学べる!分かりやすく解説している経営ノウハウ本

サロンをどのように経営していくべきか、知りたい人もいるでしょう。そんな悩みにヒットする経営ノウハウが詰まった本を紹介します。

『1人サロン経営で月額100万円を実現する7つの秘策』/著:田村 聡

出典:Amazon

これさえ読めばOK!と数多くの高レビューを獲得しているサロン経営のノウハウ本です。「人気サロンになるには?」のハテナの部分に応えてくれ、著者の実践事例などを振り返りながら解説されているため、説得力ある内容となっています。
これからマツエクサロンを開業する人はもちろん、経営のイロハをもう一度勉強したい!という人にもおすすめの本です。

▶『1人サロン経営で月額100万円を実現する7つの秘策』/著:田村 聡

『マンガで学ぶ、解決できる 本当にあった美容室労務トラブル39』/著:船津 和繁

出典:髪書房

複数名スタッフが在籍しているサロン経営において、避けられない問題であるのが「労務に関するトラブル」。しかし、「いざ自分がその身になってみないと分からない!どう対応すれば良いの?」と不安に思っているアイリストも多いはず。
この本では、美容室で起きた労務トラブルを4つの分野に分けて詳しく解説。漫画形式で読めるため、難しくて避けがちな知識もスッと身につきます。トラブルが少なく、何かあったときもしっかり対応してくれるというサロンは採用などでもメリットになることでしょう。

▶『マンガで学ぶ、解決できる 本当にあった美容室労務トラブル39』/著:船津 和繁

サロン内装の参考に!インテリアデザインの知識が増やせる本

サロンの経営という面からみれば、サロンの内装に気を配ることも、とても大切です。快適なサロン空間やインテリアを勉強できる本を紹介します。

『カフェの空間学 世界のデザイン手法:Site specific cafe design』/著:加藤 匡毅、Puddle

出典:Amazon

こちらはカフェのインテリアデザインについての本ですが、接客業という点や「お客様第一に」という姿勢はマツエクサロンにも共通しているはず。
実際のカフェの写真とともに間取り図なども併せて掲載されているため、サロン内のレイアウトを考えるときに役立つ本です。おしゃれで洗練された雰囲気を技術力以外の集客の武器とするという経営戦略も、サロンでも非常に有効です。

▶『カフェの空間学 世界のデザイン手法:Site specific cafe design』/著:加藤 匡毅、Puddle

美容のプロが監修!美容室開業前に読んでおきたい本

これからマツエクサロンを開業する、もしくは独立する予定のある人におすすめの本を紹介します。

『最新 失敗しない美容室開業BOOK』/著:(株)ビューティガレージ サロン開業経営相談室

出典:BEAUTY GARAGE

あのマツエク商材で有名な「BEAUTY GARAGE(ビューティーガレージ)」が手掛けた本です。第一弾「失敗しない美容室開業BOOK」の好評を受け、第二弾として書籍化。サロンをこれから開業する人や、集客のノウハウ、経営のハウツーなどが載っています。また、人気サロンや海外に進出したサロンの成功例なども掲載しており、技術力以外の経営戦略をうまく活用し成功を収めている先人の知識が詰まった本といえるでしょう。開業予定の人以外も、きっとためになると思います。

▶『最新 失敗しない美容室開業BOOK』/著:(株)ビューティガレージ サロン開業経営相談室

ビジネス本からマツエクサロン経営のコツを学ぼう!

マツエクサロンの経営に役立つ本を、さまざまなジャンルから紹介しました。
今後はより多角的な視点での経営が必要となってきますが、どういったことに着目すべきで、どういった方法で自サロンの経営に取り入れていったら良いのか、分からない人も多いかもしれません。
不安になったときは、本などから知識や情報を得るのも一つの手。世にたくさん出版されているビジネス本から、今後の自分のため・サロンの未来のためになるようなヒントを見つけてみてくださいね。200619Eiy

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