【動画解説】ポイントオフをマスター!エクステをキレイに取るコツを解説

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オフする必要があるエクステのみを選んで、1本ずつエクステを取るポイントオフ。ついているエクステを全て取るオールオフと比較すると、「細かな作業になるので苦手…」というアイリストも少なくないはず。そこで今回は、ポイントオフのコツについて、動画とともに詳しく解説していきます。「リペア作業を手早く進めたい!」「エクステのつけ損じを素早くカバーしたい」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【ポイントオフ】動画を見てコツをチェック!

エクステのリペアやエクステのつけ損じをした場合に行うのがポイントオフです。オフする必要があるエクステの選定ポイントは3点あります。

エクステの選定ポイント

1.エクステの根元部分が浮いて、自まつげから外れかけている
根元が浮いて、エクステが外れかけているような状態のマツエクは、そのままにしておくと何かに引っかかり自まつげごと抜けてしまう可能性があります。その他にも、マツエクの向きが変わってしまったり、浮いたエクステの根元が眼球や目のまわりの皮ふに触れてチクチクしてしまったり、する場合もあるので要注意です。

2.自まつげが伸び、エクステの根元までの距離が長くなってしまっている
自まつげが伸び方の違いにより、他のマツエクよりも根元の距離が長くなってしまっている場合は、ポイントオフが必要です。そのままにしておくと、1本だけ飛び出たような印象になるため、見た目のバランスが悪く見えます。このように根元が伸びてきているマツエクは、ポイントオフをしてリペアすると良いでしょう。

3.毛の向きがバラついてきている
マツエクの毛の向きがバラバラ=見た目の美しさが損なわれている状態です。バラつきの角度によっては、エクステが目に触れ、刺激になってしまう場合もあるのでポイントオフする必要があります

上記に当てはまるマツエクは、ポイントオフする必要があります。まずは、実際にポイントオフでエクステを取っている動画を見ていきましょう。

ここからは、動画で紹介しているポイントオフの仕方のコツについて解説していきます。

【動画解説】ポイントオフの仕方

1.オフするまつげを仕分ける
綿棒とマイクロスティックを用意し、オフしたいエクステを仕分けて、該当する1本のみをピックアップして綿棒の上に乗せます

2.グルーの部分にリムーバーを塗布
トレーの上にリムーバーを出し、マイクロスティックに少量のリムーバーをつけます。リムーバーのついたマイクロスティックで、エクステのグルーがついている部分にリムーバーを塗布します。次に、綿棒とマイクロスティックでエクステのグルーがついた部分を挟んだら、リムーバーをしっかり浸透させましょう

3.リムーバーをしっかり拭き取る
エクステを1本オフできたら、綿棒で乾拭きをします。さらに、前処理剤を使用して、しっかりとリムーバーを拭き取って乾かしましょう

ポイントオフが完了したら、違和感などがないかお客様にお声掛けすることもお忘れなく。

【動画解説】ポイントオフの注意点もチェック!

ポイントオフを行う上で、注意すべき点もまとめて解説します。

まつげを引っ張らない

ポイントオフの全ての工程において言えることですが、まつげは引っ張らないように注意しましょう。お客様が痛いと感じるのはもちろんですが、引っ張って自まつげに負担をかけることによって、抜けてしまう可能性もあるからです。

グルーを塗布したら少し待つ

【ポイントオフの仕方2】でグルーを塗布したら、浸透をよくするために、少しだけ時間を置くのがポイントです。具体的な待ち時間については、使用するリムーバーの種類によって異なります。そのため、使用するリムーバーの必要時間はじっと待つことが大切です。

動かしすぎには注意

【ポイントオフの仕方2】の綿棒とマイクロスティックで、エクステのグルーが付いた部分を挟む際には、動かしすぎないように注意しましょう。つい動かしてしまいたくなりますが、動かしすぎてしまうとリムーバーの浸透に時間がかかってしまい、なかなかオフすることができないからです。
浸透を早めたいとの気持ちでスライドさせるのも逆効果になるので気をつけましょう。

皮膚や目にリムーバーをつけない

【ポイントオフの仕方3】のエクステをオフする際には、皮膚にリムーバーがつかないように注意しましょう。リムーバーも、グルーと同様にアレルギー反応を起こす可能性があります。リムーバーは、強力に接着されているグルーを溶かすために作られているので、刺激が強いことを覚えておきましょう。
もし、皮膚にリムーバーがついてしまうと、皮膚が赤く腫れたり、発疹ができたり、激しく乾燥したりなどの症状が現れる場合があります。誤って皮膚にリムーバーがついてしまった場合は、精製水を含ませた綿棒やコットンで素早く落とすようにしてください。
また、皮膚だけでなく目にも入らないようにしましょう。もし、ポイントオフ中にお客様の目が開くようなら、テープの貼り方を見直したり、コットンを重ねて使用したり、などの対処をする必要があります。
もし、目にリムーバーがついてしまうと、ドライアイや充血目などの他に、結膜炎やぶどう膜炎などの症状が出る場合もあるので気をつけましょう。

ポイントオフに最適なリムーバーを選ぶ

リムーバーは、用途に応じて最適な種類を選ぶことが大切です。リムーバーは、リキッドタイプ・ジェルタイプ・クリームタイプの3種類が一般的。ポイントオフの場合は、綿棒やマイクロスティックなどの吸収体に染み込ませて使用する、リキッドタイプかジェルタイプが適しています。クリームタイプの場合は、液ダレの心配がないため、オールオフにおすすめ。油分が強いため、まつげに油分が残りやすいので、ポイントオフには使用しにくいです。
リキッドタイプの場合は、粘度を調整するための増粘剤があまり含まれていないので、グルーに浸透しやすく、短い置き時間でもオフしやすいのが特徴です。ただし、3種類の中では液ダレしやすいタイプなので、注意して使用しましょう。
ジェルタイプの場合は、リキッドタイプよりも粘度があるため、液ダレの心配は軽減されます。ただし、リキッドタイプよりも置き時間は長くなるので覚えておきましょう。

リムーバーをしっかり拭き取る

【ポイントオフの仕方3】の拭き取りが甘く、リムーバーがまつげに残っていると、お客様のまつげに負担がかかります。さらに、次にエクステをグルーでつける際に、接着力が弱まってしまうので注意が必要です。リムーバーを拭き取る際は、綿棒やマイクロスティックを駆使して、前処理剤で綿棒を湿らせて、リムーバーの拭き残しがないように徹底しましょう。
水分を含ませてリムーバーを拭き取ることで、自まつげとリムーバーとの間に水分が入りこみます。すると、リムーバーが浮かび上がることによって、拭き取りしやすくなりますよ。また通常の綿棒では、自まつげの根元に届きにくく操作しづらい場合もあります。そのため、ベビー綿棒やマイクロスティックなどの、先端がより細いものを選ぶと良いでしょう。

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まとめ

細かな作業のポイントオフですが、コツをつかみ、注意点を意識することでスムーズに行うことができます。ポイントオフを行う際は、特にリムーバーを塗布した際に無駄に動かさず、必要時間じっと待ってしっかりと浸透させることが大切です。また、リムーバーを拭き取る際は、拭き取り残しがないように徹底しましょう。ぜひ今回の動画と解説を参考に、的確なポイントオフを行って、美しい仕上がりのマツエクをお客様に長く楽しんでいただきたいですね。210728Eym

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