【EWC結果発表】オンライン開催されたアイラッシュワールドカップ2021を徹底取材!
毎年注目を集めているEWC(アイラッシュワールドカップ)。2021年2月22日に決勝戦が開催されました。オンラインでの開催となった今回ですが、大きなトラブルもなく、総じてレベルの高い大会となったそうです。シングルラッシュ部門、ボリュームラッシュ部門、イメージフリー部門と、それぞれの受賞者が決定。決勝の模様や各部門の選定理由など、EWC2021について振り返ってみましょう。
■EYELASH WORLD CUP(アイラッシュワールドカップ)、通称EWCとは?
EYELASH WORLD CUP(アイラッシュワールドカップ)、通称EWCは、日本屈指のアイラッシュコンテスト。トップアイリストとして、マツエク装着の技術を競います。第3回目の開催となるEWC2021は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、予選から決勝までオンラインで開催される運びとなりました。審査が行われたのは、
◆シングルラッシュ部門
◆ボリュームラッシュ部門
◆イメージフリー部門
の3つです。 公式サイト上での一般投票ののち、各部門上位10名に絞られたうえで、審査員により決勝に駒を進めることのできるファイナリスト各3名ずつが選出されました。
シングルラッシュ部門とボリュームラッシュ部門で審査されるのは、基本的なスキルが身についているかどうか。イメージフリー部門では、テーマ性や独創性、トレンド性などを重視した、心を惹きつける作品かどうかが勝負の鍵を握ります。
EWC2021の見どころなど、詳細についてはこちらをチェック!
2月22日に開催された決勝戦!ファイナリストを紹介
決勝戦で優勝を争ったファイナリストを紹介します。エントリーした作品画像と共にチェックしていきましょう。
<シングルラッシュ部門>
シングルラッシュ部門では、シングルラッシュ・フラットラッシュ・カラーは自由。3種類以上の長さのエクステを120本以上装着した自由なデザインを提出し、一般投票と選抜審査を勝ち抜いた3名です。
シングルラッシュ部門ファイナリスト1.渡邊実里さん
シングルラッシュ部門ファイナリスト2.安本真奈美さん
シングルラッシュ部門ファイナリスト3.瀧口藍さん
<ボリュームラッシュ部門>
ボリュームラッシュ部門では、0.05~0.07mmのハンドメイドファンを100束以上装着。3種類以上の長さを使った自由なデザインを提出し、一般投票と選抜審査によって選出されました。
ボリュームラッシュ部門ファイナリスト1.渡邊実里さん
ボリュームラッシュ部門ファイナリスト2.大藤舞さん
ボリュームラッシュ部門ファイナリスト3.保泉紘子さん
<イメージフリー部門>
イメージフリー部門のテーマは、「強く生きる」。イメージ写真を1枚提出、まつげを美しく見せているかどうかに加え、写真の仕上がりや込められたイメージなどを総合的に判断されることとなります。まつげ以外は写真加工も可能となっており、マツエクはもちろんのこと、写真の良し悪しも勝敗の鍵です。
イメージフリー部門ファイナリスト1.桐山ありささん
心の豊かさから生まれる「笑顔」を「強く生きる」というテーマにつなげて表現した作品です。プロのカメラマンによる撮影のライティングの美しい仕上がりとなっています。
イメージフリー部門ファイナリスト2.豊山裕美さん
不揃いなのになぜかバランスが良くて美しいものを表現したいということで、ボリュームラッシュとシングルラッシュ、カラーやカールなど21種類のエクステを装着。涙もありつつ顔を上げてまっすぐ前を見ていく様子から「生きる」を表現した作品になっています。
イメージフリー部門ファイナリスト3.坂井ゆいさん
どんな色にも染まることができる、何もない状態から新しく作り出すことができる色=白。新しく生み出しながら生きていくことを、白で表現した作品となっています。
決勝の模様はInstagramでチェック!
大会当日、決勝の模様は、公式Instagramでライブ配信されました。現在も公式Instagramで動画をチェックすることができるので、見逃した方もご安心を!ファイナリストたちの繊細で高度な技術は、見るだけでも価値ありです。ぜひ視聴して、決勝の様子を確認してください。
<シングルラッシュ部門>
装着するもの:3種類以上の長さのシングルラッシュまたはフラットラッシュ
制限時間:90分
本数:120本以上
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【審査員からのコメント】
3人ともしっかりデザイニングができており、美しい仕上がりでした。全員マッピングをして、細かくデザインを調整していたのが印象的です。
<ボリュームラッシュ部門>
装着するもの:3種類以上の長さのハンドメイドファン
制限時間:90分
本数:100束以上
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【審査員からのコメント】
3人とも緊張感なく進められていた印象を受けました。施術スピードが早く、スムーズな装着リズムで、どの作品も美しい仕上がりになっています。
<イメージフリー部門>
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【審査員からのコメント】
どの作品のテーマにもそれぞれ素晴らしいストーリーがあり、しっかり表現されていたことに、審査員全員感動しました!
いずれの審査においても、審査員がそれぞれの施術工程や仕上がりに対して良かった点、気になる点を丁寧に伝えてくれており、動画でも確認することができます。施術工程は審査対象にはなりませんが、普段の施術の参考になるでしょう。
気になる結果発表は…⁈表彰式の様子も動画配信!
各部門の結果は、2次審査の点数と最終審査の点数を合算し、ファイナリストの点数を算出、それぞれの部門の優勝者が決まります。さらに、部門に関わらず、2次審査の点数と最終審査の点数を合算の一番点数が高かった人がグランプリです。
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グランプリ:大藤舞さん
受賞コメント:初めての参戦だったのですが、たくさんの人にサポートしてもらいました。本当に光栄です!ありがとうございます。
シングルラッシュ部門:安本真奈美さん
目の形に合ったデザインで、上下のバランスが取れている。特に目尻のアーチがとてもキレイ!1本1本計算された仕上がりでした。
ボリュームラッシュ部門:大藤舞さん
圧倒的なアウトラインの美しさが高得点の要因になりました!
イメージフリー部門:桐山ありささん
シンプルな中にも強さがあり、ライティングのこだわりやデザイン構成など、サロンワークの参考になる美しい仕上がりでした。
なお、桐山ありささんのこの作品は、来年度EWCの公式メインイメージとして採用されます。
また、予選に参加したアイリストのうち、投票数上位20名には、アイラッシュワールドカップ認定ラッシュアーティスト3STAR賞が、さらに、その中でスポンサーが選んだ協賛特別表彰が発表されました。
第3回EWC大会主催者総括|オンラインの良さを感じる大会になった!
最後に、EWC大会主催者の総括です。
「ファイナリストのみなさんは総じてレベルが高く、どれも素晴らしい仕上がりでした!
これまでのEWCでは、大会当日にはファイナリストが会場に集まり開催していましたが、今回はオンラインでの実施となりました。事前にカメラセッティングやZOOMの準備など、慣れない作業もあり大変だったかと思いますが、会場への移動がなく、慣れた場所で施術できることはメリットになったのではないでしょうか。初のオンラインLIVEコンペへの参加は、競技者の皆様にとっても新たな挑戦だったと思いますが、大きなトラブルやアクシデントもなく、無事に終えることができました。とても前向きに取り組んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。これまでとは形式の異なるEWCでしたが、私たちにとっても有意義な学びの時間になり、実施してよかったと感じております。
オンラインLIVEコンペなら全国各地から出場できるため、来年もオンラインでのコンペだとうれしいというリクエストも、さっそくいただいております。来年もオンラインでの開催になるかはこれから協議していきますが、今回のコンペの良かった点をアップデートし、アイラッシュ業界のさらなる発展につなげていきたいと思います。」
まとめ
2021年はオンラインでの開催になったEWC。一般投票や決勝戦のライブ配信など、新しい取り組みが加わり、これまでとはひと味違った大会となりました。日本を代表するトップアイリストの技術を見ることは、貴重なスキルアップの機会。参加したアイリストはもちろん、オンラインLIVEコンペを視聴したアイリストにも、質の高い学びの時間になったのではないでしょうか。決勝戦の模様は大会公式Instagramでも公開されているので、見逃した人はぜひチェックしてみてください。次回開催されるEWCを目標に、日々努力を重ねましょう。210221Ess