サロンの防犯対策って必要?気をつけたいポイントや防犯グッズを紹介

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お客様が入りやすい雰囲気のお店にしたいというのは、すべてのアイリストの願いではないでしょうか。ただ、ときにはお客様に混じって、悪質な人間や不審者が店舗に侵入してしまうこともあるかもしれません。もちろんあなたのお店も例外ではなく、いつ狙われるかもしれないと危機意識を持つことは必要です。今回は防犯対策の方法やグッズを紹介します。お客様やスタッフの安全を守るためにも、日頃からしっかり対策しましょう。

防犯対策が必要なワケ

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警視庁の発表している「犯罪統計資料」によると、平成31年1月~令和元年12月の1年間の侵入盗の認知件数は57,808件あり、店舗に人がいないタイミングを見計らって盗みに入る「出店荒し」は7,070件ありました。侵入盗には、住居への空き巣や事務所荒らしなどが含まれますが、約12%が店舗への侵入であることから、うちの店に限っては大丈夫だろうと楽観視している場合ではないことがわかりますね。

また、特にマツエクサロンやエステサロンのようなお客様やスタッフに女性が多い店舗は狙われやすい傾向にあります。さらに、テナントビルなどの不特定多数の人間が出入りする場所に出店していることが多く、営業時間内であっても不審者の接近や侵入に気づくことが遅れるケースも。お客様とスタッフの安全を守るためにも、防犯対策は必須なのです。

狙われやすいポイント

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マツエクサロンで狙われやすいポイントについて解説します。

レジのお金

売上金目的の盗難は非常に多いです。

顧客情報

お客様の連絡先や施術内容を記録したカルテやデータも盗難の被害に遭いやすいもののひとつです。個人情報は別の犯罪に悪用される可能性もあります。

お客様の手荷物

施術中は、お客様はもちろん、施術に集中しているため、お客様の手荷物まで目が行き届かない状態になりやすいです。

スタッフの手荷物

スタッフ用ロッカーやスタッフルームなどのバックオフィスは、施術中は無人になりやすく、侵入者に気づくことが遅れるケースがあります。

機材や商材

施術に使う道具やグルーなどの商材も盗難に遭いやすいです。そして盗難後に転売されるケースもあります。

不審者を寄せ付けないためにできること

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防犯対策の基本は、不審者を店舗に寄せ付けないようにすることです。

スタッフは複数人配置する

スタッフの人数が少ない時間帯もあるでしょう。しかし、スタッフが少ない時間はどうしても狙われやすくなります。
店舗内はできるだけ複数人を配置し、スタッフ同士のコミュニケーションを密にとることで、目が届かない場所を極力減らすようにしましょう。

レジに大金を置かないようにする

レジは強盗に真っ先に狙われる場所であり、入っている金額が大きければ被害額も増えてしまいます。おつりで使う最低限の金額だけ残すようにしましょう。

お客様へ声かけをする

入退店の際のお客様への声かけはもちろん、店舗の外で店内の様子を伺っているような場合にも声かけができると良いでしょう。相手の顔をしっかりみて声かけをすることで、「あなたのことをしっかり見ていますよ。認識しましたよ。」というアピールになります。もし不審者の場合は、声をかけられて顔を見られたということで犯罪を諦めるケースもあるようです。基本の声かけが犯罪防止へとつながります。

外から店内が見える

店舗の構造にもよりますが、外から店内が見えるような造りであると、犯罪防止につながります。そもそも犯罪は見つからないように行うため、店外からの目がある店舗は敬遠する傾向にあります。

貴重品の管理を徹底する

お客様の手荷物は鍵付のロッカーに入れるなど、貴重品の管理を徹底しましょう。商材などの備品も施錠できる場所に保管するとより安心です。

防犯マニュアルを作成する

防犯意識の向上、万が一のときにどうすれば良いかなど、スタッフ教育も防犯対策には必要不可欠です。防犯マニュアルを作成したり、有事を想定した訓練を行ったりするのも有効です。防犯対策は働いているスタッフ全員で行うことが大切ですね。

防犯グッズを設置する

監視カメラや防犯ブザーが設置されていると、ここで犯罪をするのはリスクが高いと不審者に思わせることができます。

防犯対策グッズのおすすめ6選

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マツエクサロンにおいて有効な防犯対策グッズを紹介します。

1.防犯カメラ

万が一不審者の侵入を許した場合に、証拠を残しておくことは大切です。また、事前に下見をする空き巣も多いため、防犯カメラがあると分かれば侵入を諦めるケースがあります。
防犯カメラは画質や録画時間などが異なるさまざまなタイプが発売されているため、予算や目的に合わせて選ぶようにしましょう。
また、「防犯カメラ作動中」と案内を貼るだけでも効果があるとされています。不審者に対して、「あなたを見ています」、「この店は防犯対策をしています」とアピールすることが大切です。

2.人感センサー付きチャイム

店舗の出入り口に、人が入ってきたら音が鳴るセンサーを取り付ける方法です。施術中であっても入店があったことを把握できるため、不審者対策だけでなく、お客様の来店に気づかずお待たせしてしまうことを防げます。
音を変えられるタイプもあるため、昼間は来客用のチャイム、夜間はアラームと使い分けても良いでしょう。

3.非常通報ボタン

不審者と鉢合わせてしまったときのために、非常通報ボタンを押しやすい場所に設置しておきましょう。受付カウンターの下など外側から見えない場所がおすすめです。スイッチを押すと大きな音が鳴るため、不審者は怯んで逃げる可能性も。また、異変に気づいた周辺の人が駆けつけてくれたり、他のスタッフに危険を知らせたりする役割もあります。設置場所や使用ルールをスタッフ全員で共有しておきましょう。

4.補助錠

入り口や窓は、二重に鍵をかけられると安全性が高まります。勝手口や小窓も侵入経路になりやすいため、使わないときは極力施錠しておきましょう。

5.強化ガラス

施錠をしっかりしているからといって防犯対策はバッチリとはいえません。窓ガラスを割って侵入するケースがとても多いため、強化ガラスのような割れにくい窓にしておくと安心でしょう。予算の関係で強化ガラスが難しい場合は、防犯フィルムを取り付ける方法もあります。

6.セキュリティ会社との契約

こちらはグッズではありませんが、セキュリティサービスを契約する方法です。非常通報ボタンを押したときや夜間に人感センサーに反応があった場合にガードマンが急行してくれます。非常時には状況に合った的確な対応をしてもらえるため、とても心強いですね。

まとめ

今回はマツエクサロンの防犯対策について解説しました。自分の店舗も犯罪の被害に遭う可能性があることを常に意識しておく必要があります。防犯対策の基本は、不審者を寄せ付けないことです。また、お客様とスタッフの安全を確保するためにも、万が一のときの対応について事前に決めておくと安心ですね。スタッフ全員が防犯意識を持ち、しっかり対策をしましょう。201228Eia

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