デビュー前のアイリスト必見!マツエクの長さ、どう決める?選定のコツは?

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マツエクの長さは、自まつげとのバランスを見ながらの選定するのが基本。しかし、お客様によってまぶたのかぶり方やまつげの角度も違うので、同じ長さを選定しても与える印象が変わります。そのため、特にデビュー前のアイリストは、長さの選定に悩むことも多いのではないでしょうか。また、選ぶカールとの組み合わせによっても雰囲気が変わるのが難しいところ。では、どのようなポイントに気をつけてマツエクの長さを選定すれば良いのでしょうか。今回は、デビュー前のアイリスト向けにマツエクの長さ選定の方法をおさらいしましょう。

同じ長さでも違って見えるのはなぜ?

同じ長さのマツエクでも、お客様のまぶたのかぶり方や自まつげの角度の違いで長さが違って見えます。その他にも、その人の目のタイプや顔の印象でも違った長さに見える場合もあるでしょう。そこで、同じ長さのマツエクを装着しても長さが違って見える理由をいくつかあげてみます。

1.まぶたのかぶり方の違い

日本人に多いといわれている、一重や奥二重の場合と、二重の場合ではまぶたのかぶり方が違います

<一重の場合>
目を開いたときにラインが入らないのが特徴の一重まぶたは、まぶたに厚みがあるタイプです。まぶたが厚いため、まつげの上の部分にまぶたが覆いかぶさってしまい、まつげの根元の部分が隠れてしまう傾向にあります。
そのため、実際のマツエクの長さよりも短く見えてしまうでしょう。

<奥二重の場合>
目を開いたときにラインは入るものの、まぶたの厚みでラインが隠れている場合や、ライン幅が狭くて隠れているタイプ。奥二重も、一重と同様にまぶたに厚みがある場合が多く、まつげの根元が隠れやすいため、ツエクの長さが見えにくく、下向きになりやすいのが特徴です。
また、奥二重の場合は、目元とまぶたの間にカールしたマツエクの毛先が入って埋もれてしまうこともあるので想定よりまつげが短い印象になってしまう場合もあります

<二重の場合>
目を開いたときに、綺麗に1本のラインが入るまぶたが二重の特徴です。また、二重の形には、平行型・末広型という種類があります。平行型二重は、目尻まで一定のラインが入っており、末広型二重は目頭部分のラインが隠れているのが特徴。
どちらにしても二重はマツエクの長さが出やすく、デザインが映えるので、施術例でもよく使用されます

【見え方のポイント】

一重→マツエクが短く見えやすい
奥二重→想定より短く見える場合がある
二重→マツエクの長さが出やすい

2.自まつげの角度の違い

まつげが元々上向きという方もいれば、下向きという方もいるでしょう。

<上向きの場合>
自まつげの角度が上向きの場合、平行にまつげが生えている方と比較するとマツエクが長く見えます根元からまつげが上がっているため、正面から見たときに根元の部分まで見えるからです。

<下向きの場合>
自まつげの角度が下向きの場合は、平行にまつげが生えている方と比較すると、マツエクが短く見えます根元からまつげが下がっているので、まつげの根元が見えにくくなっているため、まつげが短く見えやすいということです。

【見え方のポイント】
上向きまつげ→マツエクが長く見えやすい
下向きまつげ→マツエクが短くみえやすい

3.目や顔の印象の違い

目や顔の特徴によって、マツエクの長さの見え方が変わる場合もあるでしょう。

<目幅の違い>
日本人の平均的な目幅は、約3cmといわれていますが、目幅が3cm未満と狭い場合は、目の印象が薄くなりやすいのが特徴。そのため、マツエクを装着した際には、マツエクの長さが目立って長く感じる場合もあるでしょう。

<彫りの深さの違い>
外国人のように彫りが深い方もいれば、そうでない方もいます。彫りが浅い、つまり顔の凹凸が少ないという方の場合は、顔の印象が薄い傾向にあるため、彫りの深い方と比較するとマツエクが長く見えるでしょう。

【見え方のポイント】
目幅が狭い・顔の凹凸が少ない→マツエクが長く見えやすい 

 

マツエクの長さ選定のコツ

たとえ同じ長さのマツエクを装着しても、お客様の目元や顔のタイプによって、長さが違って見えることが分かりました。そのため、お客様がイメージする仕上がりに近づけるためには、適した長さのマツエクを選定するスキルが必要!そこでここからは、マツエクの長さ選定のコツをパターン別に紹介します。

【まぶたに厚みがある一重や奥二重の場合】少し長めのマツエクを提案

「短く見えるのなら長いマツエクを選べば良いのでは?」と思うかもしれませんが、長さによっては一重を強調してしまう場合もあるので要注意です。また、短くしすぎてもまぶたの厚みで、カールが下向きになってしまうので気をつけましょう。
一重や奥二重の場合は、まぶたの厚みでまつげの根元が隠れてしまう傾向にあるため、少し長めのマツエクを選ぶと良いでしょう。例えば、通常選ぶマツエクが9mmなのであれば、+1mmで10mmにする程度がバランスも良く仕上がります

【自まつげの角度が上向きの場合】カール弱めで少し短めのマツエクを提案

上向きのまつげの場合は、通常の平行なまつげの方よりも長さの印象が強くなる傾向にあるため、少し短めのマツエクを選ぶと良いでしょう。正面からの見え方では、二重のラインに沿って見えるぐらいの長さが、やりすぎに見えないことが多いようです。
また、上向きのまつげの場合は、カールも強めに見えるため、通常よりもカールの角度を控えめにすることをおすすめします。

【自まつげの角度が下向きの場合】カール強めで少し長めのマツエクを提案

下向きまつげの場合は、上向きまつげの方とは反対で、マツエクの長さが見えにくく、カールも弱く見える傾向にあります。そのため、カール強めで少し長めのマツエクを選ぶと良いでしょう。
とはいえ、下向きまつげの場合、伏し目のときに周りがびっくりするほど長すぎる印象になってしまうこともあるので注意が必要です。上向きの場合のように二重のラインに沿って見えるぐらいの長さに設定するのがベスト

【目幅に合わせて長さを選ぶ場合】目幅が狭い場合は目尻長めのマツエクを提案

目幅が3cm未満で狭い場合はマツエクが密集した印象になり長さが目立ちやすい傾向にあるため、、横幅が長くなるように目尻にかけて長めになるデザインを提案するといいでしょう。

【顔の印象に合わせて長さを選ぶ場合】彫りが浅い場合は長さ控え目のマツエクを提案

彫りが浅い場合は、顔が薄い印象になり、マツエクが長く見える傾向にあります。そのため、通常のマツエクの長さよりも、少し短めのマツエクを提案するといいでしょう。

まとめ

同じ長さのマツエクでも、お客様のまぶたのかぶり方や自まつげの角度の違いで長さが違って見えることが分かりました。その他にも、目や顔の印象によっても長さの感じ方が違うなど、さまざまなパターンが存在します。そのため、アイリストがお客様それぞれに合った長さを見極めることが重要なポイントです。今回紹介したコツをふまえた上で、お客様のなりたいイメージを叶えられる長さ選定を心掛けましょう。210329Eym

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