アイリスト、お休み中何してる?インスタアンケートで聞いた「休みの日の過ごし方」
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出ていた期間は、サロン休業や自宅待機を余儀なくされていたアイリストも少なくないでしょう。現在、緊急事態宣言は解除されましたが、発症者は継続して出ており今後もどうなるか分からない状況です。そこで今回は、現役のアイリストを対象に自粛期間中どのように過ごしていたのか調査してみました。
インスタアンケートを実施!「自粛期間中って何してた?」
緊急事態宣言が出されていた期間中は、マツエクサロンの休業や自宅待機など、「お客様に施術できない…」「このままでは腕がなまってしまう…」というもどかしい日々が続いていたことでしょう。そんな自粛期間中に、アイリストの皆さんはどのように過ごしていたのでしょうか?
今回は、よりリアルな意見を集めるために、現役アイリストを対象に自粛期間中の過ごし方についてアンケートを実施しました。
【アンケート内容】
現役アイリストの皆さん「自粛期間中って何してた?」
【選択項目】
A:オンライン講座を受けた
B:自宅で自主練習した
C:インスタでホームケアアドバイスを発信
D:お客様にメールを送った
【アンケートの結果】
A:オンライン講座を受けた 約50%
B:自宅で自主練習した 約30%
C:インスタでホームケアアドバイスを発信
約15%
D:お客様にメールを送った 約10%
アンケートの結果から各項目の具体的な内容を紹介☆
アンケートの選択項目の内容についても詳しく見ていきましょう!
<オンライン講座を受けた>
今回のアンケートでは、「オンライン講座」を受けたというアイリストが約50%と最も多い結果となりました。
過去記事でも紹介していますが、業界最大手の商材メーカー松風がマツエク業界初の取り組みとして、在宅でオンライン学習ができる「松風eラーニング」というサービスを開始し話題を集めていましたよね。受講料も無料、資格やキャリアは問わず、美容業に従事している人ならどなたでも受講できるというのが魅力です。松風監修の教材資料も全て無料で閲覧、ダウンロードも可能。その他にも、松風発の「アイラインエクステ」が習得できる講座があるなど、全70講座の中から1日1講座ずつ進められる充実した内容となっています。
また、松風公式のYouTubeチャンネル「MatsukazeTV」も開設されました!フラットラッシュの比較やPOPの作り方まで魅力的な内容が盛りだくさん!ちょっとした隙間時間も有効活用できそうですよね。トータルで考えて、「お休み期間中にスキルアップしたい!」と考えるアイリストには最適の内容なのではないでしょうか。
<自宅で自主練習した>
自主練習についても、過去記事内でさまざまな形式で紹介してきました。自宅に居ながら施術の練習ができるアイテムは多数!定番であれば、目元パーツが別売りのマツエク専用のトレーニングウィッグセットや、練習用のマツエクセットなどがありますよね。
自粛期間中でなくても、数日間休んだだけで「なんだか少し手が遅くなったかも…」と感じたことがあるアイリストも少なくないのではないでしょうか。当然お休みの期間が長くなれば長くなるほどマツエクの技術力は低下します。特に懸念されるのが、マツエクの装着力や接着スピードなど。
過去記事でも紹介しているように、スピード力を低下させないためには「根気よく練習を続ける」こと。マツエクスクールでもよく行われる「タイムトライアル」などを実践し技術の低下を防ぎましょう。
<インスタ発信でホームケアアドバイス/お客様にメールを送った>
「インスタでホームケアアドバイスを発信」「お客様にメールを送った」という回答は、全体の約15%・約10%という結果になりました。
ホームケアアドバイスについては、過去記事ですでに取り上げていました。自粛期間中、サロンに来れなくなったお客様に向けてのホームケアアドバイスは、InstagramやTwitterなどのSNSだけでなく、サロンからのメルマガやメールからも発信可能です。
一般的な「マツエクをつけている際のホームケア」の他に、自粛期間中のお客様のまつげの状態に合わせて、「自まつげを育てる方法」「まつげ美容液の効果的な使い方」などの内容を個別でメールを送るというのもひとつの方法ですね。
過去記事では、SNSで人気のマツエクサロンについても紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
【体験談】サロンが続々と営業再開!自粛期間を経て変化したこと
緊急事態宣言も解除されてから、休業していたサロンも続々と営業を再開されましたね。実際に自粛期間を経て変化したことはあったのかアイリストさんの体験談も紹介しましょう!
「うちのサロンも休業が決まり長期間の自粛生活を余儀なくされていました。どう過ごそうかと考えていたときに、オンライン講座を見つけてすぐに申込み!今まで忙しくてなかなか時間が取れなかった苦手分野について勉強できたので良かったです。サロン再開後は、苦手を克服したことでお客様に対しても自信を持って施術できています」
「自宅待機になってから手がなまりそうと思い、新人時代を思い出して自主練に励むことにしました。実際にお客様には施術できないけど、練習をすることでマツエクがやっぱりわたしは好きなんだと再確認もできました。サロンが再開してからは、施術が楽しくて仕方がないです」
「休業が決まってサロンスタッフと何かできないかと話し合って、元々みんなで更新していたインスタでホームケアやまつげケアなどについて発信することにしました。実際に発信してみると、お客様からDMで直接相談をいただいたり、喜んでいただけることが多かったです。お会いできなかった期間もインスタでやり取りができたことで、再開したときに「いつもインスタ楽しみにしてました」と声を掛けてもらえてうれしかったです」
「お客様に休業期間中も定期的にケア方法のメールをお送りしてました。営業再開してから真っ先に来てくださったお客様からは「自粛期間中にメールありがとうね!」と言ってもらえて信頼関係を築けた気がしました」
などのエピソードがありました。自粛期間中の過ごし方を調査した結果、自宅に居ながらスキルアップできる講座や自主練習、またSNSやメールを使いお客様とのつながりを大切にする「未来につながる過ごし方」をしていたアイリストが多いことが分かりました。
まとめ
新型コロナウイルス対策で長い自粛期間がありましたが、それをきっかけに自宅に居ながらでもできることはいろいろあると気がついたアイリストも多かったのではないでしょうか。不測の事態だからこそ、お客様のことを考えて、未来のことを考えて地道に努力していた人が報われているように感じるアンケート結果でしたね。200509Eym