アイリストのカラダのお悩み、解消したい!!…肩こり・腰痛・眼精疲労の軽減方法とは
「ずーっと座りっぱなしなので、全身が凝っています」という声も多い、アイリストという職業。肩こり・腰痛・眼精疲労はもはや職業病と言えるのではないでしょうか。今回は、アイリストが少しでもカラダの痛みを軽減できるよう、カラダの悩みの原因や解消方法を調査してみました。
カラダの悩みはほとんどが「姿勢」が原因
アイリストだからこそ、起きてしまう体の悩み。もちろん個人差はありますが、一般的によく聞かれるのは、
・肩こり
・腰痛
・眼精疲労
ではないでしょうか。施術中に長い時間同じ姿勢を続けることや、細かな作業を集中して行うことが、肩こりや腰痛、眼精疲労などの原因になるのです。これらの症状が強くなってしまうと、目がかすむ、頭痛、吐き気などを伴ってしまい、自分が辛いだけではなく作業効率が低下してしまう可能性も。プロのアイリストにとって避けたい事態ですよね。そのためにも体の悩みや不調は早めに解消しておきましょう。
肩こりや腰痛、眼精疲労がひどい人は、まず自分の施術姿勢を思い返してみましょう。
施術をする際、集中するため無意識にお客様の方に顔を近づけてしまうことはありませんか?気がついたら前かがみになっていることが多いのではないでしょうか。これでは、首元や肩に力が入ってしまいます。基本的なことですが、正しい姿勢で施術を行うことが、体の悩みの軽減に繋がるのです。
正しい姿勢のための、正しい設備セッティングを
正しい姿勢を保つためには椅子やベッドなど、設備のセッティングが必要です。
目安としては、ベッドに横になったお客様の頭から自分の拳1個分を開けるのがベスト。自分のみぞおち部分にお客様の頭がくるようにセッティングしましょう。そこでポイントとなるのが「椅子」です。1人のアイリストで営業している個人サロンでは、自分の体に合った椅子を選べばいいのですが、数人のアイリストで回しているサロンだとなかなか専属の椅子を購入することは難しいですよね。そこで、アイリストによってベストな位置をセットできるように「高さが調整できる椅子」を選びましょう。
こちらが正しい姿勢になります。施術中もなるべく猫背にならず、股関節あたりで上半身を支えることを意識し背筋を伸ばした体勢が望ましいです。
しかし、正しい姿勢をキープしていても細かい作業を繰り返し行うことを繰り返すため、なかなか解消されないという人もいるでしょう。そこで、役立つ解消方法やグッズをご紹介します。
今すぐできる解消方法&解消グッズのご紹介
はじめに体の悩み別に、解消方法やグッズを把握しましょう。
肩こり・腰痛
肩こりや腰痛には、小まめなストレッチが有効です。肩を回す、腰をひねるだけでも改善に繋がります。また便利なグッズに頼ってみるのもひとつの手です。
<ルルド ハンディマッサージャー リラミンゴ>
自宅で手軽にケアしたい人におすすめなのが「ルルド ハンディマッサージャー リラミンゴ」。フラミンゴの口元を首や肩、腰に当てるとブルブルとした振動で、コリをほぐしてくれます。
<Revoo マッサージ枕 首マッサージャー>
Revooの「マッサージ枕 首マッサージャー」は、首元や腰、背中、足に使用できるマッサージ機です。コンパクトサイズのため、持ち運びが可能で家だけではなく車の中でも使用できます。赤光温効果で筋肉をゆるめて優しくマッサージ。リラックスしながらケアができます。
眼精疲労
施術に集中しすぎて、目が乾く、目が疲れるという人も少なくはないはず。お客様は意外とアイリストの目元を見ています。きれいな目元を提案するアイリストの目が充血していたり疲れ目になっていたりすると説得力が軽減される可能性も。デスクワークの方だと蒸しタオルなどで目をリラックスさせる方法がありますが、私たちアイリストのほとんどはマツエクをつけている状態のため、難しいですよね。そこでおすすめするのは「ツボマッサージ」です。特に用意する道具がないため自宅でゆっくりはもちろん、サロンでのちょっとした空き時間に行うことができます。
攅竹(さんちく) |
眉毛の内側端にある、わずかなくぼみ |
絲竹空(ししちくう) |
眉毛の外側端にある、わずかなくぼみ |
清明(せいめい) |
目頭から鼻の方に向かったところにあるくぼみ |
太陽(たいよう) |
こめかみにあるくぼみ |
四白(しはく) |
目の下にある骨のくぼみ |
これらのツボを自分が心地よいと感じる程度の強さで押してみましょう。強すぎると逆効果になってしまうため、注意してください。もしもマツエクのつけ替えのタイミングで、マツエクをしていない時は自宅でゆっくりと蒸しタオルをしてみると、よりリラックスできるでしょう。
<HAMAZAKI 双眼メガネルーペ>
引用元:HAMAZAKI
眼精疲労予防対策として、「双眼メガネルーペ」を使用しているアイリストもいます。細かなお客様の目元が拡大されて見えるため、目の疲れを軽減してくれるでしょう。
いずれの対策を行っても症状が改善されない場合や一刻も早く解消したい場合は、骨盤矯正や整体に行きプロに施術してもらうことが1番です。時間がないからと放っておくと、症状はますます強くなってしまいます。軽い症状の段階から正しいケアを行うと辛い思いをすることはありません。
まとめ
同じ姿勢を続けてしまうからこそ、起こってしまうアイリストの体の悩み。
毎日続けているからこそ、1度起こってしまった症状は改善するのに時間がかかりますが、対策を行わなければ症状は進行していくばかりです。お客様に迷惑がかかる前に、正しい姿勢を土台として、少しでも体の悩みが改善されるようにケアを行っていきたいですね。
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