色素薄い系メイクに似合うマツエクデザイン
はかなげで透明感ある印象の「色素薄い系メイク」は、年代を問わず人気が高いメイク法です。一点豪華主義よりも全体的な調和がカギをにぎるメイク法のため、色素薄い系メイクが好きなお客様には、顔全体で統一感が出やすいマツエクデザインの提案は喜ばれるでしょう。そこで今回は、色素薄い系メイクに似合うマツエクデザインやアイテムについて見ていきますよ。
色素薄い系メイクのポイントとは?
出典:@tienie_eyelashさん
色素薄い系メイクのカギは 透明感です。透き通るような質感に仕上げるためには、肌カラータイプに合わせた下地やファンデーション、カラーアイテム選びが大切です。色素薄い系メイクの3つのポイントを見ていきましょう。
ポイント1.透明感あるベースメイクづくり
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透明感を出したいときにベースメイクで使う下地とフェイスパウダーの色は、パーソナルカラーがイエローベースか、ブルーベースかで異なります。イエベタイプは「パープル」や「ブルー」、ブルべタイプは「パールピンク」や「パールホワイト」を選ぶと透明感が出やすいでしょう。また、ファンデーションは肌質を問わず、マットタイプよりもツヤタイプがおすすめです。そのため、パウダータイプよりもリキッドやクリームタイプのほうが質感が出やすくなりますよ。
ポイント2.肌なじみの良い色選びで全体的な統一感を出す
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色素薄い系メイクは、全体的な統一感も欠かせません。どこか1ヶ所が目立つよりも、すべてのパーツの強弱バランスを整えていくことが大切です。そのため、ポイントメイクで使うカラーアイテムも、「肌にもともとある血色に近い色」を選ぶと肌なじみ良く仕上がります。イエベタイプはコーラル系、ブルべタイプはピンク系がおすすめです。マツエクデザインを考えるときには、お客様がご来店時にしているメイクも参考になります。色素薄い系メイクでもアイラインをしっかりと引いているお客様の場合は、ある程度目のキワに密度があったほうが安心しやすいかもしれません。また、アイリストから見て目の印象が強すぎると感じるときには、やや控えめな色やデザインを提案してみても良いでしょう。
ポイント3.眉毛はブラウン系アイテムで存在感を弱める
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顔の中で黒の印象が強いパーツは、眉毛・瞳・まつげの3ヶ所です。中でも、眉毛はとくに黒の印象が出やすいため、ブラウン系の眉マスカラなどを使いながら存在感を弱めたほうが効果的です。お客様によって眉毛の毛量や濃さは異なるため、色素薄い系メイクを目指しながらも眉毛の印象が強い場合は、まつげも眉と同程度か少し弱い位の印象にしておくとバランス良く仕上がるでしょう。
色素薄い系メイクにはブラウン系のマツエクがおすすめ
色素薄い系メイクにはブラウン系のマツエクがおすすめです。中でも、人のまつげに近いといわれる「セーブル毛」やしなやかで軽い「フラットラッシュ」を選ぶと印象が作りやすくなります。色素薄い系メイクに合わせやすいアイテムをチェックしていきましょう!
プレミアムセーブルシングル ラテブラウン|Angelic
色素薄い系メイクをするときはまつげにもエアリー感を出すため、細めのマツエクがおすすめです。『Angelic(アンジェリック)』の「プレミアムセーブルシングル ラテブラウン」は太さが0.1mmと0.15mmで選べ、光に当たると抜け感あるブラウンの色合いが特徴的です。肌からも浮きにくい色合いで、すべてカラーマツエクで仕上げたいお客様にも人気が高いアイテムですよ。太さ0.1mmと0.15mmの2つをMIXしても綺麗に仕上がります。
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フラットスーパーマット限定ブラウン モルダバイト|松風
出典:松風
『松風』から新しく発売された「フラットスーパーマット限定ブラウン」は、モルダバイトを含む5色のブラウン系マツエクのラインナップがあります。それぞれ赤み・黄み・緑み・青み・紫みをおびたブラウンが揃っているため、イエベとブルべのどちらの肌タイプにも合わせやすいことも特徴的です。太さは0.15mmで、1色使いも可能ですが、MIXすることで細かなニュアンスを出すことも可能。お客様が希望するイメージに合わせてよりデザインの幅を広げられるアイテムです。
フラットスーパーマット限定ブラウン モルダバイトについて詳しくはこちら
【オードリーコレクション】フラットマットラッシュ シアーブラウン|Miss eye d’or
『Miss eye d’or(ミスアイドール)』から発売の「【オードリーコレクション】フラットマットラッシュ」のベーシックカラーのひとつが「シアーブラウン」です。明るい色味でしっかりと発色するため、1カラーで仕上げるとまつげの存在感がやわらぎ、色素薄い系メイクの印象にも合わせやすくなります。また、同シリーズのブラックやダークブラウンとMIXして使うのもおすすめ。少量加えるだけでもおしゃれ感が出やすいこともポイントです。太さは0.15mmと0.20mm、長さは6~15mmから選べますよ。
【オードリーコレクション】フラットマットラッシュ シアーブラウンについて詳しくはこちら
【オードリーコレクション】フラットマットラッシュ ディープルージュ|Miss eye d’or
ミスアイドールのオードリーシリーズから2020年4月30日に登場した「ロイッシュカラー」のひとつが「ディープルージュ」です。落ち着いた色合いのため、年齢問わず使いやすいブラウン系アイテムです。目元に赤みが加わると温かみのある印象を演出できるため、色素薄い系メイクにやわらかさをプラスできますよ。くすみがあり肌に溶け込みやすいアイテムのため、カラーマツエクにチャレンジしたいけれど不安というお客様でもおすすめしやすい色合いです。
【オードリーコレクション】フラットマットラッシュ ディープルージュについて詳しくはこちら
FFMatte 4色ブラウン下まつげMIX(Aタイプ)|FLAP EYELASHES
『FLAP EYELASHES(フラップアイラッシュ)』から発売の「FFMatte 4色ブラウン下まつげMIX(Aタイプ)」は、下まつげ用のブラウン系マツエクです。長さ5~7mmのダーク・レッド・チョコ・ライトブラウンの4色のミックスで、フラットラッシュセーブルの毛質は従来のセーブルよりも30%軽いつけ心地を叶えてくれます。まつげの上下にカラーマツエクを加えるとメイクでの統一感もUPするため、色素薄い系メイクをしたいお客様にもおすすめのアイテムです。上下で若干色合いを変えても可愛く仕上がりそうですね。
FFMatte 4色ブラウン下まつげMIX(Aタイプ)について詳しくはこちら
色素薄い系メイクに似合うマツエクデザイン5選
色素薄い系メイクで目指す可愛らしさやはかなさは、幼いイメージと思いがちですが、マツエクのデザイン次第でさまざまな演出が可能です。ここからは、色素薄い系メイクに似合うさまざまなマツエクデザインを見ていきましょう。
髪色に合わせたキュートデザイン
出典:@eyeplus.designさん
長さ9・10・11mmのCカール、チェリーブラウンとカーキブラウンの2色がMIXされたキュートなデザインです。お客様の丸みのある目元を生かすように、黒目の上に長さがあるデザインが特徴的ですね。また、色白で透明感あるブルべタイプの肌質をお持ちのお客様のため、赤みのあるマツエクも肌に溶け込みやすい印象です。絶妙に計算された髪色とのバランスの良さと統一感あるデザインは、色素薄い系メイクのときに参考にしたいですね。
目尻にかけてボリューム&長さのあるセクシーデザイン
出典:@eyeplus.designさん
長さ10・11・12mmのCCカール、オレンジブラウンのマツエクが使われている妖艶でセクシーなデザインです。バランスの良いアーモンドアイのすっきりとしたお客様の目元に、黒目の内側から目尻にかけて長さとボリュームがプラスされている点が印象的ですね。健康的なイエベタイプのお客様の肌質ともマッチした色合いで、眉よりも目元に視線が集まりやすいバランス設計も魅力的です。太さは0.15mm、本数は140本でデザインされていますよ。
3色ALLカラーマツエクの大人のキュートデザイン
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長さ10・11・12mmのCカール、カーキブラウン・ライトブラウン・オレンジブラウンがMIXされたALLカラーマツエク仕上げの大人キュートデザインです。黒目の上だけでなく、目尻の手前まで長さのあるマツエクが使われていることで、ゆるやかな流れのあるラインが生きている点が印象的です。落ち着いた大人女性のセクシーさと可愛らしさがMIXされており、お客様の雰囲気をさらに魅力的にしていることもポイントですね。
はかなさや可愛さも演出するタレ目デザイン
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長さ12mmのCカールとJカール、オレンジブラウンとカーキブラウンがMIXされたタレ目デザインです。色素薄い系メイクは、ボリュームよりも長さをしっかりと出したほうが雰囲気に合いやすく、先端にかけて細さや透明感あるマツエク選びが◎。また、目尻にかけてCカールからJカールへと変化していくことで、自然なアイラインが強調されていることも印象的なデザインです。
透けるような透明感が魅力のキュート&セクシーデザイン
出典:@eyeplus.designさん
長さ10・11・12mmのCカール、セーブル毛のオレンジブラウンとカーキブラウンがMIXされた透明感あるキュートでセクシーなデザインです。セーブル毛のやわらかな質感が、色素薄い系メイクのソフトさを引き立て、雰囲気をUPしてくれます。また、お客様の眉の流れや毛質にもマッチしているため、カラーマツエクが自然に肌に溶け込んでいますね。透けるような透明感が魅力的なデザインです。
まとめ
透明感がカギをにぎる色素薄い系メイクは、顔全体で統一感を出し、バランスをとっていくことがポイント。お客様の肌タイプやメイクの好みに応じて、マツエクのカラーやデザインを選ぶことが肝心です。ご来店時のメイクも参考にしながら、ニーズを引き出していきましょう。201122Etm