マツエク×マスクのバランス、チェックポイントは?印象別デザインも紹介

この記事をシェアする
サムネイル

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスク生活が日常のものに。いつ終息するか分からない感染症だけに、今後もマスク着用が続くと思われます。そこで今回は、マスク着用でのマツエクとのバランスのとり方やマスクとマツエクを併用するときの注意点、印象に合わせたマツエクデザイン例を考えていきましょう。

マスク着用必須の今、マツエク需要が高まっている!?

新型コロナウイルス感染症が日本国内でも流行しだし、一時は少し落ち着きを見せていましたが、ここにきて再び急拡大しています。「2021年には新型コロナが終息するかも」という話もあったようですが、この様子だともう少し時間がかかるかもしれません。

感染症対策の主なひとつとして挙げられるのが、マスクの着用。飛沫感染を抑えるために利用されます。マスクを着用すると、顔の下半分を覆うので自然と目元に視線が集まるでしょう。そのため、目元の印象によってその人の印象が決まってしまうことも。

そこで需要が高まっているのが、マツエクです。マスク着用によってメイクをせず、すっぴんの人も増えていますが、マツエクをすれば、すっぴんでも目元を強調できると人気になっています。

またメイクをした際には、マスクとの相乗効果で、美人見せもできると話題です。マスク×マツエク×メイクのときは、眉毛と目、鼻筋をポイントにバランスを整えたり、メイクに力を入れたりするとパッと華やぐので、ぜひ覚えておいてください。

マスクメイクは目元がポイント!マツエクとのバランスはどうとる?

次に、マスクとマツエクとのバランスを見る際に、チェックしておきたいポイントを紹介します。

盛りすぎてない?

カウンセリングで、お客様の意向を確認するのはもちろんですが、マスクを外したときのことも考えてデザインを提案しなければなりません。マスクをした状態でのマツエク施術だと、マスクで隠れている部分とのバランスを取りづらく、目力アップに注力してしまう可能性があるからです。

あまりに目元を強調してしまうと、マスクを外したときに、目元だけが浮いたような印象になるので注意しましょう。

目の形や顔の他のパーツとのバランスは?

マツエクのデザイニングの基本に立ち返るのがおすすめです。マツエクは、お客様の目の形や顔のパーツとのバランスを考えてデザインしていきます。そうすることで、お客様の良い部分をさらに引き出したり、変えたい部分や補いたい部分を調整したりすることも可能です。

感染症対策中では、事前のカウンセリングで、マスクを外す機会はあまりないかもしれません。しかしトータルバランスを確認しようと思うのであれば、換気のできた広い空間で、一時的にマスクを外してもらったり、マスクをずらしてもらったりすると確認しやすいでしょう。

普段のメイクはどんな感じ?

マツエクの施術に来店されているお客様の中には、すっぴんの方やいつもより軽いメイクの方もいるはずです。来店されたときのイメージでマツエクのデザインを考えるのも良いですが、普段のメイクがどんな感じなのか、ヒアリングも重要でしょう。

たとえば、すっぴんに合わせた施術だと濃いメイクをした際に、目元が協調され過ぎる可能性があります。お客様の意向や悩み、顔とのバランス、普段のメイクなどを総合的に考えた上で、マスクにも似合うマツエクデザインを提案しましょう。

マスク生活での注意点

マツエク×マスク生活で、考えられる注意点をまとめました。お客様に事前に説明し、万が一相談されたときには答えられるように、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

鼻からの蒸気でマツエクが取れやすくなる

アイリストであれば、マツエクに使うグルーは、水分に弱いことをもちろん知っているはずです。そのため、施術後5時間ほどは、洗顔や入浴を控えてほしいとお客様に伝えているでしょう。

そこで思い出してほしいのが、マスクをしてメガネをかけている人です。マスクと鼻の隙間から空気がもれ、蒸気によってメガネがくもってしまうときがありますよね。マスクの着用方法によっては、マツエクに蒸気がずっとあたってしまう場合もあるでしょう。

施術後乾きが悪いと、グルーの揮発成分によって、「目に違和感が…」なんてことも考えられます。また、「マツエクのモチが悪い」と思われる可能性もあるでしょう。マスクの隙間からの蒸気が、施術に大きな影響を及ぼすほどのことではありませんが、可能性として覚えておいてください。

鼻の形に沿ってワイヤーを変化させてマスクを着用してもらったり、お客様に合ったサイズのマスクを着用してもらったりすると、マスクの隙間からの蒸気は軽減できるので、困ったときは試してみてください。

白化現象が起こる可能性も

先ほどのマスクと鼻の隙間からの蒸気ですが、グルーの白化現象を引き起こす原因になることもあります。白化現象とは、グルーが硬化するときに発生する揮発成分と水分が反応して起こるもので、マツエクの接着部分が白くなることです。

白化現象が起きてしまうと、自まつげにゴミがついているように見え、仕上がりが良くありません。マスクからもれ出る湿気だけで白化現象が起こるかは、なかなか考えにくいですが、可能性としてはあり得るので注意しましょう。

マスクとの相性抜群!印象に合わせたデザインを紹介

最後に、マスクとの相性抜群なマツエクについて、印象に合わせたデザイン例を紹介します。お客様の目の形や印象をチェックし、どんな仕上がりにしたいかを確認して施術しましょう。

可愛らしい目元ならCCカール

出典:@hibi_matsugeさん

丸く大きな目元のお客様におすすめのCCカール。自まつげの量がアップしてカールが際立つので、可愛らしい印象になるでしょう。写真では、グリーディラッシュという技法を使った施術で、ナチュラルに密度をアップしています。

自まつげよりももっと細いエクステを使っているので、他のものと比べると1点にかかる体積が少なくなり負担がかかりにくいようです。太さは0.07mm、長さは11、12、13mmを使用しています。

大人っぽくスッキリした目元ならセクシーデザイン

出典:@haruka._.eyelashさん

大人っぽくスッキリした印象にしたいのなら、Jカールがおすすめです。目頭に短めのエクステを使うことで、自然な仕上がりになっています。さまざまな種類のエクステを組み合わせれば、ボリュームも増しておすすめ。

また、写真のように伏し目がちにすると、さらに目元の魅力がアップします。大人セクシーな印象にしたいお客様に提案すると良いでしょう。長さは9mmから10mmを使用しています。

柔らかい印象なら目尻のカールを他より弱いカールに

出典:@hika_eye_1603さん

「柔らかい雰囲気にしたい」「大人っぽくしたい」「アイライナーがなくても印象的な目元にしたい」人におすすめのデザインです。CカールとJカールを組み合わせています。

ポイントはエクステの使い分けで、目の中心部分にはCカール、目尻にJカールを使用。また、目尻を長めにすることで、アイライナーいらずの目元を表現できます。

柔らかい印象にしたい場合は、本数の調整だけでなく、目尻のカールを他の部分より弱くするのがおすすめです。写真では、長さ11、12、13mmを使用。

まとめ

まだまだこれからも付き合っていかなければならないマスクですが、目元のデザインやメイクを変えるだけで、いろいろな印象の変化を楽しめる便利なアイテムともいえます。すっぴんでもメイクをしていても素敵な目元になれるマツエクデザインを、お客様1人1人に合わせて、どんどん提案していきましょう。手軽に印象チェンジができるとあって、これからマツエクのニーズは、ぐっと高まるはずです。210121Eyn

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

この記事をシェアする