「芸能人の目元を真似したい」それ、マツエクデザインで叶います！

お客様の中には、芸能人の写真を指しながら「こんな目元にしてもらいたいんですけど…」という要望を言われる方もいますよね。このような「芸能人を参考にしたデザイン」ができるところも、マツエクの魅力のひとつ。今回は、たれ目や釣り目など、さまざまな特徴を持つ芸能人の目に近づけたいニーズに、デザインで対応するコツについてご紹介します！

芸能人の目元をマツエクデザインで再現するには

みなさんは、お客さまから「女優の○○さんみたいな目元みたいにしてもらいたいんですけど…」と要望を受けたことはありますか？

このような場合、おそらく多くのアイリストがお客様と、スマホなどで実際に芸能人の画像を見ながらデザインを考えていくのではないでしょうか。芸能人の画像をもとにデザインを決めるとなると、具体的なイメージが掴みやすそうだと感じる方も多いはず。しかし、お客様の中で理想がしっかりと固まっているということは、お客様の抱くイメージと仕上がりとの間にギャップが生まれやすくなるということ。実は、注意が必要なのです。

芸能人の目元に近づけるためには、モデルとなる人物のまつげのカールや長さとまったく同じものを適用するわけではありません。芸能人をもとにデザインを決めるためには、「芸能人の目元とお客様の目元、それぞれの特徴をうまく生かすこと」 が重要です。このことについては詳しく後述しますが、まずは、実際にお客様から名前の挙がることも多い女性芸能人を例に、目元の特徴とオススメデザインについて考えてみましょう。

真似したい旬な芸能人の目元

次は、女性から人気を集める旬の芸能人を例に、マツエクデザインをご紹介します。今回は、ORICON NEWSが発表する毎年恒例の企画「女性が選ぶ”なりたい顔”ランキング」の2017年度版から、上位3名の女優さんをピックアップしてみました！

新垣結衣さんは「ナチュラル」・「キュート」 

2016年に主演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が、社会現象にもなるほどの大ヒットだった新垣結衣さん。そのナチュラルな透明感と自然体な可愛さは、男性からも女性からも大人気ですよね！

出典：レプロエンタテインメント

新垣さんの目元の特徴は、横長の切れ長アイ。一見、涼し気でクールな印象の目ですが、笑顔のときの親しみやすく可愛らしい雰囲気もとても魅力的ですよね。ぱっちりとした目元からは、活発で元気な印象も受けます。そんな新垣さんの目に近づけるなら、次の「キュートデザイン」または「ナチュラルデザイン」がおすすめ。

キュートデザイン

ナチュラルデザイン

北川景子さんは「キュート&セクシー」 

同ランキングでは、3年連続で1位を飾ったことがあるほど、女性から多くの支持を集める北川さん。2018年の大河ドラマ『西郷どん』では、華やかで美しい「篤姫」役を好演し、幅広い世代から愛される女優さんとしてますます人気を集めています。

出典：スターダストプロモーション

北川さんと言えば、そのクールで知的な雰囲気が魅力。一方で、たまに見せる無邪気な笑顔も「可愛い！」と評判で、多くの女性が憧れる理由の一つです。北川さんのような、芯の強さを感じさせるきりっとした目元には、「キュート＆セクシーデザイン」がおすすめ。

キュート＆セクシーデザイン

石原さとみさんは「セクシー」・「たれ目」 

多くのドラマで主演を飾る、石原さとみさん。その女性らしい可愛らしさと天真爛漫な笑顔は、男性だけでなく女性からも大人気ですよね。2018年の冬ドラマ『アンナチュラル』では、芯の強い大人の女性を演じたことでも話題になりました。

出典元：ホリプロオフィシャルサイト

石原さとみさんのチャームポイントは、ふっくらとしたリップと、女性らしいたれ目。可愛らしいだけでなく、セクシーさもある印象です。そんな石原さんに近づけるおすすめのデザインは、「セクシーデザイン」または「たれ目デザイン」。

セクシーデザイン

たれ目デザイン

 

以上のように、本数や長さ、カールの違いを細かく使い分けることによって、芸能人の目元を表現することは可能です。しかし、今回、ご紹介したデザインはあくまでも一例にすぎません。みなさんご存知の通り、目の形や自まつげの長さには個人差がありますよね。例えば、複数のお客様の目指すゴールが「新垣結衣さん」で共通していたとしても、お客様によって細かくデザインを変えていかなくてはなりません。次は、より芸能人に近づけるために必要な「似合わせテクニック」について考えてみましょう。

芸能人に似合わせるためのコツとは？

冒頭でもお伝えしましたが、芸能人をもとにデザインを決めるためには、芸能人の目元の特徴とお客様の目元の特徴、それらの両方をうまく生かすことが重要です。そのためには、次のような手順でカウンセリングを進めていくといいでしょう。

①ベースとなる芸能人について具体的なイメージを掴む 

まずは、参考にする芸能人の写真を見ながら、お客様とイメージを共有します。このときに重要なのは、「どの時期の写真をベースにするのか」ということ。メイクや髪型などが変わりやすい芸能人は、どの時期を参考にするのかによって全く仕上がりのイメージが変わってきます。お客様が事前に写真を用意されていた場合は、その写真だけで判断するようなことはせず、さまざまな写真を見ながらイメージを共有するようにすると確実でしょう。

②芸能人をベースにお客様の目元に合わせたデザインを考える

目指すべき芸能人のイメージが明確になったら、実際にどのようなデザインにするのか、お客様の目元に合わせて考えていきましょう。お客様の理想とする目元に近づけるように、エクステのカールや長さ、本数などを決めていきます。この際に重要なのは、使用するエクステについて、その使用意図をお客様にお伝えしておくこと。例えば、「○○（芸能人）さんはタレ目なので、目尻に長めのエクステをつけてタレ目に見せるようにしましょう」といったように、具体的にわかりやすく説明します。このように事前にお伝えしておくことで、「なぜこのデザインなんだろう？」という疑問を抱かれにくくなりますね。さらに、デザインの意図を共有することで、仕上がりに対して「イメージと違う」という認識のズレを最小限に抑えることもできるでしょう。

ちなみに、お客様が望まれる芸能人の目元が、お客様の目元と真逆のタイプであった場合、どうしたらよいでしょうか？マツエクによって目元の雰囲気を大きく変えることは可能ではありますが、完璧な再現を思い描くお客様にとっては満足できない仕上がりとなることもあります。このような場合、どのような対応をすればいいのでしょうか？

まずは、お客様が芸能人のどのようなところが好きなのか、細分化してみましょう。例えば、「石原さとみさんが好き」と言われるのと、「石原さとみさんのようなたれ目が好き」と言われるのとでは、後者の方がイメージを掴みやすくなりますね。アイリストとしては、「たれ目でキュートな雰囲気が、お好きなのかな？」と捉えやすくなります。このように、カウンセリングの中で得られたワードをヒントに、目指したい芸能人のイメージを自分なりに解釈するスキルが必要。芸能人の特徴も交えつつ、お客様自身の目元を美しく見せられるデザインを考案していくことが大切ですね。

まとめ

芸能人のように美しく、人の目を惹きつけるような目元は、多くの女性の憧れ。理想とするイメージが明確になっていて、さらに美しい仕上がりを目指すことになるため、アイリストの高いスキルが求められます。ただ、星の数ほどいる芸能人であっても、その目元のパターンは実はそれほど多くはありません。要は、どのテイストのデザインにあてはめて考えるかどうかがポイント。切れ長で一重の目元を目指すのであれば、「クール系」、丸形でたれ目であれば「キュート＆セクシー系」…といった具合に、お客様の理想と実際のデザインパターンを紐づけてあげることが、アイリストの役割です。スキルアップのためにも、常日頃からさまざまな芸能人の目元を見ながら、デザインをイメージする練習をしておくといいかもしれませんね！

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