マツエクスクールで学びたい！学費や期間・専門学校との違いとは？

アイリストにとって、マツエクスクールは仕事を始めるための第一歩を踏み出す場所。アイリストという職業が女性から人気の高い職業となった今、マツエクスクールの数も昔に比べかなり増えてきています。そこで今回は、マツエクスクールへ通うためにかかるコストや、スクールの違いについてご紹介。すでにアイリストとしてデビューを果たしている人が通うスクールなどもあるので、これからアイリストを目指したい人も、内容をチェックしてみてください。

マツエクスクールって何？

アイリストを目指す人にとって、まず行かなければいけない場所であるのが「美容専門学校」。美容師資格取得だけでなく、最近はアイリスト技術の習得もできる学校も増えています。

専門学校との一番の違い

美容専門学校とマツエクスクールとの違いは、

ことなどが挙げられます。

「マツエクスクール」とは、それら「美容専門学校のマツエクに特化したコース」を指すこともあれば、国家資格取得とは切り離した「技術やノウハウ習得のためのスクール」であるケースもあります。

では、マツエクスクールではどんなことをするのか、簡単に解説していきましょう。

マツエクスクールで学べること 

“マツエクスクール”と名のつくところでは、まずマツエクに関する基本的な知識を勉強することとなります。まつげの生え変わりについてや、グルーに含まれる成分についてなど、マツエクにまつわる全てのことについて学習。この基礎知識をしっかりと叩き込んでおかなければ、お客様に安心安全な施術を行うことはできません。知識を叩き込んだあとは、マツエクの装着方法など、技術的なことを学んでいきます。アイリストを目指す前に美容師免許を持っているかどうか、またどのスクールを選ぶかによっても、学んでいく内容にはかなりの差が出てくるもの。開業のため、アイリストとしてのレベルアップのためのカリキュラムを組んでいるスクールもあるので、自分のレベルに合った場所を選ぶことが重要です。

受講者数は増加傾向に 

マツエクスクールが誕生して以来、今もなお増加の一途をたどる受講者数。一からアイリストを目指す人向けの講座だけでなく、経験者向けの講座が増えたことも、受講者数が増え続けている要因だと考えられます。仕事をしている上で不得意だと感じる技術をもう一度学び直したり、まだ習得していない技術を学んだりと、マツエクスクールの使い方も人それぞれ。いろいろな使い方ができるのも、マツエクスクールの特徴と言えます。

マツエクスクールの学費

マツエクスクールに通うためには、どれくらいの学費が必要となるのでしょうか。

コースによって学費にも幅がある 

一言でマツエクスクールといっても、行われている講座の内容はさまざま。

1日で完結する“お試しコース”のようなものから、独立開業を目指すようなコースまで、受講生のニーズに合わせたコースが用意されています。

授業時間数は一般に取得単位数と連動しており、長いほど学ぶ内容が充実するというのは言わずもがなですが、それぞれのコースにはどのような差異があるのでしょうか。

短期コース 

マツエクの装着を体験してみたい！という方向けの“短期コース”は、1万円～10万円くらいの学費が相場。比較的手頃な価格で受講できますが、もちろん人に施術できるような技術を習得することはできません。装着の体験や、アイリストとは何かという基本をサラっと見ることは可能。「自分にはアイリストとしての適性があるのか」という判断をするためには、このような短期コースを受けるのもいいでしょう。

中期コース

サロンで自信を持って就職できるくらいのレベルを目指すなら、トータル30時間以上の授業が用意されている“中期コース”を選択しましょう。アイリストとしてマツエク装着の技術や知識を学ぶのはもちろん、お客様へのカウンセリング方法やコミュニケーションのスキルなども習得することができます。中期コースの学費は、25万円～55万円ほど。短期コースに比べれば学費もグッと上がりますが、アイリストという職業に就くならば、これくらいのコースを受講しておかなければいけません。

長期コース

アイリストとして仕事をするだけでなく、独立開業も目指す場合は、トータル50時間～80時間ほどの授業時間がある“長期コース”を選択しましょう。アイリストとしての技術取得・向上のみでなく、長期コースには経営学や商材の仕入れ方、メニューの作り方なども習得。卒業後には開業のサポートをしているスクールもあり、まさしく開業を目指す人向けのコースとなっています。長期コースの学費は、45万円～75万円が相場。しっかりと学費を用意しておく必要があるため、自分が本当に開業したいかどうかをきちんと見極めておかなければいけません。 

スクールによって卒業できるレベルが異なる 

学費の相場には、小さいとは言えない差が生じています。これは、マツエクスクールによって、「卒業しても問題ない」と判断する基準が異なるため。

A校では卒業基準を満たしていても、同じ人がB校にいけばまだ卒業基準に到達していない、というケースもよくあることです。また、卒業した後にさらなるステップアップを目指したいという方向けに、“スキルアップ用の講座”を設けているところも。学びたい内容をもとに、カスタマイズで講座を組み合わせられるところもあります。当初予定していた学費よりもプラスになるケースがあるので、あらかじめ確認をしておきましょう。

また、スクールによって「ディプロマ」を発行するところもあれば、特にライセンスは発行しないところもあるので、卒業を証明するものがなにかあるのかどうかも事前にチェックが必要です。

スクール以外にかかるアイリストの学費・講習費などは？

日々技術を磨いていかなければいけないのが、アイリストという職業。デビューを果たしたあとも、スキルアップのためにさまざまな講習が設けられています。

美容師免許未取得の場合は免許取得からスタート 

言わずもがなではありますが、アイリストになるためには、美容師免許の取得が必須となります。

元々美容師免許を持っている人なら、アイリストになるための講座だけ受講すればOKです。しかし、そもそも美容師免許を取得していない人は、アイリストになるための講座受講と同時に美容師免許の取得も目指さなければいけません。勉強する内容が増えるので、マツエクスクールの学費も当然割高となります。コースによって数万円から数十万円と、学費にも幅のあるマツエクスクール。美容師免許を持っていない人が、独立や開業を目指すフルコースの内容だと、マツエクスクールだけの学費で大体60万円くらいが相場となっています。美容師免許取得のためには、美容学校にも通わなければいけません。全くの初心者がプロのアイリストを目指すには、マツエクスクールの学費＋美容学校の学費約130万～140万円 が必要に。全て合わせて、200万円ほど必要になると考えておきましょう。

免許をこれから取得する人は、はじめから「アイリストコース」をきちんと設定している美容学校に通うほうがいいかもしれません。そのようなコースがある専門学校では、1年目に美容師免許を取得する内容を総合的に学習し、2年目でアイリストの専門的知識を入れるというケースも多いようです。

スクール以外のセミナーや講座費用も用意が必要 

アイリストという職業は、スクール以外にもあらゆるセミナーや講座を受けなければいけないケースがあります。マツエクを施術する際に使用する商材についてのセミナーや、サロンをきれいに保つための衛生管理士を目指す講座など、その内容はさまざま。

商材セミナーとは 

テープワークやお客様のアレルギー反応に学ぶものなどがあり、実践に即生かせる内容となっています。また、メーカーやディーラーなどが行う新商材のセミナーを行うこともあります。

衛生管理士を目指す講座 

マツエクを安心安全に施術するための知識を取り入れる内容。徹底した衛生管理のもとで、安心・安全な施術を提供するサロン環境構築を目的としたもの。

目の疾患やサロンの清潔などの衛生管理に関する知識、クレーム対応などを学ぶ講座になります。

ポジションによって受けるべき講座は異なる 

サロン内でどのようなポジションにいるかによっても、受講すべきセミナーや講座の内容は変わってきます。受講費用は各セミナーや講座によって異なりますが、3000円くらいのものから10000円を超えるものまでさまざま。知名度のある講師によるセミナーなどは、費用が上乗せされるケースもめずらしくありません。また、セミナーや講座を受講して取得した資格は、1年ごとに更新しなければいけない場合も。毎年更新料を支払って、資格更新をするものもあります。マツエクスクールを卒業したら終わりというわけではなく、アイリストとしての技術や知識を増やしていくためには、勉強を続けていかなければいけません。

まとめ

アイリストを目指す方の中には、マツエクスクールを卒業すれば、それでずっと仕事が続けられると考えている人も少なくありません。しかし、お客様に最新の技術を持って施術をするためには、日々新しい知識を取り入れることが重要です。これからアイリストを目指す人も、すでにアイリストとして仕事をされている人も、自分に合った方法で技術や知識の習得を目指し、向上していけるといいですね。180707Eue

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