【2024年最新】今や定番!フラットラッシュの特徴や本数によるデザインの違いをおさらい
軽いつけ心地とモチの良さで人気を集めるフラットラッシュ。フラットラッシュ登場前は断面が丸いシングルラッシュが定番でしたが、現在は「マツエクといえばフラットラッシュ」という人も多く、定番メニューになっています。そこで今回は、フラットラッシュの特徴やメリット・デメリット、装着時の注意点や人気デザインまで、フラットラッシュについて丸ごとおさらいしていきましょう。
フラットラッシュの魅力を再確認!シングルラッシュとの違いは?
フラットラッシュとは、エクステの種類のひとつ。シングルラッシュと同様、1本の自まつげに1本のエクステをつける装着方法が基本です。ただし、形状や重さ、モチに違いがあります。
フラットラッシュの特徴①形状
出典:松風
シングルラッシュ(画像左)の断面は丸い形ですが、フラットラッシュ(画像右)はその名の通りフラット(平ら)な断面が特徴です。自まつげの根元にフィットしやすくなることで、装着したエクステが安定しやすくなります。また、薄くて平たい形状により、従来のマツエクにはない柔らかな手触りを実現。ソフトなつけ心地で違和感が少ないというお客様の声もあるようです。
また、フラットラッシュは各メーカーで形状に特色があります。同じフラットラッシュでも中央にくぼみがあるものやそうでないもの、毛先が2股に枝分かれしているものなど、さまざまな形状のものが販売されています。
フラットラッシュの主な形状とそれぞれの特徴は以下の通りです。
中央にくぼみがある |
くぼみに自まつげをフィットさせることができる(例:Miss eye d’or®「フラットマットラッシュ」) |
毛先が2股 |
ナチュラルな濃さになる(例:BL Lashes」) |
毛先が2股でない |
毛先までしっかり濃さが出るい |
根元のレーザー加工 |
グルーを塗布できる部分が広いの塗布部拡大(例:松風「 FLAT LASER」 ) |
断面がクローバー型 |
向きを調整して装着方法をコントロールすることができる 体積がおよそシングルラッシュと比べると体積がおよそ40%少ない減(例:アンジェリスタ「クローバーフラットラッシュ」)) |
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シングルラッシュでは密着度を高めるために上付けや下付け、横付けや絡め付けなどさまざまな装着方法があります。その点、現在の主流である中央にくぼみのあるタイプのフラットラッシュでは、装着方法は上付けか下付けの2種類のみ。ただし、その特徴的なフラット形状によって密着度を担保することができます
フラットラッシュの特徴②軽量
シングルラッシュと同じ幅ですが、断面積はシングルラッシュの1/3程度と小さくなっている分、フラットラッシュの方が軽量です。エクステは軽ければ軽いほど自まつげへの負担が軽減されるため、自まつげが細くてマツエクが安定しにくかった人や、エクステの重さに違和感がある人にも支持されています。また、軽量かつフィットしやすい形状により、装着したときにエクステが自まつげに沿いやすいのも特徴です。
フラットラッシュの特徴③モチの良さ
グルーの接着面の広さが、モチの良さを左右するポイントです。断面の丸いシングルラッシュは。断面が平たい分、接着面を多く確保できることが、フラットラッシュのモチの良さの理由です。
出典:松風
また、厚みが薄い分、外から引っかかる力がかかりにくくなり、マツエクが取れにくくなることも、モチの良さにつながっています。
フラットラッシュのメリットとデメリット
出典:@tienie_eyelashさん
フラットラッシュのメリットとデメリットは、以下のような点が挙げられます。
◆軽量で柔らかく自まつげへの負担が少ない
◆接着面積が広く密着度が増すためモチが良い
◆根元が自まつげにフィットするため、安定感があり倒れにくい
フラットラッシュの大きなメリットは、軽量さとモチの良さ。本数を増やしても負担になりにくいため、自まつげが細い・短い人や、たくさん装着して目元にボリュームを出したい人におすすめです。しっかり自まつげにフィットするため安定感があり、モチも良いのでお客様にも満足してもらいやすいでしょう。
◆シングルラッシュに比べると熱に弱い
◆薄いのでカールが落ちやすい
フラットラッシュの形状は、シングルラッシュに比べると熱に弱いという特徴があります。熱に当たるとカールが緩くなってしまうため、「Cカールで装着したはずが、いつの間にかカールが目立たなくなっていた」ということもあるでしょう。今までシングルラッシュを装着していた方には、熱に弱い点をお伝えしておくと良いかもしれません
【2024年最新】フラットラッシュの動向は?
出典:@tienie_eyelash さん
現在はフラットラッシュのバリエーションも豊富!
登場した頃、カラーは定番のブラックとブラウンしか選択肢がなかったフラットラッシュですが、現在はたくさんのカラーラインナップがあります。例えば『松風』の「NUMERO(ヌメロ)」は業界最多の(2023年11月現在)というカラーラインナップが特徴。個性をもっと自由に楽しめる、今の時代にマッチするカラーフラットラッシュがそろっています。また、『Miss eye d’or®』の「ロイッシュカラー」は、どこかくすみ感があるカラーラインナップ。派手になりすぎないおしゃれな目元を演出します。
自まつげ1本に対して1本のフラットラッシュを装着するため、太さは自まつげと同じくらいの0.15~0.2mmが基本です。最近は目頭など自まつげが細い部分にちょうど良い0.12mmや0.10mmのフラットラッシュも登場しており、デザインの幅も広がっています。
▷『松風』の「NUMERO」についてはこちらの記事もチェック!
▷『Miss eye d’or®』の「ロイッシュカラー」についてはこちらの記事もチェック!
ラッシュリフトとマツエクの同時施術にフラットラッシュが最適!
最近はマツエクメニューに加え、自まつげを上向きにするラッシュリフトメニューも人気です。両方のメリットが得られるラッシュリフトとマツエクの同時施術をメニューに導入しているサロンも多いよう。
ラッシュリフトとマツエクの同時施術には、フラットラッシュがおすすめです。ラッシュリフトのあとの自まつげは少なからずダメージを受けています。軽量なフラットラッシュなら、自まつげへの負担軽減にもなるでしょう。硬化不良が起きないようアルカリ処理を行ってからエクステを装着しますが、マツエクのみの施術と比べるとどうしても取れやすくなってしまいます。接着面が広く取れるフラットラッシュならモチも良くなりやすいでしょう。
料金設定はシングルラッシュと同等もしくは少し高め
以前はエクステの価格が高かったこともあり、シングルラッシュよりもフラットラッシュの方が料金設定を高くしているサロンがほとんどでした。しかし、現在はたくさんのメーカーがフラットラッシュを発売しており、料金の幅もさまざま。それに伴い、シングルラッシュと同じか少し高い料金設定にしているサロンが多いよう。シングルラッシュとの値段差がそうないのが現状です。
▷同時施術についてはこちらの過去記事がおすすめ!
【本数別】フラットラッシュのデザインをチェック!
【100本】束感仕上げが今っぽい!
出典:@tienie_eyelashさん
フラットラッシュ100本を装着したデザイン。黒目の上を長めにしているので、目の丸みが際立ちます。コーティングで束感仕上げにするのが、今のトレンド。本数は多くなくても、目力を感じるデザインです。
【120本】目幅によっては自まつげ+αのナチュラル感に
出典:@iamai_0220さん
こちらの方はフラットラッシュ120本を装着していますが、目幅が広いので濃くなりすぎずナチュラルな印象に。目幅に応じて本数やデザインを提案するのも重要なポイントです。マツエクでもナチュラルにしたいという希望を叶えることができます。
【120本】フラットラッシュ×ボリュームラッシュもあり
出典:@tienie_eyelashさん
カラーで印象を操作できるのも、マツエクの楽しみ方のひとつ。こちらは暖色カラーのオレンジを装着したデザイン。ボリュームラッシュとフラットラッシュをミックスし、120本装着しています。ミックスすることで自まつげが少ない部分を調整でき、バランスの良い仕上がりに。
【140本】フサフサで濃く!自まつげにはないボリューム感
出典:@eyeplus.designさん
フラットラッシュを140本装着したデザイン。自まつげにはないボリューム感が、マツエクの大きな魅力です。ブラックを選べば濃さもしっかり出て、印象的な目元になりますね。
【140本】アクセントのホワイトがおしゃれ度を高める
出典:@tienie_eyelashさん
上まつげにフラットラッシュを140本装着し、下まつげにシングルラッシュをつけたデザイン。ブラウンをベースにして、ハイライトカラーの白をバランス良く配置。白を加えるとよりおしゃれな印象になります。
▷マツエクデザインについてはこちらもチェックしてみてください!
まとめ
軽量でモチが良いフラットラッシュは、今やマツエクメニューの定番にもなっています。さまざまなメーカーからフラットラッシュが販売されており、形状やカラーなど種類も豊富。それに伴いデザインの幅も広がりを見せています。フラットラッシュの良さを再確認して、お客様満足度を高める提案につなげてみてはいかがでしょうか。
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